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へっぽこ技術屋『ずか』の
どえらいしんどい(日々)

気分が悪くなった記事

2007-12-23 01:16:49 | Weblog
ブログを書いていると、時々「気分の悪くなる」。もっと言えば「胸糞が悪くなる」記事に出会うことがある。
少し前、岩手大学工学部情報システム学科 水泳部部所属の男子学生が、皮膚疾患患者のことを「ミイラ」などと書き込み、炎上した経緯があり、重度の皮膚疾患を持つ私自身、殺意スル抱いたのだが、こんな奴、私が殺してやる価値もないと思いなおし、そのまま放ってある。
さて、今回炎上した彼女は、ブログを書くとき、そのことに気が回らなかったのだろうか。

ミス東大のブログが大炎上!「こじきのくせに」発言にア然! 日刊アメーバニュース

以下 アメーバ側の削除対策のために、コピーしておく。

ミス東大のブログが大炎上している。その大炎上の現場とは、インドのアパレル企業で研修中の大学生の物語『あふじゃで研修中』というブログである。

 生活難で苦しい毎日を送っているホームレスの子どもに対し、ブログ筆者の東京大学経済学部経済学科でミス東大でもある高島美紀子さんが“味がしつこいから捨てようと思っていたコロッケ”を渡そうとしたところ、子どもは受け取りを拒否。それに対して女子大生は「いつも食べ物くれって言ってくるくせにこじきのくせに」と、ブログに書きつづったのだ。その一部をいくつか抜粋して掲載しよう。

<女子大生のブログの一部>

8ルピーだったので食べてみたんやけど、
やっぱりしつこいから半分でもういらんと思って、
捨てようかどーしようか迷ったけど、
やっぱりもったいないからこじきに与えようと思って、
こじき探してたら、こうゆう時に限ってこじきに出会わない
いつもはそこらじゅうにいるくせに、今日だけいないので
ようやく見つけた子供のこじきにコロッケあげるよって言ったら拒否
・・・いらんって
せっかく恵んでやろうと思ったのにってか
いつも食べ物くれって言ってくるくせにこじきのくせに
※原文のまま

工場のひとやお茶汲みのおっちゃんは
小汚い掃除や修理のひとは汚い、くさい
※原文のまま

ブログは思ったことをなんでも書きつづってよい場だ。人それぞれの考えのもと、自由に自分を表現してよい場である。ただし、ミス東大という立場にありながら、貧困に悩む人々に対して今回のような発言をすれば、ブログが炎上するのは目に見えてわかるというもの。ミス東大というのであれば、美しさと知性、そして心も美しくなければならないのではないだろうか? 少なくとも、このような発言は美しく思えない。

以上、引用終わり。


今回の こじきという言葉が、適切かどうか。。。
彼女ほどのステータスを持つ人間が、書き込んでいい言葉とは思わない。
ここでいうステータスとは、ミス東大という立場で、という意味においてという事だ、仮に私のように、ほとんどの方から見向きもされないようなブログで、書いたとしても、これほどの炎上になるとは思えない。
それに、こじきという言葉そのものを言葉狩りするべきではない。最近では、ホームレスという言葉が近い形で使われているが、言葉そのものが指す意味合いはさして変わりはないように感じる。乞食はだめで、ホームレスはいいのだろうか。言葉そのものを狩り、使わない死語となってしまえば、皆は満足するのだろうか。ニートは? ネットカフェ難民は? 意味は異なるが、いずれ差別的であるとして使われない言葉になるのだろうか。
では、見たもの、感じたものを表現する言葉は、どんな言葉が適切なのだろう。
彼女のブログに怒りを感じた人たちは、乞食という言葉に怒りを覚えたのだろうか、それとも、別のことなのだろうか。

私はこの言葉を使わないが、乞食という言葉は直接的な表現で、非常にわかりやすい。
他にもケチ、馬鹿、あほ、気違い、頭がおかしい、公衆便所(主として女性に対して用いられる場合)、パンパン、ヤリマン、チョン、シナ、ホモ野郎、ゲイ、などブログなどで、あまり書くべきではない言葉にはいろいろあるが、今回炎上している用法は、非常にわかりやすい、『ブログでは使うべきではない誤り例』である。
ただ、彼女の言い分も少し聞いてみたい気がする。
なぜなら現地で生活を続けていると、その現地の言葉どおりに翻訳してしまうことがあるからだ。それで彼女に罪がないかというと、ステータスがある人が書くブログではない、という点において、彼女に罪はある。
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