The Final?

会社全ての事業所を10年で制覇し、早くも2周目に突入中!

へっぽこ技術屋『ずか』の
どえらいしんどい(日々)

審判は公正にジャッジしたのか?(全国高校ラグビー大会)

2008-01-03 14:02:01 | Weblog
私が毎年恒例にしている全国高校ラグビーの観戦は、今年は行くことができなかった。

特別に事情があったわけではないのだが、元旦の試合までなら大抵勝ってしまうので、1月3日の試合を見に行こうと思っていた。
ところが、元旦の試合は負けてしまったのだという、不思議がる母に「まぁ、けが人がたくさん出てしまうことがあるから、いいメンバーで試合の望めなかったからかも」と答えておいたが、違和感は残っていた。
それが、まさかこんな風な展開になるとは。

<高校ラグビー>大阪工大高・野上監督が辞任 判定に抗議も 1月2日23時3分配信 毎日新聞

以下、ソースの削除対策のため、転載します。

大阪工大高ラグビー部の野上友一監督(49)が2日、辞任した。当初から、今年で50歳を迎えるため後進に監督を譲る意向だったというが、1日の全国高校大会3回戦の流通経大柏戦での、判定への抗議も辞任理由の一つとしている。後任は、福谷厚コーチが昇格する。野上監督は3日、試合の映像に文書を添えて、レフェリー側に公正な判定を求める申し入れをする予定。

 野上監督は、レフェリーが1日の試合で、流通経大柏側の反則を複数見逃す一方、大阪工大高に対しては通常では取られない反則があったと主張している。試合は17-30で敗れた。

 大阪工大高は今春から常翔学園に校名を変更することもあり、野上監督は監督交代時期として「伝統を継承するいいタイミング」と考えていたという。一方で判定については「覆したい訳ではないが、誰かが声を上げないと選手がつらい思いをする」と説明している。野上監督は90年から大阪工大高を率いて花園に13回出場し、第75回大会で優勝している。

 田仲功一・大会実行委員長は「事実関係を把握していないのでコメントのしようがない。ただ、長い大会の歴史の中で、抗議のために辞任するとは聞いたことがない」と話している。【井沢真】

最終更新:1月3日0時16分

以上 毎日新聞分の転載終わり。

「子供たち、かわいそう」名将・野上監督が抗議の辞任 1月2日20時55分配信 産経新聞

以下、同様にソース記事削除対策のために転載。

 大阪・花園ラグビー場で開催されている全国高校ラグビーで、1日の3回戦で流通経大柏(千葉)に敗れた大工大高(大阪第3)の野上友一監督(49)が2日、試合の判定を不服として辞任した。福谷厚コーチ(37)が後任の監督となる。大工大高を13度花園へ導いた名将は3日、関西ラグビー協会の太田始レフェリー委員長に対し、文書に画像を添えてフェアな判定の徹底を訴える。
 1日の試合で大工大高は、オフサイドでないプレーを反則にとられるなど、ルールにのっとったプレーをことごとく反則とされ、流れを失った。同高の分析によると、同高に対して少なくとも7つのミスジャッジがあった。また流通経大柏の反則9つが見逃された。
 野上監督は、普段から生徒に対して審判への不服を口にしないよう指導していることもあり、当日は抗議しなかった。
 しかし1日夜の解団式で、SO新里前主将(3年)が泣きじゃくって謝ってきた姿に、気持ちが動いたと説明。「これでは子供たちがかわいそう。誰かがアカンことはアカンと言わないと」と、抗議の意味を込めて監督辞任を決めた理由を話した。

最終更新:1月2日20時59分

以上、産経新聞分の転載終わり。


他、gooニュースで、以下のニュースが記載されている。

判定で異例の意見書 高校ラグビーの大工大高(共同通信) - goo ニュース

大工大高・野上監督が抗議の辞任(日刊スポーツ) - goo ニュース

高校ラグビー敗退の大阪工大高、監督が辞任へ…判定抗議も(読売新聞) - goo ニュース


私は、大阪工業大学高等学校を卒業し、その後 職員として一時お世話になっていた。野上先生はその頃に幾度かお会いした方で、ラグビーのことは勿論、他の面においてもきちんとされている方だったと記憶している。
私が在職していたころは、故荒川先生と野上先生が一緒に河川敷に立って指導されていらしたのを幾度か目にしている。
その野上先生が、職を辞して抗議するのだから、よっぽどのことなのだろう。

今までにも、試合を観戦し、判定に疑問があることはあった。それが原因で、負けたこともある。勝ったこともあった訳だが。
日本が世界でラグビーに関してあまり成果が残っていない理由の一つに、競技者人口の問題もあるだろうが、しばしば見られる不公正な判定もあるのではないだろうか。
例え、試合の判定に不服を言わないようにしていても、審判の露骨なエコひいきは、選手のやる気や、その先の未来までも歪めてしまうとは思わないだろうか。

こういう場面でよく見られる主催者側の回答が、「レフリーの判定には問題がないと理解しているが、今回の指摘は、誠に遺憾。内容を真摯に受け止め、レフリーの判定技術向上に今後も務めていきたい」などと答えそうで、すごく厭である。
クタクタほざく前に、「問題がないと」言い切る又は判断するのであれば、件の文書に対して、その一つ一つに対して、キチンと検証結果を明らかにしたほうが、結果的にラグビー人口が増えてよいと思うのだが。
その結果、今まで恩恵をこうむってきた人たちが消えてしまうのであれば、それはやむ得ないのではないか。

今年は準々決勝を前に、大阪勢がすべて消えてしまうという波乱があったが、他の試合でも判定のエコひいきがなかったかどうか、調査していただきたいと思う。それに、各試合のレフリーの出身「高校」についても、今後明らかにしたほうが良いのではないだろうか。
これは大阪工大工出身だから書いているのではなく、
センサーを埋め込んだラグビーボールについても、一部で試験が始まっているが、そちらの導入と併せて、ぜひ前向きに検討していただきたいものである。

個人情報保護とすぐにほざく人たちのために付け加えておくと、それによる不正の実績がある場合や、強く予見される場合は、その個人情報はある程度の範囲で暴露されるべきであるというのが、私の考えである。
私は、「罪を憎んで、人はもっと憎む」クチである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 結局のところ、記者証は更新... | トップ | Plone/zopeが使える、国内の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事