非正規製造システム １０月４日２０１７年

□「グローバリストはアメリカの中産階級をシステム的に殲滅している」（ZeroHedge：１０月２日）

　人々が政府に頼るとき、コントロールは極めて容易となります。

　ソーシャル・プログラムが際限なく拡大することへ反対するとき、われわれは情け深くはないとしばしば言われています。

　しかし、これは議論がどのように組まれるかということではありません。

　今日のアメリカでは、１億人以上の人たちが政府からお金を受け取っています。

　そして、財政的に独立しているアメリカ人の数は、継続的に収縮しています。

　事実、ある調査によると、わずか２５％のアメリカ人が、１万ドル以上の預金を持つに過ぎません。

　結局のところ我々のすべてが生存のために政府に頼るなら、それはグローバリストに強力な統制ツールを与えるｋとになります。

　つまるところ、彼らは可能な限りわれわれが政府に頼ることを望みます。

　なぜなら、政府に頼る人たちは、かれらの計略に反対しなくなる傾向があります。

　１９９２年に下から９０％のアメリカ人の所得は、国全体所得の６０％以上をしめました。

　しかし昨年は、４９．７％に下がっています。

　社会の富は、わずかの上位者に集中し、中産階級は確実に溶けていっています。

　３分の２近くのアメリカ人は、パートタイムでその日暮らしをし、ぎりぎりの暮らしぶりが当たり前になりつつあります。

　　突き詰めれば、本当のところは、我々の経済に対する中央の計画のたぐいを、実際には我々は必要としないということです。

　中央の計画によって案内され指示されない自由市場システムを、我々は支持しています。

　しかし、多くのアメリカ人は自由市場の資本主義をもたらす利益をあまり理解していません。

　しかしながら、グローバりゼーションについての鋭い指摘が記事にありました。
　
　　多くの人たちは、われわれの経済はゆっくりではあるが、確実にグローバル経済システムに統合されているということを実感しません。

　これは、アメリカの労働者にとって本当に悪いことです。

　なぜなら、今彼らはグローバルな労働市場に編入されています。

　そこは、奴隷労働の賃金が支払われる他国の労働者と直接競争をおこなわなければならないところです。

　メキシコの自動車労働者は、時間２．２５ドルです。
　
　あなたは、２．２５ドルの時給が欲しいですか？
　
　米国は７万以上の工場設備を、中国がWTOに加入して以来失いました。

　これがもっとも大きい中産階級の溶解の理由です。

　われわれの生活水準を維持するための絶望的な試みが、莫大な借金をこしらえることでした。

　今、２０兆ドルの借金が連邦政府にあります。

　個人単位でも、我々は同じことをしています。

　消費者として１２兆ドルに借金があり、毎日増えています。

　借金をベースにしたシステムは、ピラミッドの頂点へ、絶え間なくじょうごで注ぐ富となります。

　米国ではこの傾向は毎年進行し、トップ１％に人が。３８．６％の富を占めるにいたりました。

　では、これをどう修正していくのか？

　ピラミッドの頂点にじょうごで富を注ぐことのない、借金によらないシステムに戻る必要があります。

　不幸なことに、多くのアメリカ人は、われわれの現在の借金システムが流動化していると実感していません。

　そして。それは人々が立ち上がり行動にでるための、未曽有の危機をもたらす可能性があります。

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