まったり まぎぃ

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『大王世宗』77話くらいまで

2009-07-05 13:24:30 | 韓国ドラマのエトセトラ
大王世宗(テワンセジョン) DVD-BOX III

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溜め込んでおります・・・

でも、一旦観始めると、面白くて面白くて

一気にまとめて視聴してます。で、やっとこの辺りまで着ました。

これまでの記事は、こちらこちらこちらこちらこちらから。

 

世宗は、次々と新しい政策を打ち出し、また、新しい技術を開発したりと、相変わらず多忙な日々を送っています。

世子も、いつの間にか、凛々しい青年に成長してますね。二番目の王子になってるのは、「空くらい地くらい」でウナに言い寄る年下の男の子をやってるあのコですね。

このコ、私にとってのお初は、「魔王」でオム・テウン氏の高校時代を演じてた時ですが、その後、ちょくちょく見かけるようになりました。次世代スターなのかな?

 

この世子、父の世宗とは、ちょっと考え方が違うようです。・・・と言っても、世宗も父王とは違う考え方を持っていましたし、まぁ、何時の世も、こういうもんかもしれません。

ただ、王室、王位継承者・・・と言う事で、周りに付く者たちもいるので、事が大きくなるんだと思います。因果な商売ですな、全く

 

世宗は、以前と少々方針転換したように、契丹等に対して、強行手段を採るようになって来ました。

新しい武器の開発や、高句麗時代に定めた国境の碑を探し出し、それによって国境を定める根拠としたり・・・。

その過程で、少年時代からの師である側近を亡くしたり、自分を信じて味方になってくれた部族の長を亡くしたり・・・と、悲しい事も次々と起こります。

世子との対立も、その一つです。

 

でも、世子は、様々な経験から、父、世宗の苦労や努力を知り、少しずつ父を理解し始めました。闇雲に、対立するのではなく、同じ為政者としての立場に立って物事を考えるようになってきました。

成長してきてます

 

ところが、そうやって忙しい日々を送る世子の妃は、寂しさの余り、女官と問題を起こしてしまいます。

それが、周囲の物の知ることとなり、世子にもばれてしまうのです。

そして、事は発展し、世子の世子としての資格云々という問題にまでなってしまうのです。此処に来て、妃は、初めて世子を守ろうと、自分が矢面に立つ決心をするのですが・・・。

いやぁ~、悲しいですねぇ

世子の誰にもぶつけられない怒りや悲しみや孤独。

世子妃の、孤独ややりきれなさや、後悔。

世宗の、親として、何もわかってやってなかったという後悔、代わってやれない苦悩。

この問題のシーンでは、私、かなり、泣かされました

 

この作品の面白さの一つは、王室と言う特殊な環境ではあるけれども、その中で生きる人間の、普通の家族としての面を見せてくれる事です。

親としての気持ち、子の気持ち。

親の立場や、子の親への反発や尊敬や畏怖。

そういった、現代にも当てはまるような感情の表現が結構多いんですねぇ。

だから、考えさせられる事も多いし、悩みや迷いの解決へのヒントを与えてくれるようにも思うのです。

 

そして、もう一つ私が個人的に気に入ってるところは、出演者の誰もが、とても一生懸命だと言う事。

思想や考え方の違い、立場の違い等々はあるけれども、それぞれが自分の意見をしっかりと持ち、国の有り様を真剣に考え、議論するところです。

解決に導く方法は、真正面から当たるのもあるし、人によっては、ちょいと姑息な手を使う事もある。

でも、自分自身の利益だけを目的として行動するなんてことが無いんですよ。大抵の作品には、そういうずるい人間が出てくるのですが、この作品には、そういう人が居ない。少なくとも、朝鮮の中には・・・。

明等の他国は、違いますけどね

 

「銭の戦争」で、悪徳金貸しをやってたり、「イルジメ」では、ハン・ヒョジュさんの父親のアクドイ官僚をやってるあの方が、世宗の側近として仕えているのですが、あの様子じゃ、もうそろそろお亡くなりになりそう・・・

これまた、おいおい泣きながら観る羽目になりそうです。

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