日記 2004年02月27日 | 五七五 雪原を忘れないでと名残雪 緑一面から一晩で休耕田が白く染め上げられた。びっくりする。 名残雪街を真白にまた染める 一青窈娘とデート名残雪 ・・くたびれており冬スーツ 帰宅してくたびれており冬スーツ 卒業式おしろい塗って名残雪 . . . 本文を読む
日記 2004年02月26日 | 五七五 通勤時に俳句をひねり出そうと思い出して、作り出していた頃の句を今朝見直してみた、季語にこだわらずに自分の世界が素直に表現できていたと思われる。季語にこだわりつつ何処まで、素敵な句が作れるか・・・。季語で遊ぶのではなくて、本当に自分の生活の中から素直な眼で季節を詠んでみること。 白き田園にこだわっていたが、春めいてきて、緑の絨毯を引いたような田圃が今、私はお気に入りだ。 春の草一面にたたえおり休耕 . . . 本文を読む
日記 2004年02月23日 | 五七五 雪しずく解けて流れて常願寺 雪しずくとうとうと流れ常願寺 雪しずく勢いあまりて川ぬらす 春これりノックの音か雪しずく 雪しずく走りよりてはなめる犬 . . . 本文を読む
日記 2004年02月19日 | 五七五 シャボン玉負けじと輝く円らな眼 風車自転車につけ楽しそう 朝食時季語辞典を見ており、風車とシャボン玉と風船が春の季語であると知る。 そこにこだわり考えてみた。 . . . 本文を読む
日記 2004年02月17日 | 五七五 枝の先薄紅さして待つは春 枝の先薄紅さして春を待つ 針葉樹雪の中にてすっくと立てり 落葉樹雪の下から春告げる 落葉樹雪の中から春告げ 雪の下秋忘れたる栗一つ 雪ノ下から顔を出す様々なものを表現しようと考えていた。それにより雪解けが近く春を今かと待ちわびる北陸の長い冬を表現できればと考えていた。 通勤路から見る風景は前半が、田園風景なので、まだ雪野原なのだけれども、でも、ところどころから雪を打ち . . . 本文を読む
日記 2004年02月16日 | 五七五 また雪か梅の蕾がキュとしまる 本日はメールを女房に打っていて時間がなかったのと、題材が限られてきたので厳しいと感じている。というか、自分の言葉に対するあるいはまた、事象に対する愛情みたいなものが不足しているのではないかと感じている。季語を勉強しないといけないと同時に、夫々の季語が感じられる生活をおくらないとなかなかいい句は詠めないのであると感じている。 . . . 本文を読む
日記 2004年02月14日 | 五七五 晴れ渡り冷えて霞むは北アルプス 雪だるまミシュラン人形と背比べ 道端に忘れられたる雪よごれ 道端に忘れられたるよごれ雪 道端に忘れられたる○○雪 (<山路来て黄の暴力に立ち尽くす>) . . . 本文を読む
日記 2004年02月13日 | 五七五 下萌えやつもりつもりてバレンタイン ドライバー膨れて急ぐ通勤路 雪道を我が物顔で四ダブ車 下萌えが夢のごときか雪原や 田の下の虫を殺せり雪原や . . . 本文を読む
日記 2004年02月12日 | 五七五 バス停で屈みて足踏み冴え帰る ホームにてすそを気にして春一番 瑞龍寺寒の戻りか消雪器 早春の季語を決めて詠むとどうも厳しい感じ。たまに早く家を出れたときは別ルートで会社へ向うことも考えてみますか。 . . . 本文を読む
日記 2004年02月10日 | 五七五 未だ春らしいところが見えてきません。車窓から通勤時に詠んでいるからでしょうか? これが、トムとの散歩の折とかであればまた違うのでしょうが・・・。 白き山数えて待ちて朧月 ○○数えて待ちて朧月 凍結路探すは春の宝物 雪の中宝捜しや雪割り草 白き中宝捜しや雪割り草 浅き春犬は喜び人は待つ 浅き春散歩の犬も喜べり 朝来はるごげさんに出すお茶の香や 浅き春ごげさんに出すお茶の湯気 浅き春朝 . . . 本文を読む
日記 2004年02月09日 | 五七五 今週は早春ということでの季題を用いて、出勤時に句をひねります。 帰り際下駄箱の中チョコレート パパヘのは練習よって苦きチョコ 雪すかし暦の上では春近し 雨が雪融かして融かし春近し 雨雪を融かして流し春近し 寒き朝梅の蕾に雪つもり 寒き朝梅の蕾に雪かぶり 春眠や梅の蕾も凍てており . . . 本文を読む