575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

何かいる     麗

2016年06月02日 | Weblog
先日、名東区に住む知り合いの二階の屋根裏でごとごとと音がし、何かいると思ったらなんと!ハクビシンが住み着いていたそうです。
糞など撤去して屋根裏を貼り替える修理など大変なことに。
そしてなんと名東区には三〇〇匹ものハクビシンがいるとのこと。
あまり二階にいかなかったのでどうもハクビシンの絶好のすみかになっていたようです。糞害に憤慨!!

その話を聞いて、そういえば我が家の二階も、シャッターの戸袋から窓のサッシのところにも時々小さなふんが落ちてきていることを思い出しました。うちにも何かいる!?

ネズミかな?と思いネットで調べたらどうもコウモリのようなのです。このあたりには夕方飛来する姿を見たことがあります。コウモリって鳥類かと思いきやほ乳類なのですね。歳時記で調べたら、長く飛べる唯一のほ乳類で夏の季語であるとのこと。

コウモリの俳句も。

蝙蝠や昼も灯ともす楽屋口  永井荷風  (夜行性だから灯りをともして来ないようにしているのでしょうか?)

蝙蝠をとっさにかはし東門   今井桃青 (ひゅっと飛んで来た蝙蝠をかわす。京都か奈良の寺社でしょうか?)

我が家の場合、まだその姿を確認出来てませんが、たった二㎝の隙間に入ってくるそうです。鳥獣保護法で殺せないしスプレーを撒いてしばらく様子を見ることになりました。

別の友人は戸袋の中に椋鳥の巣が出来て雛がかえったそうです。動物たちも必死に住むところを探しているのだろうけどやはり衛生面で気になります。

それにしても最近ではなかなか見ることのできない蝙蝠。シャッターの中にいるなんて!!

       コウモリやひきこうもりとなりにけり    麗
コメント (1)
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