むやみに切なく OST Vol. 1 (KBS特別企画ドラマ) (韓国盤) | |
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泣けた~っ 流石に泣けた~っ
ジュニョンの記憶は過去に戻ったり現在に戻ったりを繰り返していました。
それを知ってるのは、ノ・ウルだけのようです。
ウルは、ジュニョンが今どの時間にいるかを推定し、話を合わせました。
結局、ヒョンジュンはジュニョンの麻薬容疑を上手く処理したようです。
大きな権力って、何でも思い通りにできるのね。それが怖いですわ。
ジテは重傷を負いましたが、命は取りとめ、快方に向かっています。
この事故、単なるジテの交通違反が原因じゃ無さそうです。ジテ母がヒョンジュンを守るために、ジテの行動を止めようと動いたのです。
尾行させ、記者会見を邪魔しようとしたんですね。まさか、ここまで酷い状況になるとは考えてなかったでしょう。
それを、偶然かかってきた妻への電話で、ヒョンジュンは知りました。
流石に、ショックでした。自分たちを守るためには、ここまでするようになってしまったのかと、愕然としたでしょう。
ジテは血のつながりは無いけど、心からヒョンジュンの事を慕っていました。立派な検事である父を誇りに思い、だからこそ、嫌われたくない、捨てられたくないという思いから、父の言うとおりに人生を生きて来たのです。
ヒョンジュンもそれを知っていました。
だから、ジテが哀れでした。
ジュニョンは、ジョンウンの自白ビデオを必ず放送しろとウルに言いました。
邪魔が入ることは充分考えられるけど、それでも放送しろと。それがウルの仕事だろう・・・と。
「俺は逝くけど、お前は生き続ける。お前が信じられる世界を自分で作れ。」
ウルも、ジュニョンに言いました。
「あんたは悪く無い、ジュニョン。何千回も考えたの。認めたく無かったけど、あんたは悪く無い。ただ、運が悪かっただけ。そこにあんたがいて、私がいただけ。自分を責めないで。」
ジュニョンの目から涙がこぼれました。
ジュニョンの病気のニュースは、ヨンオクを打ちのめしました。
勿論、周囲の者たちもショックで、ジュニョンの顔をまともに見れません。
たまねぎの所為だと見え見えの嘘を言いながら号泣する母を見ると、流石にジュニョンも冷静ではいられません。
一番辛かったでしょうね、母に知られたことは。
ノ・ウルがジョンウンの自白テープを持っていることは、ジョンウンの口からユン議員に伝わりました。
勿論、どんな手を使ってでも奪おうと考えているでしょうし、少なくとも、放送だけは阻もうと思っていました。
で、ウルを呼ぼうとしたんですが、ヒョンジュンが割り込んだ形でウルを連れて行きました。
ヒョンジュンは、証拠というのが何なのか、内容までは知らなかったようです。ウルに、自白テープだと聞き、流石に固まりました。
ウルはUSBをヒョンジュンに渡しました。
「原本です。確認してください。明後日が放送なので、その前に返してください。それが唯一の証拠なので、必ず返してください。」
ヒョンジュンの正義への挑戦でしょうか。
テープの内容を確認したヒョンジュンは、泣きました。
父親の自分のようになりたいと検事を一生懸命目指していたことを、改めて聞き、泣けない筈はありません。
ヨンオクが、ヒョンジュンを訪ねて来ました。
ヒョンジュンに何か出来るとは思ってなかったでしょう。でも、一縷の望みがあるかもしれないと考えたのです。
力を持つヒョンジュンなら、病気を治せる医者を知っているかもしれないと、無駄だと分かっていても縋るしか出来なかったのです。
チェ検事のようになれと私が言ったの。父親のように生きろと言ったの。私の所為で、ジュニョンが病気になったんだ。私たちの罰をあの子が代わりに受けてくれてるのよ、そうすれば良いの?・・・。
ヒョンジュンの胸にその言葉が突き刺さりました。
何も言えませんでした。何も出来ないことは彼が一番分かっています。
ジュニョンがウルを郊外の可愛い家に連れて行きました。
二人で住もうと考えていた家です。
二人は新婚さんのように、幸せなひとときを過ごしました。
ところが、ヒョンジュンからの電話で、ジュニョンは記憶が過去に戻ってしまったのです。ウルが一緒にいると言う事をすっかり忘れて、待ち合わせの場所に飛び出して行ってしまいました。
ヒョンジュンがジュニョンに会いに行こうとした時、ユン議員が訪ねて来ました。
以前の言葉なんぞすっかり忘れたフリをして、すり寄って来ましたよ。
テープの件を、どーにか上手く対処してほしいと思っているのが見え見えです。
ジュニョンの様子を見たヒョンジュンは戸惑いました。様子がいつもと違うからです。
ジュニョンの話が随分昔のことだと気付いたヒョンジュンは、確認しました。
「最後に会ったのはいつだった?」
「高校生の時、傘をさしかけて・・・。」
素直に父親に声をかけてもらったことを喜ぶ大学生の姿です。
必ず国会議員になって、良い国にしてください・・・と純粋で曇りの無い目で言うジュニョン。
ヒョンジュンは涙を堪えることはできませんでした。
ノ・ウルは一人郊外の家でジュニョンが帰って来るのを待っていました。
ジュニョンは、記憶が現在に戻っていました。ウルと郊外に出かけた事を、すっかり忘れていました。
で、ジョンシクの誕生パーティをしていたのです。
願い事をしなよ・・・とジョンシクに言うジュニョン。
そして自分を願い事しても良いかな?・・・と聞きました。
「母さんを頼む。」
ヒョンジュンがウルに連絡して来ました。
「どうして私に映像を渡した?私がどんな人間か知ってるだろう?」
「ええ、ジュニョンの父親じゃないですか。」
ヒョンジュンは、泣けて来ました。何かを決心したようです。
ジクとナリがジュニョンを訪ねて来ました。
話の中で、ウルのことが出た時、ジュニョンは思い出したのです。ウルを郊外の家に残して来てる事を。
慌てて戻ったジュニョン。
ウルは膝を抱えてうずくまっていました。
体調が悪いのです。高熱がありました。
病院に行こうというジュニョンに、嫌だと言いました。
一緒に死にたいのか・・・と怒ったジュニョンに言いました。
「そうよ。ダメ?」
分かった、一緒に死のう・・・。
そう言って、ジュニョンはウルを抱き上げました。
いよいよ最終回です。
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