高3の時に交通事故にあい、五ヶ月間入院した。
その折にお見舞いに頂いた図書券で買った本が
栗林慧氏の『源氏蛍』という昆虫生態写真集。当時の値段で1万円。
以来、同じ慧もあり、栗林氏の仕事(写真)には興味を持っていた。
ストロボの閃光をうまく用いた昆虫の飛翔をとらえた写真や、
内視鏡をうまく改造した
虫の目レンズを用いた超ワイド∧被写界深度当方なく深い写真など・・・。
彼が高岡市福岡ミュゼカメラ館でトークショーを開くというのだから、行かないわけには・・・。
楽しいひと時だった。
例の写真数にサインもらっちゃったよ、ミーハーだねぇ。
カメラがデジタル化し、どんどん簡単にすごい写真が撮れるのだけれども、
栗林氏のように、レンズを自ら拵えちゃうとか
ハード面での工夫で一歩先んじる感じのプロには、
かなわないと思うのでした。
それにしても、なんて、ゴツく柔らかく、大きな手であったことよ!!
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