ローズもオリックス入りへ!清原、中村と超重量クリーンアップ 2005年12月28日(水) 8時3分 サンケイスポーツ
オリックスが巨人から戦力外通告を受けたタフィ・ローズ外野手(37)の獲得に乗り出していることが27日、分かった。清原和博内野手(38)、中村紀洋内野手(32)に続く、第3の大型補強だ。お互い、気心の知れた最強で、かつ関西での知名度抜群の新クリーンアップ。オリックスが来季の球界を震撼(かん)させる。
飽くなき強化策。オリックスの大型補強第3弾が水面下で進行していた。史上最強の助っ人・ローズの獲得に向けて、調査が継続されていた。
「補強は終了? この野球界は何があるか分からないですから」。清原&中村のW獲りに成功した小泉球団社長のひとことが、ヒントだった。
今季はリーグ5位のシーズン97本塁打。中村新監督は、長打力不足の解消を重点テーマに掲げ、清原、中村の右の大砲2門の獲得に成功した。しかし左打者では残留確実の2年目・ガルシアに加え、グラボースキー(前ドジャース)を獲得したとはいえ、実力は未知数。歴代助っ人史上最多の通算360本塁打を誇るローズの獲得に執念を見せたのは、こうしたチーム事情からだ。
ローズの身辺調査の報告を受けた、ある球団関係者は「関西でやりたい? そういう話は聞いている。けがのリハビリ中と聞いている。年明けも継続して見ていく」と話す。8月に、巨人から事実上の戦力外通告を受け、途中帰国。その後は米テキサス州で痛めた右肩の徹底治療を受け、リハビリ中。来季は38歳となるが、代理人には「(2月の)キャンプには間に合うから」と見通しを伝えている。
年明け早々にも、本格交渉に乗り出すが、ライバル球団が不在のことから、年俸2億5000万円プラス出来高払いの1年契約でスムーズに合意に達すると思われる。
史上2人しかいない両リーグ本塁打王、シーズン最多本塁打の日本記録(55本)をもつ打撃技術は折り紙つき。
巨人もビックリの、ローズ、中村、清原の超重量クリーンアップ。オリックスの関西の新盟主たらんとする夢は、実現に向かっている。
オリックスバファローズが清原和博内野手(38)、中村紀洋内野手(32)に続いて、巨人から戦力外通告を受けたタフィ・ローズ外野手(37)を獲得するそうですが、よみうりテレビ「たかじんのそこまで言って委員会」でプロ野球解説者の江本孟紀氏が「老人ホームになってしまう」と発言をされていました。
というよりは、「巨人の二の舞になってしまう」という方が正解だと思うんですが、06シーズンのオリックスに期待をしたいと思います。