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ドハンが、スジを発見し、抱き上げた時、ナム刑事が銃を構えて現れました。
ナム刑事は、ドハンもスジと共に始末してしまおうと考えたようです。でも、それをドハンが上手く言いくるめました。他の刑事たちが駆け付けて、この状況を見たらどうなるか?・・・と。
このまま放っておいても死ぬ可能性が高い・・・とも。
そして、ナム刑事を、他の刑事たちのところに行かせた後、ドハンはスジの傷にハンカチを当てて止血しようとしました。必死です、スジを死なせたくないから。
こう言う時、頼れるのはグァンウしかいません。
呼んだのは、グァンウでした。
で、スジを発見して抱きかかえて逃げるボミを助けたのです。
スジは、グァンウの知り合いの病院で手術を受け、回復に向かいました。
意識が戻った時、傍にいたのはボミ。
部屋から外に出ることだけでも勇気が必要なのに、勇気を振り絞って部屋を出て自分を助けてくれた事が有難く済まない気持ちのスジ。
でも、ボミも、スジのお陰で部屋から出る事ができたと、礼を言いました。
駆け付けたギョンスは、初めてボミと会いました。
「想像以上に可愛い。」
こうなった以上、グァンウは、スジを誤魔化す事は出来ないと悟りました。
「私たちも辛い経験をしました。その呪縛から逃れるため、動いています。」
もしかしたら、あなたの友人は、私が知っている人ですか?・・・とスジが尋ねました。
「いいえ。知らない人です。今後も知らない方が良い。」
グァンウはそう言いました。
ボミは、早々に退院し、アジトに戻りました。ボミも、一緒に住む事になりました。
まだまだボミの心の病が完治したわけではありません。
警察に対してアレルギー的な反応があるし、他人に対しても緊張してしまいます。
ギョンスは優しくボミの手を握りました。これからは君の望む所に行こう、絶対に手を離さない・・・と。
ボミの家族の事件は、当時、ユン検事長によって記録が削除されていました。だから、事件について知る人はいる筈無かったのです。
でも、チェ議員も、パク検事も、そしてキム検事も、それにユン検事長が関わっている事を知っています。
それが、ユン検事長もドハンも謎でした。
チェ議員はオ弁護士と会い、証言を求めました。
でも、そう易々と乗っては来ません。
カン・ジングがあっさりと捕まりました。
PCカフェにいたのを、発見されたのです。
キム検事、イチーム長たちが取り調べを行いました。
ボミの事件当時の事を問いただしたのです。
でも、5年も前の事だから覚えていないとしらばっくれるジング。
そこに、またもドハンが来ました。
ジングは、逃亡犯のスジに狙われているから、保護命令が出た・・・なんて、言います。
なんて適当な口実なんでしょう。ユン検事長の命令だと、すぐに分かります。なのに、キム検事たちは、拒否する事が出来ないのです。
結局、カン・ジングは、釈放され、ナム刑事たちと共に別の場所に移ったのです。保護すると言う目的で。
なんていい加減な
おまけに、ナム刑事たちの隙をついて、その場所から逃げ出しちゃったよ。手ぬるい
様子を窺っていたギョンスから、この報告を受けたボミは激怒しました。
4人もの人を殺した人間が、あっさりと釈放されるなんて・・・です
ボミは、自分が囮となって、カン・ジングをおびき出し、自分の手で復讐するしかないと考えました。
で、スジを睡眠薬で眠らせた後、銃を持ってでて行ったのです。
行き先は、事件現場となった自宅。
SNSに、海外に行っていたけど、今日帰国した・・・という写真付きの記事をアップしてありました。ジングがそれを見ると思ったのです。
やはりボミの予想が当たりました。
待っているボミの前に、ジングが現れたのです。
ボミは、銃を突きつけました。でも、ジングは怯みません。
ジングは、ボミ叔父の指示で事件を起こしたと言いました。
ボミとすると、信じられないけど、ジングの主張は変わりません。
