鬼(トッケビ)OST (2CD) (tvN TVドラマ) (Pack 1) | |
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シンは、あまりにもあっさりと明るく“愛してる”と言うウンタクに、あっけにとられてしまったと言うのが本当のところでしょう。
笑顔に少々魅せられたとしても・・・。
カナダのケベックに来てしまったウンタク。
初めての外国に、気分は
見るもの、聞くものの全てが珍しく、また、その美しさに感動しました。
落ち葉の降り注ぐ道をシンと歩きながら、ウンタクは言いました。
「知ってる?落ちてくる葉をつかむと・・・。」
言い切らないうちに、シンが一枚落ち葉を掴みました。
早く捨てて・・・とウンタク。
一緒に歩いている人と結ばれるんだって・・・と。
シンも呆れた表情を見せながらも、ウンタクを自分のホテルに連れて行きました。
一応、気を使ってるのかもしれません。
何度ウンタクが“トッケビでしょ?”と言っても、“自分はトッケビの花嫁だ”と言っても認めないわりには・・・。
死神も人間っぽくて笑えます。
死神の同僚は屋根部屋に住んでいると言ってましたよ。
死神は“処理漏れ”を申請しようとしてます 神の気まぐれで死ななかった場合を意味するらしく、人はそれを“奇跡”と呼ぶんだと言いました。ウンタク母とウンタクのことでしょうね。
死神は、死んだ人をあの世に送る時、それまでの現世の記憶を全て失うためのお茶を飲ませます。それは神の配慮だと言いました。
現世で罪を犯してそれを償っていない人には、そのお茶は出されません。
罪を忘れてはならないという事なのです。地獄に落ちて、犯した罪を後悔し続ける事になるのです。その苦しみを逃れることは永遠にできません。
シンも、生前の記憶を持ったまま、地獄を生きている状況でした。
シンもまた、何度も許しを請うたようです。でも許されず、今でも地獄の片隅で生きているんだ・・・と死神は言いました。
シンがカナダに来たのは、自分に仕えてくれているドクファの先祖たちの墓に詣でる事が目的でした。
共に高麗から出て来たドクファの先祖の男の子とその子孫たち。彼らを何人も見送ってきたシン。
不滅の命は褒美では無く、罰であると感じていました。
命を終わらせようと、何度も刺さった剣を抜こうとしました。でも、無理だったのです。
ホテルで待ってろと言われたウンタクですが、退屈してしまって、外に出てみました。
丘を上がって行ったところで、お墓の前で佇むシンを見つけました。
声をかけずに黙って待ちました。
ウンタクはお墓の一つがシンのモノだと言う事に気が付きました。名前は彫られていませんが、写真が埋め込まれていたからです。
「こんにちは、チ・ウンタクといいます。200年後、おじさんの花嫁になります。」
と、墓石に挨拶しました。
楽しい時間はあっという間に過ぎました。
韓国に戻った時、既に学校は始まっていて、かなりの遅刻となってしまいました。
担任はウンタクをキツク注意しました。でもね、それは教師にあるまじき差別的な言葉でした。
ウンタクはそういう扱いに慣れてしまっていました、悲しいことに。
今のウンタクの心の支えは、カナダでシンが掴んだカエデの落ち葉でした。
シンはシンでウンタクの正体が気になって仕方がありませんでした。
死神ですら、自分の後についてドアを出たからと言って、一緒に別の場所に行く事は出来ません。
なのに、ウンタクはカナダについて来たわけですからね。
ウンタクも、一人で別の場所に・・・カナダに行くなんてことは出来ません。どこでもドアを持ってるわけじゃないのです。
シンが開けたドアの先は、トイレでしたよ、ホントは
そこにいたのは、昔、ウンタク母が死んだ日、死神からウンタクを守ってくれた老婆。正確に言うと、昔は老婆の恰好だったけど、今は若いケバい恰好の女性。彼女も人間じゃないですね、明らかに。
で、唐突にウンタクにホウレンソウをプレゼントしましたよ。
家族皆で食べて・・・と言いました。
“?”なウンタクですが、ま、一応有難く海苔巻の具として使いました。
で、不思議な事に、それを食べた意地悪な叔母の家族は、それぞれに指を切ったり喉に詰めたり・・・。ウンタクの守護神かしら?ウンタク母とも親しかったようですしね。
従姉のギョンミは、ウンタクが記念に持って帰っていたケベックのパンフレットを見つけ、ウンタクがカナダに逃げ出そうとしていると誤解。
叔母は、ずっとウンタク母の保険を狙っていて、それを手に入れる為にウンタクを家に置いてやってるようなもので。だから、隠してる保険金を握って高跳びしようとしてると言いがかりをつけ、ウンタクを殴りました。
ウンタクがいくら否定しても聞いてはくれません。
で、ホウレンソウの騒動の隙に、ウンタクは自分が作った海苔巻を一本持って、家を飛び出しました。
家に入れず、うろうろしているウンタクの前にシンが現れました。
ウンタクが呼んだと言いますが、それは嘘。
ウンタクの事が気になって仕方がないので、呼ばれもしないのに出て来たってわけ。
結局、ウンタクの正体をつかめないまま、夜中まで一緒に散歩をしました。
ウンタクは、やっとアルバイトを見つけました。
チキン店です。
そこの店長がサニー=ユ・インナさん。チキン店のオーナーとは思えないような色気のある人で、商売っ気は全然ありません。
でもなんとなくウンタクとは気が合いそうです。人は良さそうですから。
