La vie en rose

食べログ化している元ロリバンギャのオタブログ

亡骸の還る 大地も無い

2016-02-29 19:28:37 | 小説・漫画・アニメ
久しぶりに星乃行って来たよ。







お腹減ってたのでプレートランチにしちゃったんだけれど、微妙でしたわ。
因みにチキンと蟹クリームコロッケです。
ハンバーグの方が御飯が進むと思います…。
うーん、大人しく予定通りのカツサンドにしておけば良かった。








デザートは期間限定のキャラメルアップル。
メープルシロップをだばだばかけてもふんわりしてるから、
よく馴染むwww
やっぱり星乃はデザートを食べに来る所だな。
ケーキも気になるけれど、やっぱりパンケーキにしちゃうよね。


さて。
読んだ本の紹介です。







高村薫「太陽を曳く馬」
新潮社


新リア王と繋がっているのだけれど、前作との間に色々起こり過ぎていて
読む順番間違えたかと思った。
新リア王と本作の間に一冊書けるんじゃないかな。

榮さんが亡くなっていて驚いたよ。
そんな描写あったっけ?と新リア王を読み返したよ。
やっぱり死ぬ描写はなかったよね?
何故こんな大切描写を省くんだ…。
政治と仏教の話を延々してる場合じゃないよ…。

ぼろ寺の住職だった彰之がなんだか偉くなっていたよ…
この流れだけでも一作いけるんじゃないか。
お寺と檀家関係について勉強になりました。

秋道は単なるDQNかと思ったら、それ以上のぶっ飛んだ人物だった。
そう言われてみれば新リア王で彼の細かな描写はなかったよな。
こういう一般的には異常としか言えない人物の描写は流石である。

合田シリーズとまさかタッグを組むとは。
そのため新リア王に比べ大変読み易かったです。
相変わらずこんな刑事いねーよ感が凄い。

新リア王と比べれば読み易い。
こちらも仏教に関する語りが大分あるのですが、政治の
話よりは興味があるからすっと入って来るんだろうな。









上遠野浩平「無傷姫事件 injustice of innocent princess 」
講談社ノベルス



何年ぶりの事件シリーズ新刊?
あまりに空き過ぎていて世界観を思い出すまで時間を要したよ。

多分前の話の流れを記憶しておればそれを補完する形になり
楽しめたんだろうけれど、世界観をトレースする事に必死で
それだけで話が終わりました…


ミステリ的要素としては微妙。
やはり第1作目に勝るものはないなあ。
申し訳ないが、本作は姫をひたすら愛でる話でした…





映画「ブラックスキャンダル」

2016-02-26 16:35:44 | 映画
随分経ってしまいましたが、「ブラックスキャンダル」を観てきました。






デップが出演するので観る気はあったんだすが、母と会った際、
最近のデップ主演作品は微妙なものが続いていたけれど、今回は
面白いと話していたので。
確かにチャーリー・モルデカイは微妙だったなあ。
個人的んはローン・レンジャーは悪くなかったが、評価はあまり高くないかもね。
トランセンデンスもまあまあ。


デップが出ていると過度に期待してしまうせいもあるのかもしれないが。
あ、アリスイン~の続編は気になってますよ!

様々なコスチューム・プレイを披露してきた彼ですが、ハゲにすきっ歯とは。
容赦ない殺戮シーンがありますが、身内を大事にする描写や、
デップが演じることにより極悪なギャング感が薄れているというか。

アクション映画の何が苦手ってマッチョな男性が血と汗に塗れながら
筋肉をひけらかしている描写なのですよ…
それがないから大丈夫でした。


実話かつ逮捕されたのが割と最近という事実に驚きを隠せません。
調べたら世界で危険な人物No.2だったらしいですね。
因みに1位はビンラディン。

ボストンなんて皆が知っている都市ですし、都会のイメージがありましたが、
南ボストンがこんなに治安が悪いというか、マフィアにまみれていたなんて。
アイルランド系が多い場所だということも知らなかった。


兄弟に犯罪者がいて政治家なんてなれるの?と驚いたのですが、この地域に
関してはアイルランド系がマフィアと警察官を占めていて、
身内どころか兄弟であることも珍しくなかったそうです。
恐ろしや。
そのような状況下でもデップ演じるホワイティは特殊だったようですが。

白昼堂々銃ぶっ放して敵を殺すシーンは映画ならではかと思いきや、
実際に行われていた所業だったらしい。
怖や怖や。


欲を言えばカンバーバッチの出番をもう少し…
政治的に手を回す描写が欲しかったですよ!



