むやみに切なく DVD-SET1 | |
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ジュニョンはノ・ウルの気持ちを優先したのです。
だから、離れようと思ったのです。
なのに、ノ・ウルが目の前に現れてしまった・・・。
今度会ったら、連れ去ってしまおうと思っていたのに。
あと10回だけ我慢しようとジュニョンは思いました。
“1”・・・と数えてベンチから立ち上がり、行ってしまおうとしたのに、ノ・ウルが引き留めたから、“2・・・3・・・”と3まで数えてしまいました。
ノ・ウルは、ジュニョンにした迷惑行為のあれこれを考えてみました。
でも、ジュニョンが怒っている理由が分かりません。怒っているとしか見えませんからね。
猫なで声を出してみたり、反対に文句を言ってみたりしても、ジュニョンの機嫌は直りません。
必死に我慢してるだけなんですけどね、ジュニョンは。
9まで数えたところで、ジュニョンはノ・ウルを突き放して一人タクシーでソウルに戻りました。
ジュニョン母ヨンオクは、平気なフリをしていましたが、本当は行方不明のジュニョンが心配でなりませんでした。
いつも喧嘩ばかりしてる息子のことゆえ、表だって不安な表情を見せる事は出来ませんが、内心は居ても立っても居られない気分だったのです。
そんな時、ジュニョンから電話が入りました。
タクシーの運転手の携帯を借りてかけてきたのです。
ほっとして怒鳴ろうとしたんだけど、そのまま切っちゃった。
すぐにジョンシクが掛け直しました。
この時のジュニョンの表情が良かったです。素直な子供っぽい喜びの表情で、これまで見た事が無いモノでした。
母が掛け直して来たと思ったのです。
相手がジョンシクでも、やはり嬉しかったでしょう。母の声も聞こえてきましたから。
「どうして悪い女に騙されたんだ?」
と、ジョンシクが聞きました。
「悪い女じゃないよ。俺はその子が好きだ、母さん。俺も最近気付いた。その子を凄く愛してる。だから逃げてる。顔を合わせると気持ちを抑えられないから。必死に逃げてるところだ。」
ちょっと照れくさそうに話すジュニョン。ヨンオクは、息子が本気だと感じました。
グギョンは、今回のジュニョンの告白は、本気だと思う・・・とノ・ウルに言いました。
ノ・ウルは信じられませんでした。
何故私?・・・と思いました。
そして、どうすればいいんだろう・・・とも。
ソウルに付いたジュニョンですが、家の前には大勢のマスコミの姿がありました。
で、裏口からこっそりと自宅に入ったのです。
その時、発作が起りました。頭痛・・・かな?
そのまま、意識を失って倒れ込みました。
気が付いた時、発作はおさまっていました。
リビングに行ってみると、そこにはノ・ウルがいました。
一生懸命慣れない手つきで料理を作っていました。
“9と半分と半分と半分と・・・”数を刻みました。
9と半分と半分と半分と・・・といつまでも刻もうとしてたジュニョンですが、もう我慢の限界でした。
「10・・・10まで数えた。必死に逃げた。俺は必死に逃げたけど、お前がここにいるんだ。」
ノ・ウルへの想いを抑える事を止めた瞬間でした。
それまでの仏頂面から一転、明るく優しくなったジュニョン。
ノ・ウルの作ったマズイ手料理でさえ、吐きだすのを止めたほどに愛しい想いがこみ上げてきたようです。
ノ・ウルは、同一人物か?・・・と戸惑いました。
ジクがジテを呼び出しました。ジクは姉のウルが心配なのです。
実は、昔、ウルがジュニョンに片思いしていた事を知っているのです。
だから、ジュニョンに言い寄られたら、すぐに気持ちが傾くと思いました。でも、今はジュニョンとウルでは住む世界が違い過ぎます。
ジテにウルを頼みたい・・・と言いました。
ジテが自分たちと同じような環境に住む人だと今はまだ思ってますからね、ジクは。
ジテはジョンウンと食事の約束をしていました。
この時既にジテはジョンウンが例の写真を手に入れていて、ノ・ウルについて調べさせているという報告も受けていました。
ジョンウンはジテに疑問をぶつけようとは思って無かったようです。
でも、ジテは自ら切りだしました。
「写真を見たって?」
ばれたか・・・という表情です、ジョンウン。
彼女が好きなの?・・・と聞きました。
約束を守れなくなるから、言わないでおく・・・とジテ。
「私が聞いてるでしょ。答えてよ」
真っ直ぐにジョンウンを見てジテは言いました、好きだ・・・と。
ジョンウンはワインをジテに浴びせ、店を出て行きました。
ジテ・・・覚悟を決めたの
ヒョンジュンは、やはり本来清廉潔白な人間なんですね。
政治家となった今でも、それは変わらず、他の議員たちが何らかの不正に手を染めているのを、不快に思っていました。
彼にとってはユン議員にごり押しされたジョンウンのひき逃げ事件の事が唯一汚点でした。
気を紛らわせようとジテをお酒に誘ったのですが、用事があるからと断られ、仕方なくヨンオクに似た女性の店に。
ヒョンジュンは、ただただ女性にヨンオクの面影を重ねて眺めながらお酒を飲むだけでした。
これも、ヒョンジュンの妻には知られてるようですよ・・・。怖いわぁ。
ジュニョンの家をジテが訪ねました。
でも、ジュニョンは出ません。
仕方が無いので、ガレージに回ったジテ。扉を叩いて呼びかけました。
「ウルは渡さない。俺のものだから。」
中からジュニョンが言いました。
放したのはそっちだろう・・・とジュニョン。
「僕よりずっとシン・ジュニョンssiの方がウルの傍にいる資格はない。ウルにした事を考えろ。よくもウルに好きだと言えたものだな。」
5年前の事故の事ですね。
ジュニョンが言葉に詰まったその時、後ろからノ・ウルが呼びました。
ノ・ウルはナリから今回の騒動の裏の真実を聞かされていたのです。
真実と言うよりは、事務所として事態を収拾するための最善の方法が発表されたということです。
ジュニョンは1年ほど前から同じ事務所のキム・ユナと付き合っていて、それをカモフラージュするためにノ・ウルは利用されただけだという内容でした。
「違う。」
と、ジュニョンは言いました。他の奴の言葉なんか信じるな、俺の言葉だけを信じろ・・・と。
ノ・ウルはショックでした。
ジュニョンの言葉は本気だと感じていたからです。グギョンが言うように・・・。
「愛してる。愛してる、ウル。」
止めてください、シン・ジュニョンssi、演技派俳優なのは分かってますから・・・とウル。
「愛してる、ウル。」
ジクに言われたのに・・・。あんたの何気ない言動に勘違いするなと・・・。期待しても傷つくだけだって・・・。忠告されたのに。
泣きながら言うノ・ウル。
心が揺れていたのですね、ウルも。
ジュニョンの言葉が本気だと感じるんだけど、心は感じるんだけど、それを信じてはいけない、芝居なんだからと揺さぶる世間の風も感じてて・・・。
その時、ウルの口をふさぐようにジュニョンがkissしたのです。
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