斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

1735SWで行く鹿行地区満喫ツアー

2018-03-04 19:07:27 | 関東鉄道
 2月17日に
 1735SWで行く鹿行地区満喫ツアー
 が開催され、お誘いを頂きましたので、参加してきました。その時の様子をレポートします。



 1735SWは関鉄観光バスの佐原営業センター所属の1997年式のいすゞKC-LV333Jで、富士8Eを載せています。関鉄でのいすゞLR+富士8EはKC代のみの存在ですが、純正車体のジャーニーKがメインで、富士8Eは2台のみしか入りませんでした。1735SWはこのうちの1台ですが、もう1台の1734RGはすでに廃車になっているので、最後の1台となっています。
 1735SWは今は無き鹿島に新誠配置され、鹿島の閉所で潮来へ転属し、更に波崎へ転属し、2017年に1608SWの代替として関鉄観光バスへ移籍し、現在に至っています。経歴を見ると、鹿行地区一筋ともいえるでしょう。


 参加者たちは
 関東鉄道竜ケ崎営業所
 に集合しました。集まり次第、出発しました。


 竜ケ崎~江戸崎線、桜東バスのルートで西代へ向かい、ここからはかって運行していた関鉄観光バスの佐原~牛堀~潮来~鹿島線などが通っていた国道51号線を通り、潮来に入りました。その時、国道51号線沿いにあった旧潮来車庫の前を通りましたが、更地のままでした・・・。
 そして、
 関東鉄道潮来営業所
 に到着し、ここで撮影です。








 潮来営業所で撮影した車両たちです。写真は上から
 1766IT 日デKC-RA550RBN 特定用(元貸切)
 1798IT 三菱ふそうKC-MS829P 特定用(元高速)
 1919IT いすゞPA-LR234J1 元つくバス
 1956IT いすゞPDG-LR234J2改
 2086IT 日野SDG-RR7JJCJ 特定用
 1853IT 日野KK-RJ1JJHK
 です。1956ITは鹿行地区に配置された久々の新車なのですが、投入から随分経ち、車体のあちこちに錆が目立っていました。海岸の近くを走ることの多い鹿行地区の特性でしょうか・・・。鹿行地区の路線車では他営業所からの転入が相次ぎ、ずいぶん低床車が増えてきたなという印象でした。









 そして、1835ITの幕回しも撮影しました。鹿行地区は路線の廃止がずいぶん進んだこともあり、廃止路線の表示が結構ありました。中には乗った事のある路線もあり、懐かしさを感じました。
 鹿行地区では最近県南地区からのエルガミオ等の転入が相次いだこともあり、気づけば幕車は1835ITが最後になってしまっています。
 以上、潮来での撮影は終了です。



 潮来営業所を出発し、鹿島を素通りし、神栖市の
 港公園
 で撮影を行いました。この公園は鹿島港の近くにあり、展望台がポイントだそうです。ということで、展望台と絡めて撮影を行いました。
 尚、港公園へ向かう際、鹿島臨海鉄道の神栖駅のそばを通りましたが、ここに車庫があること、恥ずかしながら初めて知りました・・・。てっきり大洗だけだと思っていました。さりげなく新型車両の8000形もいました。


 港公園を出た後、国道124号線に出て、ここから利根川線のルートで銚子方面へ向かいます。写真はその途中で撮影したものですが、太田付近ではのどかな生活道路の中を走ります。利根川線で矢田部公民館~鹿島神宮駅間は3往復しかないため、この区間にバスが走るのも3往復しかありません。でも、この雰囲気がお気に入りです。


 そして、
 関東鉄道潮来営業所波崎車庫
 に到着しました。ここで撮影です。
 撮影会の間、1735SWは写真のように上屋の下で休憩していました。







 波崎車庫で撮影した車両たちです。写真は上から
 1918IT いすゞPA-LR234J1
 9306HS 日デKC-RM211ESN
 9305HS 日デKC-RM211ESN
 1852HS 日野KK-RJ1JJHK
 1817HS 三菱ふそうKK-MJ27HF
 1894IT いすゞKL-LV781R2
 です。波崎といえば西武バスからやってきた中型短尺車がゴロゴロいるのですが、KC代と古参部類に入っているようで、徐々に置き換えが始まったようです。このタイプは水戸やつくば中央にいたことはあったものの、基本的に鹿行地区の主という感じです。波崎にも転入が相次ぎ、ずいぶん変わったなという印象でした。


 1735SW、9305HS、9306HSの富士8Eを並べて撮影も行いました。表示は潮来車庫、波崎車庫、鹿島バスターミナルと鹿行地区の車庫の表示で揃えられていました。15年ほど前はこんな感じでしたが、鹿島バスターミナルが無くなり、潮来車庫も与田浦線の廃止でもうじきなくなってしまいますね・・・。





 次は1735SWの幕回しを撮影しました。佐原営業センターの幕車といえば1608SWまで前面幕が小型で通していたのですが、1735SWがやってきたときは小型ではなく大型のものを新調したようです。佐原の大型幕は今回が初めてのようです。もちろん、全て英語付きでした。
 波崎での撮影は以上です。



 次は
 波崎港
 へ向かい、ここで風車と船を絡めて撮影を行いました。神栖の港公園に続く2度目の港ですね・・・。



 そして、少し走って
 波崎海水浴場
 へ向かい、ここでも撮影を行いました。波崎港の近くに海水浴場もあり、銚子駅からバスが出ています。丁度9339HSがいたので、撮影もしました。
 そういえば、波崎海水浴場に来るのはずいぶん久しぶりでした。前来たときはいすゞLR+6Eの1526HSに乗って来たような・・・。



 次は銚子大橋を渡って千葉県に入り、
 銚子駅
 に到着しました。丁度サイクリングトレインのB.B.BASEがやってきたこともあり、駅前はそのイベントでにぎわっていました。そして、千葉交タクシーの「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」ラッピングバスが来ていたので、撮影もしました。1735SW以外に見どころが多かったせいか、1735SWにカメラを向ける機会は少なかったですが・・・。


 銚子駅を出て、国道124号線、県道50号線と走り、潮来からは真っ暗の中を与田浦線のルートで佐原に入り、更に利根川水郷ラインを通って
 道の駅発酵の里かんざき
 で休憩しました。


 そして、
 関東鉄道竜ケ崎営業所
 に到着し、ここで解散となりました。

 1735SWで鹿行地区をまわってきましたが、鹿行地区一筋の車両で鹿行地区をまわるという鹿行地区づくしの貸切となりました。
 主催者様、運転手様、参加された方々、お疲れさまでした。そして、この場にてお礼を申し上げます。おかげさまで充実した一日を過ごすことができました。
 以上です。

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