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東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

exciting と excited のはなし

2017-10-26 11:53:10 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

中2の塾生がやっていた英語ワークに excitingexcited があったので、今回はこれらの使い分けについて取り上げます。

Forest(石黒昭博監修)によると、exciting は元々 excite現在分詞excitedexcite過去分詞 で、それらが 形容詞 になったとあり、実際に、オックスフォード現代英英辞典 にも、それらの品詞は 形容詞 とあります。

この excite は 「~を興奮させる」 という意味の 他動詞 なので、 exciting は 「興奮させる」 という 能動 の意味になり、 excited は 「興奮させられた」 という 受動 の意味を持つことになります。

例えば、Forest に挙がっている例文は、
It was an exciting game.
(それはわくわくする試合だった)
I saw a lot of excited supporters.
(私はたくさんの興奮したサポーターを見た)
で、前者は、(観客を)興奮させる試合→わくわくする試合、ということで、後者は、興奮させられたサポーター→興奮したサポーター、ということです。(exciting supporters とすると、(誰かを)興奮させるサポーターという意味になります)

また、 surprisingsurprised の使い分けも同じで、 それぞれの用例として、
The news was surprising.
(その知らせは(人を)驚かせた)
surprising new
((人を)驚かせる知らせ)
The girl was surprised at the news.
(その少女はその知らせに驚いた
a surprised girl
(驚いた少女)
を挙げてあります。


形容詞化した分詞の使い分けには気をつけましょう。

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