今日は出雲大社教神代神楽・日登神楽社中の初舞にお招きいただきました。
旧木次町において建築され西日登公民館内にある、防音・防湿が完備された郷土伝統文化伝承室にて「初舞」が厳かに執り行われました。
舞うのは、一番若手の石原君(19歳)
友塚さんの舞 「ヤァー、イエッ・・・」
子年・一白でスタートした年にふさわしい「尊厳の舞」でした。
正に「洗心」 清々しくなりました。
その後、新年会が開かれました。
私はあいさつの中で、「スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治して神楽を舞ったとされる地・大字西日登小字座々舞へ我が家の先祖が住みついて今の屋号となった話」をしました。
少しお神酒を戴いてからは、
前社中代表・周藤宣義氏(80歳)による「ピーヒャラ」
鳴り物の二人は20歳前後の石原兄弟です。頑張っています。
太鼓はご来賓の山王寺神楽・恩田本部長
ご来賓の山王寺神楽・小田副本部長による「清めの舞」
今年も6月に山王寺神楽を中心に「日本祭・ドイツ公演」に行かれます。
このドイツ公演に、日登神楽社中からも初めて3名が参加とのことです。しっかり国際交流の場で活躍していただきたいと思います。
石見の神楽も真っ当に舞っている社中の舞いはいいですよ。だけど、最近は真っ当な舞が少なくなりました。
だけど、石見地方には早く「スサノオノミコト」が表れないと、毎年4月になれば娘だけではなく息子もさらわれしまい、残るのは爺婆だけになってしまいそうです^^;
当方は後継者問題が「難問」です。現在のメンバーは9名です。内10代1名、20代1名、50代が1名。後は、60~80代です。近隣の「槻の屋神楽」や「深野神楽」は、保育所から小学生等で「子供神楽」を組織して頑張っておられます。