非正規のゼニ感情とマネー術

41歳の厄前までニート、非正規をやっていました。
銭金の凹みがカバーできる市場は、学歴コネ親⑦光が不要で稼げます。

ゴールド・金が動く 6月25日2016年

2016-06-25 21:15:31 | 日記
 英国の国民投票は、EU離脱派の勝ちとなり、相場という相場は大荒れとなりました。

 調査会社の直前予想が、EU残留派の勝利というものが多く、楽勝決定ムードからの
 ドンデン返しに、市場はパニック状態の様相をきたしました。

 日本では24日のお昼あたりに、ドル円で円の急騰、伴い日経平均の急落が演じられまし
 た。

 これぞ相場の醍醐味でありました。

 ゴールド先物(COMEX)も、6月16日(米国時間)には、離脱派優位の調査結果から、
 1318.9ドル(1トロイオンス)まで値を上げていました。

 その後、残留派有利の調査結果が連続して発表されると、下げ足を速めていきました。

 6月23日(米国時間)には、ザラ場安値1256.9ドルまで売り込まれました。

 6月24日(米国時間にも、開票前まで残留派圧倒的優位との観測が信じられ、
 ゴールド先物(COMEX)は、1252.8ドルの安値を出し、更に値下がり方向への
 動きでした。

 ところが、開票が進むにつれて、離脱派が票を伸ばし、優位が広がり始めました。

 ゴールド先物は一瞬にして1362.6ドルへと上昇しました。

 抵抗レベルに設定した1380ドルに肉薄しました。

 前日終値1263.1ドルから、99.5ドル高と値を飛ばしました。

 24日終値は、1322.4ドルでした。

 前週終値1296.8ドルから27.6ドル高く、4週連続の高値引けとなりました。

 支持レベルは、①1268.0ドル、②1222.6ドルにあります。

 金山株ETFのGDXは、1月19日終値が12.47ドルでしたが、6月24日
 終値は26.71ドルでした。

 時代の趨勢は、分散化の方向へ傾いているようです。

 キー・ワードは、「ディセンタライぜーション」(Decenterization)です。

 今を時めく「ブロック・チェーン技術」の可能性なども、シンクロした動きです。

 中央とか統合とかへの拒否反応が今後一気に加速し、役割の終焉へとむかうのでしょう。

 そういえば、英国のEU離脱派勝利で、米国FRBは当面利上げができなくなったと、記事が出ていました。

 FRBの日銀も「中央」銀行です。

 結局、何ら有効な政策手段が彼らにあるわけではない。

 無用の長物である、と評価が今後定まっていくように思います。