母の、お姉さんから、句集、『紫木蓮』が届いた。あとがきに、こうあった。趣味が高じて編み物の講師として長年勤務しておりました光華衣服専門学校を平成元年に退職いたしました。ぽっかりと空いてしまった時間のなかで、先に逝ってしまった妹がいつも旅先で句を詠んでいた姿がふっと蘇ったのが、句に親しむことになったきっかけです。その後、東京報道新聞の俳壇への投稿がご縁となり、・・・(中略)・・・その間に、私の作句の . . . 本文を読む
母の日や一日遅れの文届く
慧からのもの。小六の時に400円しかなく、それを皆はたいて櫛セットを買って、一輪カーネーションが添えられていたプレゼントが何時までも忘れられない彼からのプレゼント。
五月田や活字となりしわが十句
県の句集で初めて活字となったのがたまらなくうれしかった。句集を手にまず開けるのは我が頁。心配な中にときめきを。
小満や反省多き . . . 本文を読む