じりじりとボミに近づき、銃を払い落しました。
格闘となったのですが、ボミは必死に自分の部屋に逃げ込み、ドアに鍵をかけて閉じこもりました。
そして、警察に通報したのです。
カン・ジングが逃走し、ボミを狙って事件現場に行った可能性があるとの知らせは、ナム刑事からドハンに。そしてユン検事長に。
ドハンは、ボミの命が危ないと思いました。
で、ただちに捜索させようと言ったのですが、ユン検事長は、それを止めました。
ボミは、スジの共犯者の可能性があるのだから、スジが現れるかもしれない。だから、監視するにとどめろと。
ボミの命が危ないとドハンが言っても、ユン検事長は、そんなドハンの意見が感傷的だと鼻で笑ったのです。
ドハンは、必死に感情を押さえて、ユン検事長の命令に従うしかありませんでした。
その頃、意識が戻ったスジは、戻ってきたギョンスと共に、ボミの家に向かっていました。
銃が消えている事を知ったスジは、ボミが自棄にならないか、心配でした。
ボミの家に近づいた時、ナム刑事たちが張り込んでいる事に気が付きました。
ボミが通報したことで、パトカーが1台来たのです。それを、ナム刑事たちが捜査中だと言って、追い返したのを目撃しました。
自分を待ち伏せていると察しました。
キムと言う女性記者が、スジの事で取材しようと、スジ母の店を訪れましたが、生憎留守。
その時、彼女の携帯に、スジが現れたと、ボミの家の住所と共にメールが送られて来たのです。
これは、ドハンの仕業だったようです。
何とかして、ボミを助けようと考えたのでしょう。
記者が来たのを見たスジは、ギョンスに他のマスコミも呼ぶよう指示。あっという間に現場はマスコミに包囲されました。
これでは、ナム刑事たち、迂闊に動けません。
それに、スジは、騒動の隙をついて、ボミの家に忍び込む事が出来ました。
そこで、危機一髪、ボミを救う事ができたのです。
危機に瀕した時、ボミが、一発銃を撃ってしまいました。
銃声で、警察が駆け付けるのを察し、スジは、銃を全弾撃ち尽くしました。勿論、カン・ジングを撃ったのではありません。
キム検事たちが部屋になだれ込んで来た時、いたのはカン・ジングだけで、彼は銃を手にしていました。
キム検事たちは、カン・ジングがボミ叔父を殺した証拠を既に手に入れていました。その場でカン・ジングは逮捕されたのです。
スジやボミは、ほっとしました。
とりあえず、犯人の一人は捕まったのですから。
そして、共犯者が出国した経緯についても、注目が集まる事になりました。
チェ議員は、ユン検事長が当時事件の捜査を妨害したと主張しました。
このタイミングで、ドハンはチェ議員とオ弁護士が会ってる写真をユン検事長に送信しました。
自分の身の回りが落ち着かなくなって来ているのを感じてるユン検事長。
どう対処するでしょう。
キム検事は、今回の騒動で、スジが怪我を負いながらも逃走した状況を探っていました。
で、一台の車の車載カメラの映像を手に入れたのです。
現場に監視カメラもあったのですが、既にドハンによって重要なところは削除されてしまっていたのです。
それには、スジを発見し抱き上げたドハンの姿が写っていました。
ナム刑事と何やら話をした後、スジをどこかに運んで行った様子も・・・。
元々、ドハンを信用していなかったキム検事。ユン検事長の手先だと思ってはいたのですが、こういう重要な事に関わっているとは思っていなかったかも。
その頃、スジは、グァンウに会いに行っていました。
自分の傷を押さえていたハンカチの持ち主が、ボスではないかと、グァンウの友人ではないかと思っていました。
そして、意識を失いかけてはいたものの、自分を抱き上げたのがドハンだった事にも気付いているのかしら?
「しっかりしろ。諦めるな。」
と、声をかけていたことも。
どうやっても、姿を現すことはありません・・・と、グァンウは言いました。
「どうしてですか?もしかしたら、検察に潜み、私たちを追うフリをしているから?」
スジ、ドハンがボスだと気付いたかしら