THE K2 ~キミだけを守りたい~ DVD-BOX2 | |
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もうねぇ、きゃぁ~っもんですよ。チ・チャンウクくんのファンじゃなくても、叫びたくなること間違いないって感じ。
不審者か?・・・と思ったジェハは、ミランに連絡。一応、こういう場合、女性のミランがアンナのところに行く事になっていましたから。
ところが、ミランぐっすりと寝込んでしまってて、電話に気が付きません。
仕方が無いので、ジェハが怪しい影が見えた屋根に。
そしたらなんと、それはアンナ。
自分の部屋から抜け出して屋根の上でいたのです。子猫に食べ物をやって、自分はお菓子を食べていました。
寂しそうでした。
子猫にも母親がいるのに、自分は・・・ですよね。
そしてたった一人の肉親である父親も、一度も会いに来てはくれないのですから・・・。
泣きだしたアンナを、ジェハは離れたところから見詰めるだけでした。
ジェハは一人でパク・グァンスを探っています。
傘下の議員に裏金を配ってる現場くらいしか、まだつかめていません。
ユジンの叔母が亡くなりました。
生前、ユジンと親しくしていた人物で、ユジンと同じように実子はいません。養子として息子を迎えていました。
ユジンは、叔母の持つJBの株が目当てだったから親しくしていた・・・と露悪的な言い方をしました。でも本当は、同じような境遇にあったことで分かりあえていたのでしょう。
弔問に出かけたユジンとセジュン。
遺産についての話し合いが行われることになっていました。揉めることは、予想で来ていました。
ところが、喪主側が強硬な手段に出たのです。
ユジンの警護員たちを寺に入れないよう手配していたのです。運転手と随行員各1名のみしか入れない・・・なんてね。
チュ室長は、ジェハと警護室長の二人を行かせました。
ジェハは、遺族会議に行こうとするユジンを呼びとめ、ボールペンを渡しました。
1回押したら、マイクとなって随行している自分たちに音が聞こえるようになり、ピンチになったら、2回押すように言いました。
遺族会議で遺言状が公開されました。
叔母は全財産をピョンチャン奨学財団に寄付する・・・とありました。
それはユジンが実質オーナーの財団です。つまりはユジンに全財産を譲るというに等しい内容です。
夫や養子である息子には遺しませんでした。
勿論、不快な空気になりました。ユジンはボールペンを1回押しました。会話がジェハたちにも聞こえるようになりました。
ユジンの異母弟ソンウォンの妻の父親、つまり義父が口火を切りました。
どうするつもりなんだ?ユジン・・・と。
そしてJBの株を現在財団が持っている分と、遺産として受け取る分を自分に売ってくれと言い出しました。2倍・・・いや3倍の金額で買う・・・なんてね。
買った株はソンウォンに譲るつもりなんです。
まぁ、JBからユジンを追い出そうと言う意味ですね。
財団の保有している株を、ユジンが勝手に売る事は出来ません。
ユジンがそう言うと、ソンウォンの義父もちゃんと予測していました。だから、手をまわして、財団で緊急理事会が開かれ、新理事長を決める手はずを整えていたのです。
でも、ユジンの権力は大きく、自分抜きで現理事長の解任も出来ない筈・・・とユジンが言いました。
そしたら、義父は、それも計算に入れていたのです。
理事長交代劇の前に、ユジンの理事解任案を先に可決しようとしていましたよ。
ユジンは、思わず立ちあがりました。
その時、持っていたボールペンが転がって行き、ソンウォンの手に。
ソンウォンは、不審には思わず、つい、1回押しましたよ。
マイクが切れました。
ジェハは緊張しました。警護室長は、お金の話だからじゃないか?・・・なーんて特に不審には思ってないようですが。
義父は、セジュンとも話がついてるような言い方をしました。
大統領選には全面的に協力する・・・なんてね。
セジュンは特に動揺する事も無く、いたって冷静に対応していました。それを見て、ユジンはこれが自分を陥れる為に皆であらかじめ仕掛けた罠だった事に気付きました。
すぐさま、理事会を止めようとしたのですが、その部屋は携帯が使えないようになっていました。
それすら、読まれていたのです。
呆然とするユジン。
ソンウォンの手にあるボールペンを見つめました。ジェハにピンチだと知らせたかったのです。
でも出来ません。
ジェハはユジンの危機を察しました。
動物的な勘でしょうか。
すぐに傘を手に、会議をしているところに乗り込みました。
警護員が何人もいましたが、あっという間にやっつけちゃって。これがまたカッコ良いのよ
部屋には厳重に鍵も掛けられてて、何か緊急事態が無いと開けてはくれない状況にあると言う事も察していたのかな?
火災報知機を作動させ、スプリンクラーから一斉に水が雨のように降り注ぎました。
皆、話しの途中でしたが、火災だと思い、慌てて部屋を出て行きました。
ドアを開けた時、そこに立っていたのはジェハ。
そして、一人呆然と立ち尽くすユジンに、傘をさしかけたのです。
こんな風に
まーこの時のジェハがめちゃくちゃカッコ良い
ちゃんと理事会を中断させる手配もしていました。
ユジンがジェハを見上げた目には、涙がたまっているように見えました。
ハンカチを差し出したジェハ。それを受け取って握りしめ、ユジンは立ちあがりました。
2回押さなかったのに・・・とユジンは思いました。
この人は私の心を読んだんだ・・・と。命令されなくても動いた・・・。
この人は猟犬ではない、狼だ・・・と思いました。誰も手なずけることが出来ない・・・。危険だ・・・と。
それは自分がジェハを頼ってしまうかもしれないという恐れなのでしょうか。これまでそんな事をした事も無い自分が・・・。
ジェハがユジンの腰に手を当てました。
「背筋を伸ばし、愕をあげて。敵が見てる。」
さっきまでユジンを追い詰めていた人たちだけじゃなく、パク・グァンスも弔問に来て、成り行きを面白そうに見ていましたからね。
外にユジンが出た時、ソンウォンの義父に理事会が中断したと言う連絡が入っていました。JSSのクク代表が阻止したようです。
ユジンの天下は変わりません。
ユジンはジェハを従え、堂々とその場を後にしました。
セジュンとは車を別に・・・と皮肉たっぷりに言い、置き去りにして行きました。
車に乗り込んで、ユジンはジェハに勝手に動かないように・・・と言いました。
でもね、ほっとしたユジンの目からは涙がこぼれていたのです。
「クラウドナインへ。」
と、ユジンが言いました。
ジェハはその夜、課長やミランに気付かれないように、アンナのためにラーメンを作るための準備を整えておきました。
アンナは大喜びで初めて自分でラーメンを作って食べました。
嬉しそうにダンスを踊るアンナを見て、ジェハも幸せそうです。
ジェハにチュ室長から連絡が入りました。
会社の9階に来るように・・・と。
9階、クラウドナインと呼ばれる場所の事です。そこは特別な人しか入れない場所なんだとか。
他の社員のジェハに対する態度が一変しました。
9階・・・でもそこは、地上9階ではなく、地下9階だったのです。
そして、特別にユジンに認められたひとじゃないと立ち入ることは許されない場所のようです。
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