斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

くしろバス 音別線

2016-10-04 21:59:56 | バス
 くしろバスの
 音別線
 は白糠駅から音別駅を経由して茶安別を結ぶ路線で、2路線ある白糠ローカルのうちの1つです。くしろバスでは系統番号が付いている事が一般的ですが、音別線は系統番号がありません。そんな音別線に乗車してきましたので、レポートします。



 音別線は白糠駅が起点ですが、バス乗り場はバスターミナル施設とは反対側にあり、そこにはバス停ポールと小さな台が置かれているだけです。音別線はここから出ます。因みに36番白糠線は釧路駅方面が施設側で、白糠高校方面が施設と反対側に発着しています。


 音別線は白糠駅~茶安別通しが2往復が設定されており、全て土休日運休です。因みに写真には白糠駅~音別駅間の音別線(系統2)が1往復設定されていますが、これは10月ダイヤ改正で36番白糠線の音別駅延長に伴い、廃止されました。音別線は朝、昼、夕方にそれぞれ設定されていますが、朝と夕方は片道回送のため、音別線で往復するとなれば昼間の1往復に限られます。


 白糠駅を出ると、根室本線と並行する国道38号線を通って東の方へ向かうのですが、根室本線は古瀬駅を通るために少し遠回りするので、バスの方がショートカットしています。この辺りは海岸の側を通る事が多いので、海を眺める事が出来ます。音別の市街地が現れると、音別駅前に着きますが、乗客のほとんどはここで下車してしまいます。根室本線の普通列車の本数が少ないため、バスでカバーしている事がわかります。音別駅前を出ると、バスは市街地の中を巡回します。その時、小学校、中学校と一通りの学校を経由するかのように回ります。学校巡りが終わると、道道241号線に入り、ひたすら北上していくだけです。しかも、音別の市街地を抜けると、住宅はほとんどなくなり、牧場がちらほらにあるだけになります。


 白糠駅を出て約40分で終点の
 茶安別
 に到着しました。降車時に運賃を支払おうと運賃表示器を見ると、白糠駅からの運賃の表示が何と”105”と出ていて、???に感じました。そこで、運転手さんが運賃表示器の操作盤で白糠駅から一停留所ずつ操作し、運賃が1050円であることを説明してました・・・。3桁しか表示しないとはいえ、分かりにくいですよね・・・。


 茶安別バス停はキャンプ場の憩いの森の入口にあり、回転場のスペースが確保されていました。しかし、周辺を見渡したら、憩いの森の入口以外なにもありませんでした・・・。



 茶安別バス停のポールと時刻表です。時刻表の方は音別線と上庶路線と共通のもので全線時刻表というような感じでした。いかにもローカル線らしいスタイルですね・・・。



 そこで、茶安別からの先を見ると、何と通行止めになっていました・・・。つまり、道道241号線は茶安別バス停より先には行けないようになっていたのです・・・。何もないからなんでしょうね・・・。というか、茶安別バス停にいた約15分間、車は1台も出会わなかったな・・・。


 音別線は白糠営業所所属の車両が充当されていますが、乗車したエアロミディ以外にも元自家用と思われるいすゞLV+富士7Eも充当されるようですね・・・。

 以上です。


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