575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

秋刀魚焼く匂ひや路地を曲がるとき   亜子

2014年09月24日 | Weblog
団地生活を思いだしての一句と、作者。
新婚生活を始めた団地の近くには下町がありました。
夕方、路地を曲がると風にのって秋刀魚の匂いが・・・

  秋刀魚焼く家を過ぎ先の家も焼く  直治

気兼ねすることもなく秋刀魚を焼くことが出来た時代。
夕日が綺麗でした。

  秋刀魚焼く隣に気兼ね立話  清水柳水

秋刀魚の煙に気兼ねする世の中。
向こう三軒両隣という言葉も死語になっていますね。

写真は池の面です。
                   (遅足)        

コメント
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