「サファリパークで見た野生を失ったカンガルーwww」
http://hamusoku.com/archives/9186945.html

方程式で解ける謎とかなら 興味もないや

2016-02-25 22:55:10 | 小説・漫画・アニメ
レンブラントとフェルメール展の前売り券を買いました。










混雑具合はどうだろう?
プラド美術館展がくそ混んでてボッティチェリがそうでもないとか、
最近読みが当てにならない。





さて。読んだ本の紹介です。






はるな檸檬「ZUCCA×ZUCA」7巻
モーニングKCDX



7巻ずっと欠品してたのかな。
重版がかかったのか、ようやく積んでありましたよ。
確実に置いてあるのでシャンテで地味に集めてます。

次回公演の予習をするお姉さんが可愛かった。
偉いなー
予習どころかどういった粗筋か全く知らぬまま
観劇に臨んだりするから…
古典作品も多いのに、ヅカファンは熱心ですね。

いや、古典よりゲーム原作の方が辛いか…
私もげもやらない人間なので、普段手を付けてないと躊躇する…。
私もお姉さんみたく???ってなるに違いない。








ダン・ブラウン「ロスト・シンボル」
角川書店



図書館のいいところは買う至らないまでも気になる本を気軽に
読めるところですんw。
ベストセラーは特に。
趣味ではないけれど、流行っているようだし、取り敢えず目を通しておきたい
本を読むんは絶好の場です。

ダヴィンチ~は話題になった時に読んだけれど、ダヴィンチの絵画に隠された
新事実を謳う割に、少し歴史を齧っている人にとってはそんな大袈裟に
騒ぐ内容でもなかったし、映画か原作か片方で十分な内容でした。

ロスト~も同様。
フリーメーソンについて詳しくないため、こちらの暗号については
興味深く読めたものの、展開については映画であれば矢継ぎ早に起こる事件が
スピーディな展開でハラハラしながら楽しめると思いますが、文章だと薄っぺらで…
どうして主人公が初対面の人間をどんどん信じてしまうのか…
動機付けが正直微妙。

ダヴィンチ~も結局生きてるのかよ!という米国的ハッピーエンド
だったけれど、本作もご多分に漏れず。
実は親子だったっていうのもベタですよね。




「飛んでるイッヌの画像貼りまくってもええか?」
http://alfalfalfa.com/articles/145678.html


映画「キャロル」

2016-02-24 22:26:53 | 映画

レディースデイだったので、「キャロル」を観て来ました。










美しい作品。
セレブな年上のブロンド女性と、若い赤毛の可愛い子ちゃんのカップル。
50年代のニューヨークの街並みや、ファッションも素敵。

主人公のテレーズがキャロルに惹かれていく様が台詞やモノローグなしに
キャロルの優雅な身のこなし、いでたちを見つめる様子から伝わってきたよ。

しかしキャロルが仮に男性だったら、親権を争い裁判沙汰になって最中に
若い女と二人旅してたら最低だなーと。
そりゃ親の資格ねーわ…

女同士のカップルだからこそ正当化されるというか、
そんな事してても子供に執着するのも当然って納得出来るんだろうな。
女同士じゃないと成立しない作品ですね。
しかし現代でも差別されるのだから、当時はどんなに…と考えてしまう。


