映画のあらすじに目を通していて「親子愛とか少年同士の友情」
をナチュラルに「少年愛」と空目した音猫です。
こんにちは。
読んだ本の紹介です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/77/5eaff8c429294b340b1e0f6d9834eed9.png)
島田 荘司「御手洗潔と進々堂珈琲」
新潮文庫nex
え、何、このラノベくさい表紙…。
どうした新潮文庫!
どうやら新潮がラノベくさいレーベルを展開し始めたようですね。
そこから御手洗を出すのか…。
ロシア幽霊軍艦事件って当初角川から発売されていたよね?
版権売ったのかしら。
角川文庫版で既に読んでいたのでこちらは買っていません。
切ない話であった…。
全体的にはそうでもないんだけれど、一部がぐっと来てしまい、
私の心の鬱ものフォルダに分類されています。
ともあれ本作品の感想なんですが、今回は殺人事件ではなく御手洗が
若かりし頃世界各国を旅して言われなき差別を受けた人のエピソードを
まとめた内容でした。
戦争への憎しみがわいてくるよ…
何よりも御手洗の躁的な要素が全くなく、好青年だったことに吃驚なんですけどね…
私の知ってる御手洗と違う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/30/04beca034a723232ed6bb4cc90434d5a.png)
ワザワ キリ 「不機嫌なモノノケ庵」 1巻
ガンガンコミックスONLINE
職場の同僚に借りた。
見た目リア風の乙女ゲー好きという、現代のオタ女子
(オタ女子の意での腐女子)。
スクエニということもあり腐女子向けな作品なんだろうと
思ったら案の定でした。
もののけ庵という茶室が妖怪の世界とこの世界を繋いでいるんですが、
茶室そのものが妖怪なんですね。
不機嫌なのはその主で、京極堂みたいなものを想像して下さい。
そこに猿君(主人公)が飛び込んで来て「君は馬鹿か」などと
罵倒されつつも一緒に事件を解決していく流れ。
もののけのビジュアルがもふもふしていて可愛かったり
女子ウケ要素半端ねぇな(白目)
もののけ庵のメッセージが床の間の掛け軸に表れるんですが、口調が
女の子っぽくて、何かに似てるなーと思ったらネウロのあかねちゃんでした。
AIなどの無機物萌としては、部屋が意思を持って人間らしく喋るなんて、
スカウィのダイアナみたいだーと思って嬉しかったのですが、
そこはきっとフューチャーされず、お人よしの主人公と意地悪な主との
関係性にオタ女子共がニヤニヤするんだろうなあ。
「仕事抱え過ぎてて自爆してしまう人へ偉い人からのありがたいお言葉」
http://hamusoku.com/archives/8735572.html