本当に申し訳ないと思っているのか？＞生保業界

生保不払い、５００億円　大手４社　４月発表の３倍(朝日新聞) - goo ニュース

テレビを見ていると役員連中が頭を下げていたが、なんか形式だけに見えてしまう。
前ににも書いたが、ある大手生保はつい先日まで「人間の血が流れています」とかコマーシャルを流していた。これを視て本当にずうずうしい会社だと思った。反省の色が全くない。
逆にある大手家電メーカーは、不良品を出して回収とお詫びのコマーシャルをしつこい位に放映していた。生保とはゼンゼン違うと思った。
生保は取るだけとって払わないのであれば、吸血鬼ではないが体内は「人間の血でジャブジャブ」だろうな。この原因に付いて思うところは、生保業界は「相互会社」にも起因している様に思う。損保業界にも不払いの不祥事はあったが、この原因は「特約の増加」が原因であり、現場は保険約款について行けなかったことと聞いている。損保業界は株式会社だから株主総会での追及を受けて不払いの対応は徐々に進んでいるようだ。（新聞で見たところ、特約を半減したとか書いてあった）

今後も生保の不払いの体質は改まるのだろうか？　多少は改善されるかもしれないが、急激に改善されることはなさそうだ。その理由は不払いに対する具体的な対策が提示されていないためだ。「生保レディが顧客を訪問する」程度ではダメだ。なぜなら、生保レディの在職期間は平均２年間らしいので、顧客としては信用できない。
結論的にいえば、生保業界の不払いは「業界の体質」にあると思う。真剣に体質を変えようと思うなら、株式会社に変更するほどの覚悟がいるだろう。