冒頭のシーンに繋がる作りも面白い。
明確な別れもカップル成立とも明言しないラストも良かった。
個人的には希望の持てるラストだと思いますし、美しい終わり方でした。



久しぶりにミスド買ってみた。






20%OFFクーポンの期限が今日までだったので使ってみた。
そうじゃなきゃ100円セールでもない日に買わなくなってしまったよ。
貧乏\(^o^)/


のびるポンデが食べたかったのです。
最近のミスドはシナモン天国ですね。
不遇の時代もあったのに。

大好きなオールドファッションにシナモンが出るとは。
チョコ、シナモン、メープル、もちもち好きには堪らん
ラインナップになっていた。

しかし最寄りの店舗にはクリームブリュレがないんだよ。
これも食べてみたいんだよなあ。



「フェンスにはさまって休憩するスズメたち」
http://hamusoku.com/archives/9183783.html

褒美も奮っちゃって 群がるメスは数知れず

2016-02-23 22:42:24 | お洋服
欲しかったSKが驚きの安さだったのでついぽちってしまった音猫です。
こんばんは。

何処かのサイトを見てたらグラムールセールスのバナーが出ててさ…
レストローズが○%OFF!みたいに書いてあったので、何の気なしに
開いてみたんです。

往々にしてセールまで残ってる商品微妙なラインナップだろうと
斜めから見ていたのですが、プロパーでも欲しかったSKを見つけて
しまった…!


このSKです。
http://glamour-sales.com/members/sale/view/13584/product/756160


発売直後にいいなーと思ってたんですよ。
最近ブルーグレーが個人的にアツイ。
昔はグレー嫌いだったのに。
スウェットのような濃いグレーは未だに苦手なんだけれど、
薄めの明るいグレーは好き。

オーガンジーの花柄のSKが一枚欲しいと思ってたんです。
レストの薔薇柄っていかにもレスト!って主張するptが多く、
手を出し辛いのですが、これは落ち着いていていいなと思ってたんです。

その上セールになっても大して安くなってないパターンも多々ある中、
約15000円のSKが6000円じゃくってだけでも十分購買欲が掻き立て
られるのに、登録したら3000円クーポンが貰え、3000円弱で買えてしまった。

ピーチジョンも気になったけれど我慢したよ。
まあこっちはサイズが殆どなかったですけどね。



通販だとなかなか買わないんだけどね。
サイズは勿論、布地の質感がイメージと違ったら嫌だし。
色合いもライティングやコントラスト大分変わって来るもんね。

でもこのSKはお店で実物を見てるから安心!
試着はしてないのでサイズが若干心配なのですが、
サイズ展開していてSサイズがまだ残ってました。
後ろにゴムが入っている仕様だから調整が効くことにも期待。







「オポッサムのママになった犬」
http://hamusoku.com/archives/9180397.html

映画「残穢」

2016-02-22 22:49:03 | 映画
先日RIKUさんと共に「残穢」観てきたよ。








TV用予告のコミカルさは何なんですかね……。
王道のジャパニーズホラーとは違うよ!とアピールしたいのかしら。


割と淡々とした、しかも数年に渡って進む話ですから、
映像化にした場合どうなんだろう?と懸念していました。
しかしその雰囲気を損なうことなく、まとまっていたと思います。

仏教的な考え方の解説がなかなか気に入っていたのだけれど、
そこは省かざるを得ないのかな…
残念なぶ箇所を挙げるとしたらそれですね。



結構前に原作を読んだものですから、細かいシーンを失念していて。
まあ、そのくらいのスタンスで良かったのかもしれん。
「あのシーンがなかった!」
とか思っちゃうもんね。

最後に怪奇現象ぶっ込んでくるのは、あだ終わってないんだよ
ってことを強調するためかしら。
誰もいないのにセンサが反応して明かりが灯るとか地味に
嫌~な気持ちになりますね…
編集者さんはそれどころじゃありませんでしたが。

ここは映像ならではの怖さの演出として良かったんじゃないかな。
久保さんの隣人の描写ってなかったよなあと思い、原作を読み返したら
記憶通り。
いつの間にか引っ越していて顔を合わせてなかった。

黒岩さんを投影させてるのかな。
原作ではマンションだけでなく、敷地内に建てられた一軒家でも怪異が起こる設定
でしたが、映画ではマンションのみになっていました。
隣の奥さんが扉から顔を覗かせるシーンはぞっとしました。



やっぱり家で怪異が起きるホラーは恐いね。
逃げ場がないもの。
最も安心出来るはずの家が脅威っていうのがね…
特に子供が主人公だったりすると、他の場所に泊まる事も出来ないし、
そもそも親がまともに取り合ってくれないという。
この作品は大人がメインの登場人物だけれど、引っ越した直後にまた
引っ越し、ましてや持ち家だったら現実的な問題として無理だもんね…



