575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

霜降りる歩幅を決めてボアブーツ   麗子

2014年12月21日 | Weblog
霜の降りた寒い朝。ボアブーツを履いて外出。
昨日とは違い、少し歩幅を狭くして、慎重に・・・
あるいは、逆に冬に負けない覚悟で、颯爽と・・・
どちらと採るかは、読者に委ねられています。

ボアブーツを新調しました。
歩幅を決めるというのは、私の今後の生き方の歩幅です、と作者。

私の奥さんも病を得てから、歩く速度が落ちました。
先をさっさと歩いていましたが、今は遅くなりました。
歩幅も小さくなったようです。

作者も、新しく歩みだす人生の歩幅を探っているのでしょうか。

            

応答の一日一句

  落葉焚く生命の焦げる匂いして  孝

  落葉焚き生命線をかざしつつ   亜子

焚火が出来ない世の中になってしまいました。
火をじっと見ていると、不思議に心が落ち着いてきます。
あの感覚を奪われたようで、残念な気もします。

                        遅足


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