アルバイトが決まったとシンに伝えたくて、ウンタクはマッチを吹き消しました。
現れたシンは、丁度食事中だったらしく、フォークにお肉を刺したままの状態で出現。恰好だって、いつものダンディさはありません、部屋着ですから。
これがシンにはプライドを傷つけることだったようで。
いつウンタクに呼び出されても良いように、服もスタイルも整えておこうと決心。
あれこれと死神にアドバイスを貰おうとするんですね。これがもう爆笑もの
充分ウンタクを意識してますやん
でもね、そう言う時に限ってウンタクからのお呼びはかからないのです。
で、一つ吹き出したことが。
死神がシンの洗濯モノの中のパンツを掴んで歌うんですよ。
♪トッケビのパンツは臭くて汚いぞ♪♪・・・って。
これって、私たちが良く知ってるあの歌と同じかしら♪鬼~のパンツはいいパンツ♪・・・っていう。
見かけは死神もトッケビもいい大人の男性なんだけど、やってる事は小学生レベルです
ところで、シンの機嫌が悪くなったり、気分が落ち込むと、世の中、天気が悪くなるようで。
神と同等みたいですよ。
で、お酒には弱く、酔っ払っちゃうと意識が飛んじゃって、何をするか分からないというお茶目な一面も持ってるようです。ドクファはそれらを見て来たようですね。
ウンタクは、カナダでシンが掴んだカエデの葉をラミネート加工しました。
アルバイトを見つけてくれたお礼に、渡そうと思ったのです。
いつものようにマッチを擦って、吹き消しました。
ところが、ウンタクの前に現れたのは何と死神。
ウンタク、覚えていました。9歳の誕生日に自分を連れて行こうとした死神の顔を。
見えないフリをしてスルーしようとしても無駄でした。相手は死神です。
でも、そこにシンも現れたのです。
「いくら死神でもトッケビと結婚する子に手は出せない。」
結局、この場では死神もウンタクを無理やり連れて行く事はしませんでした。
やっぱりトッケビだったじゃない、何故嘘をついたの?・・・とウンタク。
「君は最初から今まで、これからもトッケビの花嫁ではない。だから訂正は不要だと思った。」
だったら、私は何?・・・とウンタク。
幽霊から話しかけられたりつきまとわれたり、私は生きているのに死神は“生きるな”と言うし、私にどうしろと?
「言っただろ。おまけに得た人生に感謝しろと。」
酷い・・・とウンタクは泣きだしました。
「トッケビの花嫁じゃ無いと言ったのは、他に理由があるんじゃない?私が不細工だから?タイプじゃないから?」
「君はかわいい。」
と、シンは言いました。
「私は900年以上の間、あるものが見える人を探して来た。だが君にはそれが見えない。それだけだ。」
もう私を呼び出すな、じき韓国を去る・・・とシンは言いました。
驚き、ショックを受けたウンタク。
でも、もうシンに縋るのは止めにしました。
もう呼ばない、だから安心して暮らして・・・と言って背を向けました。
そうは言ったものの、ウンタクもシンもぼんやりと気力が抜けたような表情になってしまってます。
ウンタクは、せっかく作ったカエデの葉のしおりを絵本の間に挟み、図書館の棚に置きました。
それを、ドクファらしき人が持って行ってますが・・・。
シンも、ウンタクからの呼び出しを心待ちにしてるようです。
ドクファの煙草の煙を、ウンタクが呼んだ時に出るもやと勘違いしちゃってね。可愛いです。
シンが悶々とすると、部屋の中までもやが立ち込めちゃう始末。それで、ドクファや死神にまで女性のことで悩んでいると知られちゃうんです。
ウンタクは、幽霊たちに自分が本当にトッケビの花嫁なのかと聞きました。
彼女から話しかけるなんてお初かもね。
それで知りました。自分が生まれたのは、シンが瀕死の母を助けてくれたおかげだということを。
シンを恨む資格なんて無い事を知りました。
そんな、幽霊たちとの懇談会を、シンは遠くから見詰めていました。
ウンタクの叔母は、借金取りに追われていました。
だから、ウンタク母の保険金を狙っているのです。
で、ある時、押しかけて来た借金取りに、ウンタクがその通帳を隠し持ってると言っちゃったから、大変。
借金取りが、学校帰りのウンタクを拉致しちゃったよ。
で、脅して通帳を出させようとするんだけど、ウンタクもそれは知らない様子。泣きながら知らないと言い張りますが、相手には通用しません。
その時、一人の男が煙草を吸うためにライターを点けたんです。
それを咄嗟に吹き消したウンタク。
そうです。シンに呼び出しの合図が届きました。
ここからがカッコ良いんですよ
突然周囲の街灯がショートしたように弾けて消え、遠くから、強烈な光を浴びて二人の男性が近づいてくるんです。
シンと死神です。
まーこれが、カッコ良いの。
背が高くでスタイルは抜群の二人です。まるでファッションショーのランウェイの様な感じ。
実は、1話は90分弱の長丁場でしてね。衛星劇場さんでは、1,2話続けて放送されるため、合計の放送時間は3時間弱。
通常、この枠は2時間45分ほどの録画予約を連続で入れている私。
予約時間の変更を忘れていたので、我が家のデッキでは2話のラスト10分が撮れて無かったんです。
気がついた時のショックったら・・・
でね、すぐにシャロンに聞いてみたら、撮れてたって連絡が入りまして。
もうねぇ、万歳三唱したいくらいでしたよ
お陰で、カッコ良いラストを見逃すことはありませんでした。
ありがとーっシャロン~っ
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