映画観た後、RIKUさんの結婚式用の服を一緒に観て回ったよ。
図らずしもイロチになったよ。
双子コーデでも色々違い過ぎるからお揃いに見えないだろうな…。



「【秋田】ネコとの和解が使命のワカイダーさん、任務に失敗」
http://hamusoku.com/archives/9182006.html

全て投げ棄てたら今すぐに ここから出ていけるのに

2016-02-21 22:12:04 | 小説・漫画・アニメ
急遽母と宝塚へ行くことになった音猫です。
こんばんは。

チケット取ろうかどうしようかと迷っていた、タイミングに
連絡を貰ったので丁度良かった。
希望日のチケットを上手く入手出来て良かったとほっと
したんですが、慌てて確保せずとも普通にチケット買えたみたい。

前回と同様、今回の公演も一般でまだ残っているんですね。
公演によってはけ具合が大分違うんだなあ。
るろ剣のチケットが確保出来るか心配で仕方ないよー。


さて。
読んだ本の紹介です。






前川裕「クリーピー」
光文社文庫




映画の予告観て気になったんで、その日の内に原作を買いました。
映像化したのだから書店に行けば積んであるかと思いきや、影も形も
なくて拍子抜け。
重版かかってる最中なのかしら。

先が読めずどういった所でオチをつけるのかワクワクしながら読み進められました。
微妙に後味が悪い所もいい。

ただあれだけの脅威だった隣人があっさり…というのは
拍子抜けだったなあ。
洗脳の様子もねちっこくというか、単なる暴力によるものだけでなく、
精神的なものもあれば更に気持ち悪かったのに。

ただ何をしでかすか分からない、逃げ場がないというのは恐ろしい。
香川照之の怪演ぶりに期待です。








惣領冬美「チェーザレ」3,4巻
モーニングKCDX



段々面白くなってきた。
ミケロットってユダヤ人だったんですね。
単なる部下で暗殺要員だと思っていたら、乳兄弟のような
存在に描かれていた。
これは史実なのかしら。


マキャベリはこんな若い頃から関わり合いがあったのか?
ここはフィクションかしら。

ルクレツィアも登場。
ロリ可愛い。
彼女なかなか可哀想な立場だよなー


しかし身分の高いチェーザレが1人で着替えが出来るものかしら。
この頃の洋服って胴部分と腕部分はばらばらで、着る度に縫い付けるんじゃ
なかったっけ。





「ょっと何言ってるかわからないロッテのガム擬人化企画
『ガム彼!新撰組』スタート - 女子高生が幕末にタイムスリップして近藤勇の歯になった!」
http://coffeewriter.com/160209.html

理想的顔面の定義 焦燥するリアリズム

2016-02-19 14:38:13 | 小説・漫画・アニメ
外を歩くと道を訊かれる頻度が高い音猫です。
こんにちは。

今日も図書館へ行く途中、
「図書館は何処にありますか?」
と訊かれました。
自分の目的地でもある場所だから良かったものの、
方向音痴な上、仮に場所を把握していても口頭で
説明出来る自信がない。



さて。
読んだ本の紹介です。






高村薫「新リア王」
新潮社


漸く読み終えた。
これ実家に住んでいた頃も図書館で借りて返却日までに
読了できず、返却を繰り返し未読でして。

退職を機に図書館通いを始めたばかりの頃、そういや
何度も挫折したっけ…と手に取ったものの、前回と同様、
読了前に返却日がきてしまうパターンを数度繰り返し、
やっとの事で読み終えました。
割と流し読みになってしまった部分もありましたが。

「晴子情歌」は息子に宛てた手紙で構成されている
とんでもない内容でしたが、続編であるこに作品もほぼ
父と子の対話で進んでいくという…。

父は政治の話、子は仏教の話をひたすら語っています。
噛み合っているのか…?

