Dr.JIN メイキング 1 [DVD] | |
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哲宗は、田舎の島で農民として暮らしていた人物でした。そんな人がいきなり王として都に呼ばれたのです。
全て安東キム氏が政権を握りたいがための策略だったようで。
王としての教育もされていないのだから、言いなりになるのも仕方が無かったかも。
そんな王に、ハウンは失望しています。だからこそ、息子を次期王として世を正したいと思っているのです。そこに、打算が無かったかと言うと、そんなに清廉潔白だとも思えませんけどね、ハウンは。
そんな哲宗に残された寿命はあまり長くないとか。
それを知ってるヒョクは、歴史を変えずに自分はどうやって王と向き合えば良いのかと悩んでいます。
ある時、自分を見下しているんじゃないかと誤解した哲宗は、激高した瞬間、過呼吸の発作を起こしてしまうんです。それを、ヒョクが手際よく、薬も鍼も使わず治したため、哲宗は、ヒョクのことを見直したようです。心を許していくんです。
ハウンは、息子のミョンボクを大妃に会わせました。
明るく利口なミョンボクを、大妃は気に入りました。
でもね、そこにハウンの思惑があるということも、大妃は気づいていました。
養子にしてはどうかとハウンが申し出た時、流石に大妃は怒りました。それは謀反だ・・・と。
でも、安東キム氏に政権を牛耳られてる今、彼らを恨み世を嘆くだけじゃいけないと言うハウン。このままでは、又も彼らに操られるだけの王が誕生してしまうのだ・・・とね。
以前のように、国の最高位として力を見せて欲しい・・・とハウンは言いました。
大妃も、その言葉で考えを変えたようです。ただ、まだ躊躇する気持ちもあるようなんですよ。
と言うのは、この話をビョンヒたちに知られ、哲宗を伴って抗議に来られてしまいましてね。口々に反対意見を述べられ、謀反になると言われたんじゃ、養子の話は何も決定していない・・・と言うしかありませんでした。
ハウンは、あまりにもあっけなく敵に作戦を知られたうえ、頼みの綱の大妃に手を引かれてしまって、がっくりですよ。
でも、これで諦めるハウンじゃありません。
今度はビョンヒの長男テギュンの悪行を告発する方法をとったんです。
テギュンが外国人と金塊の取引をしてると言う事を暴露しようとしたんです。その取引の証拠となる証書を手に入れて。
ところが、これまたビョンヒに先回りされてしまいましたよ。
テギュンの素行が不安なビョンヒは、ギョンタクに監視させていたんですね。
切れ者のギョンタクにかかれば、テギュンの悪行なんぞ、ばればれ。
ハウンが哲宗をはじめとした大臣たちの前に、意気揚々と出て行って告発しようとしたのに、ビョンヒが事件を知って犯人を捕まえた・・・とテギュンを引っ張り出しましたよ。
自分の育て方が間違ったから、自分も同罪だ・・・と王に処分を求めましたが、それは恰好だけ。大臣たちが引き留めるのを分かってましたから。哲宗も、面倒な事は早く終わってしまいたいとばかりに、テギュンを流罪にして、幕を引いちゃいましたよ・・・。
ハウン、あまりにも敵の強さに、少々怖くなったようです。
でも、諦めたわけじゃ無さそう。こうなったら、どんな手を使っても・・・という覚悟が出来たみたいです。
お前だけは自分を信じてくれるな・・・とヒョクに、確認するように言いました。
ヨンレは、ヒョクに何の罪も無い事は分かっています。でも、ヒョクが助けた人、自分は助ける価値が無いと思う人を助けたために、兄が死んだ事は事実で。
頭では分かっていても、心が・・・ってとこでしょうか。
そして、ここで、気になっていた事が明らかになりました。
ヒョクの正体や全ての事情を知ってるようなチュノンですが。彼女もまたタイムトラベラーだったんですよ。
ヒョクと違うのは、本来は朝鮮時代の人間だったのが、あるいっとき現代にタイムスリップしてしまった人だってことです。
そして、まだ幼かった彼女が最初に見たのが、自分を治療してくれた医者のヒョクだったんです。
その後、どういう方法なのか、また本来の時代に戻ってる・・・ってことらしいです。
記憶が無かったんだけど、川でおぼれたのをヒョクが助けてくれた時、記憶が甦ってきた・・・そういうことですって。
ならば、戻る方法は?・・・とヒョクは必死で聞きました。
「私が知っているのは、全てが元に戻れば答えが見つかるということだけです。」
そう、チュノンは答えました。まだ意味不明ですな、ヒョクは。
農民暴動の頭領がヨンフィだということをビョンヒに報告さざるを得なくなったギョンタク。
一族郎党を捕らえ、身分をはく奪しとせよ・・・とビョンヒ。
ギョンタクは必死にそれを止めました。婚礼をする筈だった一家が、そういうことになれば、自分たち一族の恥にもなる・・・と。
そして言いだしたのは、再度の婚礼でした。
ヨンレは、驚き拒みました。
でも、ギョンタクは、ヨンフィからヨンレたちを守ってくれと頼まれた・・・と言いました。
自分だけじゃなく、母もまたとされてしまうかも・・・と聞くと、ヨンレは流石に断りきれませんでした。
チュノンからも、ヒョクと自分は結ばれる運命ではないと聞かされましたしね。
ギョンタクの意思に従う決心をしました。
ある日、哲宗が急病で倒れてしまいました。ヒョクの見立てでは、急性虫垂炎のようで。緊急手術が必要とされました。
準備を急ぐヒョクたち。
ところが、そこに現れたハウンが、言いましたよ。
「手術をするな。朝鮮のためには、今の王は死ななければならない。」