八十九小節 2019-02-28 | レッスン 雨の中 雫に映る風景は 今ここにある現実 思い出そうとしても 昨日の色は浮かばない フル回転しても 明日の色は決められない 秒針の速度で 届く今を感じるために 鼓動のリズムを合わせてみた
八十八小節 2019-02-25 | レッスン 末広がりの番号に 願う希望が溢れてる 見られただけで 聞けただけで 風の便りの儚さに乗り 膨らみ浮かぶ シャボン玉 虹色の夢を描きながら 空の青さに溶けていく
八十七小節 2019-02-22 | レッスン 間違ったら やり直す 繰り返さない 理由を探す 結果 正解ではなくても 納得する ほかの道を探す 反省する 次へ進む 当たり前のことが当てはまる余裕を見つけて いつだって成長する 思い悩み 自分を否定の中に追い込んだら 孤独を包むたくさんの独りがいた
八十六小節 2019-02-19 | レッスン 空の涙を繋げた距離は 時差の魔法も超えられる ため息に沈んだ雲は 陽射しのレールが運んでくれる 透明なしずくの向こう側は 抱えきれない大きな世界が 映っている
八十五小節 2019-02-17 | レッスン 言い訳したくない と 言った言葉が言い訳になるとは 気付かずに弱さを前面に出した 困難に立ち向かう力は無いと 平凡と普通の逃げ道を探し 回避する姿を肯定した けれど 年中無休の試練と平穏は 競い合い協力して 君を導く光を放つ
八十四小節 2019-02-15 | レッスン その表情を読み取るには 心の目が足りなかった 本は読めるけれど 表情はぼやけていた 背中に隠れた景色を 見ようとはしなかった それが普通だと これが日常だと 言い訳に気付きもせず 流されていたのなら 立ち止まり 立ち位置を確認し 方向を見極める 何度でも幾つになっても これからはそこにある
八十三小節 2019-02-13 | レッスン 自分に正直に ただ その言葉に甘えて 信じているふりをした 自分勝手も 我儘も 正解の枠に押し込めた 生きていくことさえ ひとりでは不可能だと 認めることは 負けであり 何と戦い 何に怯え 何を目指しているのか 捨てていた 優しさ 思いやり 最大の難問の前で 本物の本当に出会う
八十二小節 2019-02-10 | レッスン 好みが違う 趣味が違う 見たいテレビ番組も違う メニューのページさえ違うのに なぜ 隣の席を望んだのだろう 知らない人の方が多い世界で その機会さえ奇跡の確率の中で 違うところを見つけた人だから 地球規模の磁力に惹かれる