空に見る 雲の生き方 絶え間なく
ちっぽけな生き物だと
思い出す前に
人生が涙にぬれて
動けない時がある
恋しさは 我慢をまとう 天邪鬼
しなければならない事が
増えていく
追いつけない迷いが
邪魔をする
笑顔に笑い
困難に涙する
我儘も邪悪も
その思いが
覆い隠す
背中押す 君の手のひら 羽になる
毎日の当たり前でも
頑張る 時がある
習慣と惰性に流されて
息がつけない事もある
気付かなくても
考えなくても
寄り添う盾があり
受け止める温かさがある
見えなくても
飛び立つ勇気になる
最果てを どこに決めるか 丸い星
何処を目指しても
その先があって
行き止まりでも
違う道がある
迷ったり
引き返したり
疲れるけど
心が折れるけど
無駄と言う言葉は
封印する
このオモイ 比重をだまし 月に置く
重いけど自分のことは
棚に置く
日増しに膨らむ
想いを吹き込み
空気を踏み台にして
上がって行く
重力を味方につけて
重い想いと
付き合って行こう
定めさえ 細胞超えて 時に付く
繋がりは
透明な心を埋めて行く
満たされる思いの中
ひとつの細胞の成長を
手放す力も
見守る勇気も
繋がる未来の出会いは
掴むことのない
時の流れが
教えてくれる