チホーの生活の知恵

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ノーベル賞受賞者の精子・・

2007-10-20 07:32:39 | Weblog
を冷凍保存して、希望者(女性)に販売するビジネスがアメリカでは認可されている。
ある女性がこの冷凍精子を購入して、自分の胎内で受精させ無事に妊娠して出産した。
赤ん坊は男の子であった。
父親不明のまま、母子家庭で育てた。
子供は勉強は優秀であり、ハーバード大学に入学し優秀な成績で卒業した。
卒業後の職業は、保育園の保母さん(保父さん?)になった。
この職業を選んだ理由を問うと「自分は愛情の少ない世界で育った。子供たちに愛情を注げる職業を選んだ」との返答だった。

ノーベル賞博士、差別発言(産経新聞) - goo ニュース

↑この発言した学者は人間の「心」を知らない、いわゆる「専門バカ」である。
この様な思想の延長に「ヒットラー」の純血主義と排他性がある。

人間は「知能」のみで優劣を判断されるものではない。
狭い能力でも「知・情・意」のバランスが大切である。
さらに人間の能力を広くみれば、運動神経(スポーツマン)、芸術(音楽・絵画・他)、etcなど幅広い。
例えば、アインシュタインなどは小学校時代は勉強はできず劣等生だったが、成長するにつれ天才と呼ばれるまでなった。

最後に、心理学者E・フロム「悪について」の最終ペ-ジから引用する。
「われわれが他人の不幸に、他人の親しい眼差しに、小鳥の歌に、緑の草木に感動する力を喪失してしまったら、いかなる自覚をもってしても、われわれは救済されえないだろう。その人は善を選択する希望はもはやないのである。・・・
もしこのような事態が、全人類ないしはその最強の成員におこるようなことになれば、人類の生命はその最大の約束をはたすべきその瞬間に、まさに絶滅するであろう。」