い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

八十七通

2021-08-01 | 便り
クリアな気分で今までを振り返る

すべてが残っている頭脳でも
自己防衛の消しゴムが威力を発揮する

都合の良い分別が優秀の札で分けられる
悲しいかな負の箱のふたが閉まらない

あふれ出しそうなマイナスの記憶は
今の自分が作り出したもの
記憶を辿れば辿るほどに
暗黒の闇に迷い込んでいく

しあわせだと思っている
少なくとも人並の範囲は把握している
比べるものではないと言われ
愚かな部分を指摘され

クリアな気分は瞬く間に濁っていく