先日の西日登地区市政懇談会で議員定数に関する次のような意見をいただきました。
(要旨)
「チャレンジデーの対戦相手・富山県砺波市は、人口49、000人で議員が22名だ。雲南市は人口45、000人だ。次回の議員定数を法定数26名より減らすべきだ」 でした。
私は雲南市と砺波市を比べてみました。
①雲南市の面積は砺波市の約4倍です。
②一般会計予算額が雲南市は280億円、砺波市は200億円です。
③予算に占める議会費が雲南市は現在37名(合併による定数特例38名・欠員1)で0,9%、砺波市は22名で1,1%です。
④現在の議員報酬(年収)が、雲南市は砺波市の2/3です。・・・・なので、砺波市は22名の議員の内40~50歳代が11名・・・1/2。 雲南市は37名の内20代1名、50代13名・・・1/3。(本日現在)
そこで、私は次のように考えています。
1.地方分権・権限委譲が進展するの中で、基礎自治体の議会の権能がいよいよ重要となってきています。
2.均衡ある地域の発展を考えれば、人口のみで議員定数が決まるものではありません。自治体の広さ(面積)を勘案することも必要です。・・・人口のみは小泉方式
3.民意の反映のためには、財政状況のみで減らせばいいというものでもありません。
などなど議論しながら次回選挙からの定数について、法定数の26名か、それとも26名から?名削減か。など現在、議長から諮問された議員定数等検討委員会(12名)で調査・研究しています。12月議会には議長に答申する予定です。
(法定数・・・人口5万人以下の市議会議員の定数は26名・・・これより下回ってもよい)
ところで、本日我が家の家族定数が1名増に・・・ひと安心。