ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

還暦記念の同級会の文集を編集する

2017-02-16 20:40:48 | 生き方
昨年8月、高校の同級会を開いた際に、還暦の記念に文集を発行したいという計画を提案した。
ただし、嫌がる人には無理を言わない、と付け足した。
突然の計画提案であったが、その場で反対する人は出なかったので、その発行に向けて実行に移すことにした。
最初は、12月末日を締切としてお願いした。
ただ、同窓会の参加者に提案したのは、8月の盆の時であった。
不参加の人たちにお願い文書を出したのは、9月であった。
そのせいか、12月末日までには日が開き過ぎたようだ。
12月中に届いたのは、10件を数えるだけだった。
無理はしない、とは言ったものの、忘れている人もいるのかもしれない。
そう考えて、1月になってから、締め切りをあとひと月延ばすので協力してほしいというお願い葉書を出してみた。
それから、6,7人の人たちの原稿提出があった。
うれしいなあ、と思った。

私たちは、高校2年と3年は、同じクラスだった。
つまり、学級解体がなかったのだ。
高2、高3と同じ仲間で暮らしたので、愛着がある。
高2でも高3でも、私は文集編集委員として、文集を編集し発行したのであった。
ただ、その当時作った文集は、「青焼き」だったのである。
普通のインクで印刷するのではなく、特別な感光紙を特別な液に浸すようにして印刷する独特なものだったのである。
これは、感光紙に印刷するだけあって、日光に弱い。
日に当たると、白くなってしまうのである。
だから、保存が難しかった。

ところが、協力してくれた同級生の一人が、スキャナを使って、40年余り前の過去の2集をPDF化してくれ、CD-Rに入れて送ってくれた。
先日、それを開いて何人分かを読んでみた。
さすがに、青焼きの文字は薄くて読みにくい。
コンピューター画面で、倍率を拡大して見てみる。
懐かしい。
皆の、初々しい文章が並ぶ。
4人の今はなき同級生たちの文章も、生き生きと綴られていた。

今回は、生き延びている(?)人たちの半分弱の原稿しか集められなかった。
だけど、ものを書くことが嫌いな人もいる。
忙しくて書く余裕が全くない人もいるだろう。
体調不良の人もいるだろう。
私の勝手な発案で始めたことだから、これ以上の無理は言わない。
原稿が届けば、もちろんなんとかしたいけど。
提出してくれた人の原稿を大切にしたい。
読んでいて、さすがに60年生きてきた人たちだと、その人たちの思いが伝わってくる。
文章を提出してくれなかった方々にも読んでいただいて、何か感じるものに仕上げたい。
なんとか、よい文集に仕上げたいと思う。

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2 コメント

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半数弱の原稿は上出来 (蜂 吾郎)
2017-02-20 16:28:12
お久しぶりです。久々にコメントさせていただきます。還暦記念の文集発行のご尽力、ご苦労様です。集まった原稿が半数弱もあったなら上出来と思っています。1/3集めるのに四苦八苦するのが普通です。素晴らしい還暦記念になると思います。

しばらくコメントしていなかったので、コメントの仕方が違ったいたらしくコメントしても表記されなかったことが何度かありました。今回は大丈夫かナ?
励みになります (50fox)
2017-02-21 21:59:30
>蜂 様
ありがとうございます。
励みになる言葉をありがとうございます。
本当にお久しぶりです。
せっかくの記念として、見てもらった人に喜んでもらえるようにがんばりたいと思っています。
「コメントが表記されなかった」とは、どうしたのでしょうね。
でも、今回の書き込み、うれしいです。
無理せずにできる範囲で、を一つのモットーとしてやっていきます。

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