ドクター異邦人 OST (SBS TVドラマ)(韓国盤) | |
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父パク・チョルと二人暮らしのフン(子役はク・スンヒョンくん・・・「君の声が聞こえる」でも、イ・ジョンソクくんの子供時代を演じてましたね)。
両親は、離婚したのかな?とにかく、母とは別居してます。アメリカに住んでいるんだとか。
チョルは、心臓外科医で、相当な腕のようです。
ある日、国会議員チャン・ソクジュがいきなり訪ねて来ました。
チョルしか、北朝鮮と韓国との戦争を止められる人物はいない・・・と言うのです。
キム・イルソンが重病で彼が死んだら、その時、アメリカが北朝鮮に攻撃を開始するつもりだ・・・と。そうなったら、北朝鮮は、韓国を攻撃する・・・と。
だから、阻止するには、キム・イルソンを助けなくてはいけない・・・ということです。
チョルは、息子フンをアメリカにいる元妻に預けようと考えました。
でも、元妻は再婚間近なんだとか。受け入れられる筈がありません。
その電話を、フンが聞いてしまったんです。母を恋しく思う気持ちは、封じるしかありませんでした。
そして、チョルは一人で北に向かったのです。
ところが、チョルを脅す意味で、フンまでも、連れて行かれちゃったんですよ、結局は。
手術は成功。これで韓国に戻れると思ったチョル&フン。
でも、チョルの腕を北朝鮮が手放すわけも無くて。死んだことにして、二人はそのまま北で生きて行くこととなったのです。
ある時、海外からの客へ花束を渡す役をフンが務めました。
その時、同じ役に、女の子も。ソン・ジェヒとの出会いでした。
二人は恋人同士になりました。
フンは、韓国の流行歌を入れたテープを友達に売り、婚約指輪を買いました。
この時の二人がとっても可愛くてね
父が食事に来るように言った・・・とジェヒから聞いた時は、もう嬉しくて彼女を抱きしめたいって感じが良く出てましたね
でもね、その時が幸せの頂点でした。
ジェヒの家に花束を持って行ったフンは、何か不審な感じがしました。ドアに鍵もかかってません。
入ってみると、部屋は荒らされ、もぬけの殻。
別れてまた数時間しか経っていないのに・・・。一体何が起ったのか、彼には想像もつきませんでした。
ジェヒが彼を呼ぶ声が聞こえた気がして、外に探しに行ったフン。
そしたら、物陰からいきなりジェヒが飛び出して来て、抱きついたのです。
「怖い・・・。」
と言うジェヒ。事情を聞こうとしたその時、兵士の声が。
ジェヒは背伸びしてフンにkissしました。
・・・でも、結局、そのまま連れ去られてしまったのです。
後を追おうとしたフンも、頭を殴られて気を失ってしまいました。
ジェヒの行方は、その時を最後に、分からなくなってしまったのです。
翌日、フンは、キム・イルソン・・・もうキム・ジョンイルになってるのかな?とにかく、“指導者”の健康を管理するためにつくられた機関に強制的に連れて行かれました。
そこは、一旦入ったら、二度と出て行く事は出来ない部署のようで。ここで、フンはチャ・ジンスと会いました。
北朝鮮に連れて来られた時、会っているのですが、フンは幼くて記憶に無かったみたいです。
フンは、そこで外科医として教育されて行きました。それは、医者という名の囚人のようで、言われるがまま、倫理的に考えられないような手術や実験が行われているらしいです。
ただ、フンは中でも非常に優秀みたいです。
フンは、ジェヒを探し続けていました。
気晴らしに・・・と嘘をついて要領よく機関を抜け出したりしてました。
父チョルでさえ、その施設には勝手に入る事は出来なかったようです。
ただ、外国からの医療従事者が視察に来た時など、通訳として入るので、フンとは頻繁に会えていたようです。
ある日、政治犯収容所から男女二人の患者が運ばれて来ました。親子だと言います。
女性は助からないから、使える臓器を男性に移植しろと言う指示が出ました。
海外の医療人に技術の素晴らしさを見せ、高額な医療機器を無償で提供してもらおうって魂胆なんです。
フンは、断りました。
でもね、知ってしまったんです。
それが、ジェヒと彼女の父だということを。
くたっと垂れた女性の手頸に、赤い紐が・・・。
それは、初めて会った幼い日に、フンが結んであげたモノでした。ずっとジェヒは手頸につけていたんです。
おそるおそるシーツをめくると、そこには変わり果てたジェヒの姿が。
悔やんでも嘆いても、どうしようもありませんでした。
その時、フンの手を隣のベッドに寝ていたジェヒの父がとりました。
「私はどうなってもいいのです。娘を助けてください。」
二人のレントゲン画像をチョルに見せると、やはり同じ診断。
女性は臓器がぼろぼろだ…助からない。男性は助かる・・・。
でも、フンは、男性の臓器を女性に移植すると言いました。
チョルは驚きました。医者のする事ではない・・・と。
「この国では医者でも人を殺すんだ」
悲鳴のようなフンの言葉でした。
結局、フンは、ジェヒに彼女の父の臓器を移植しました。父は亡くなりました。
自分の手でジェヒの父を殺した・・・。フンは泣き叫びました。
移植手術を見ていた海外の医者が、フンの技術の高さに感心し、彼を海外に紹介したいと言ってきました。
北朝鮮とすると、これで外貨が稼げます。
フンに、ブダペスト行きを命じました。
でも、フンは、ジェヒの傍を離れたがらず、それを拒否。又もチャ・ジンスを怒らせてしまいましたよ。
チョルがフンに会いに来ました。ブダペストに行け・・・と言いました。
韓国への亡命の手筈を整えたと言うのです。
ジェヒも一緒だ・・・と。
ちゃんと、フンとジェヒの関係を知っていたのです。
それはとりもなおさず、自分とはもう会えないと言う事です。きっと殺されてしまうでしょうから・・・。
フンは、それを拒否しました。父が危険に成るのは分かり切ってますから。
チョルは、フンの背中を推しました。
一人、施設から出たのです。それも、監視されているところに、わざと。
フンが、秘密の抜け道を教えたのに・・・。
フンの目の前で、父は撃たれたのです。
息子に、後ろ髪を引く様な思いをさせずに、解き放ってあげたかったのでしょう。
面白いです~っ
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