こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。
今回は、自然数の約数の個数と和と積についてです。
ここでは自然数を12として調べていきましょう。
12の約数は、1、2、3、4、6、12で、その個数は6個、約数の和と積はそれぞれ28と1728です。
初めに、
と素因数分解して、それぞれの素因数について、その指数を0まで減じたものの和、つまり、
の積Sをつくると、
になります。
ここでSを展開すると、
となり、Sは12の約数の和になっていることが判ります。
また、Sを展開して現われた項は12の約数なので、この項数が約数の個数になります。
つまり、12を素因数分解したときの2と3の指数に1を加えたものがそれぞれの項数になり、それらの積
が全ての項数で、これが約数の個数になります。
最後に、約数の積Pをつくり、これを変形すると、
となり、Pは12の約数の個数の1/2乗になることが判ります。
以上の約数の個数と和と積の関係はすべての自然数で成り立ちますが、このように具体例を記憶に留めておくとよいでしょう。
今回は、自然数の約数の個数と和と積についてです。
ここでは自然数を12として調べていきましょう。
12の約数は、1、2、3、4、6、12で、その個数は6個、約数の和と積はそれぞれ28と1728です。
初めに、
と素因数分解して、それぞれの素因数について、その指数を0まで減じたものの和、つまり、
の積Sをつくると、
になります。
ここでSを展開すると、
となり、Sは12の約数の和になっていることが判ります。
また、Sを展開して現われた項は12の約数なので、この項数が約数の個数になります。
つまり、12を素因数分解したときの2と3の指数に1を加えたものがそれぞれの項数になり、それらの積
が全ての項数で、これが約数の個数になります。
最後に、約数の積Pをつくり、これを変形すると、
となり、Pは12の約数の個数の1/2乗になることが判ります。
以上の約数の個数と和と積の関係はすべての自然数で成り立ちますが、このように具体例を記憶に留めておくとよいでしょう。