◆セカンドライフ◆ 恵那で楽しく田舎暮らし

串原は、国道無し・信号無し・コンビニ無しの限界集落
ここで見つけた古民家で、スローライフを始めました

プロの仕事

2013年03月30日 | 田舎生活
日差しが暖かい一日でした

今日も、二人で丸太を下しました

昨今、日本全国で言われることですが

「山を管理」するというのは大変なことです

山が価値があり、生えている1本1本にまで値段がついて

木を売って「大学へ行かせた」「嫁入りの支度をした」というのは昔の話し

安い外国産が入ってきて、山の木を材にしても手間賃の方が高く

木を切る人もいなくなり、山が荒れています

国から補助を貰って、なんとか伐採だけはしたものの

切った木は、ほったらかし

それが大雨でも降れば、みんな流れ落ち、被害が大きくなっています


ここ串原でも、それは同じ状況

高齢化も重なり、山は荒れています

移住組の私たちの仲間は、ほとんどが「薪ストーブ」愛用者

燃やす薪は、山から頂いています

道に接した所では、簡単に出せますが

そんな良い場所ばかりではありません

また、我が家のように何かの材料にしたいと思うと

長い物になるため、重くて出せません

昔は、馬に引っ張らせて出したようですが

もいませんし・・・

幸い、我が家には「ひっぱりだこ」がありますが

それでも1本づつ、気をつけながらゆっくり・ゆっくり下しています


先日、隣街で森林組合が材木を下している現場に遭遇しました

やはりプロは大仕掛けです



切りだした山とは反対側に大きな重機を置き

山とこちらの間に太いワイヤーを張ってあります



見づらいですが、対岸の山から丸太を束にしたものを吊って

ワイヤー伝いに下してきて

先がつかむことのできる重機で「ガシッと」つかんで、地面に積んでいきます


個人では、こんなことはできません

まだしばらくかかりそうです

赤松は早くしないと虫が入るとか・・

でも、焦って怪我してはいけません

ボチボチと疲れないよう、半分くらいの頑張りでやっていきます