もしくは、大航海時代。
先日のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」の舞台は、横須賀市の久里浜、浦賀地区でした。
人生には、時々「物忘れをしていた思い出」が、何十年ぶりに甦ってくることもあるようです。
小学校5年生か6年生の頃かな?・・・横須賀市の久里浜に行ったことがあることを思い出したのです。
それも、父が乗っていた貨物船からの上陸です。
久里浜には、ペリー提督の大きな上陸記念石碑が立っています。
子供心に不思議だったのは、江戸時代末期、ペリー提督率いるアメリカの黒船が「浦賀」に現れたと教科書で学んでいました。
だから、何故?・・・聞いたこともない地名「久里浜」に、ペリー提督の上陸記念碑かあるのか?という疑問でした。
教科書に記載すべき地名は、「浦賀」ではなく「久里浜」ではないかという子供心の疑問でした。
あれから50年・・・その後、東京暮らしの20代の時には、個人的な取材も含めて、何度か横須賀市を訪ねたことがあります。
ドブ板通りにあるアメリカ兵相手のパブの脇にあった水子供養の御地蔵さん、観音崎の灯台、三浦半島の先端にある油壷、城ケ島まで足を伸ばしているのに、久里浜、浦賀は、何故か訪問していません。
「久里浜、浦賀」は、子供の時分の記憶をスルーしているのを、昨晩のテレビ番組で認知できました。
番組の中で、久里浜に停泊していた船舶関係者の方は。「日本は島国だから、99%以上のモノを船で運んでいる」と強調して伝えていました。
海運業、船乗り・・・これまた人手不足の時代。
2018年10月1日現在の日本の総人口は1億2644万3000人と8年連続で減少。
総人口のうち大人(20歳以上)人口は約1億人で、うち年齢50代以上の人口は約5800万人。
来年の2020年には「大人10人に6人は、年齢50代以上」となるとのこと。
年齢40代以上では、「大人10人に8人」となるとの予測。
いかに、日本の若年層が減少しているのが、如実に示されています。
黒船を率いてペリー提督が日本に上陸した江戸時代末期から明治維新にかけて、日本の人口は約3000万人と推定されるとか。
つまり、その後の150年間程で日本の人口が1億人超えたというのは、富国強兵という、これまた驚異的な人口爆発的な増殖政策だったのでは?
お隣の台湾が、アジア初、同性愛結婚を法制化したというニュース。
それによって、同性愛者がイジメられる、台湾という国が他国からイジメられる、攻撃されるということはないはずです。
大きな社会問題は、人口の増減よりも、高齢者を背負う若者の人口比率が急激に少なくなるということ。
第2、第3の黒船の到来を考えるべき日本の転換期、令和の始まりかもしれません。