仏教にだって明るくないが、政治は輪をかけて疎いため、
なかなか読破出来なかったのはその辺りに起因するに違いない…。

余談ですが、何故かリア王とオイディプス王がごっちゃになっており
何処がオマージュ?と途中まで首をかしげていた。








惣領冬美「チェーザレ」1,2巻
モーニングKCDX

まとめ買いして地道に読み進めています。
主人公が
物知らず過ぎていらっとするのですが、説明するためには
仕方ないのかな。


チェーザレというか、ボルジア家そのものが悪名高き一族として
描かれるので、好青年のようなチェーザレに違和感だよ。
段々暴君の名にふさわしく変貌を遂げるのかしら。


しかし最も違和感があるのは、イタリアやフランスといった
国の名前が出てくることだよ…
この時代は国がまだないのに…

服飾に関してももう少し時代考証すべきなのでは、と
引っかかる部分はあるものの、概ね面白いです。
この時代の複雑に絡んだ勢力を把握するには分かり易いと思います。




「メジロの可愛さは異常」
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/5007759.html

覚めて見る ドス黒い両手

2016-02-17 21:05:29 | 小説・漫画・アニメ
水曜なので映画を観に行くつもりでしたが、外出がだるくなって
止めてしまった音猫です。
こんばんは。

「キャロル」を観る予定でした。
今週末に封切られる「シャーロック」も観に行かねばならない。
ライチこそすぐに観たいんだが、新宿まで出るのが億劫で…。

さて。
読んだ本の紹介です。








萩尾望都「王妃マルゴ」
集英社




面白くなってきたぞー。
初期はマルゴの頭がお花畑過ぎてま~んな感じが苦手だったんだけれど
(上記理由から少女漫画が読めない)、歴史的に動きがあって面白くなってきた。

名称格好良さでは3本の指に入るサンバルテルミの虐殺へのカウントダウンですよ。
この経緯ってなかなか複雑だよなあ。

カトリーヌ・ド・メディチは悪女的な側面がクローズアップされがちですが、
本作はとても人間的というか、政治家として優れていて格好いい。
黒魔術に傾倒してるとか、政治について言及されることが少ない気がする。
不遇だった幼少期について調べてみようと思いました。










内藤了「LEAK」
角川ホラー文庫



発刊ペースが早くて嬉しい。
15万部突破と帯に書かれていました。
比奈子が持ち歩いている七味プレゼント企画までwww
私も同じお店の七味缶を長野旅行へ行った際買ったのだけれど、
持ち歩くにはちょっと大きい気がするよ。

年配の方をターゲットにした詐欺など時事ネタを盛り込み
面白い作りになってはいるのだけれど、今迄の作品に比べ、
遺体の状態がグロくないっていうか。
一般的に考えれば十分グロいんだけれど。

何だろうな。
殺す過程の描写がなかったからかな。
既刊では被害者目線での描写や、主人公も犯人に
狙われるといったヒヤッとさせられる描写があったんです。

先生の心理分析場面も少なめでしたし。
シリーズものをマンネリ化させないためなのか、
段々変わって行くのかしら。
一般ウケを考えればグロ描写は少ない方がいいもんね…。







「背中に絵を描いて屈むと気持ち悪い生物になると話題に」
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/5009762.html


路地裏屋根の上から あっちこっち探したの

2016-02-16 08:03:02 | 小説・漫画・アニメ
先日ラクリー女子会を開催したよ。
お忙しいえりりんさんは欠番でした;

写真がないけれど、サムギョプサル食べたよ。
そもそもなちこさんが肉食べたいと呟いたことが発端で、
RIKUさんがお勧め肉屋案を出してくれました。






肉をたらふく食べた後に甘味!
シャア後だから美味しそうに見えませんが、
パンケーキです。
紅茶とチョコレートだよ。

星乃のような軽いものかと思ったら、中身がみっしり
詰まっておりなかなかヘビーでしたよ…





さて。
読んだ本の紹介です。








中村明日美子「あの日、制服で」
ビーボーイコミックス


発売から随分経ってから購入しました。
さっさと買うべきだったと後悔。
それほど良い内容であった。
短編もいいですね。

こういう切ないテイストのBLって最近ないよね。
探せばあるのかしら。
古き良き時代のBLを読んできた身としてはこういうのが染みるなあ。

それにしても明日美子センセの描く黒髪眼鏡っ子はど真ん中にくるなあ。
ショタっ子はあまり好みではないはずが、彼女が描くといいんだよなあ。

「A先輩」の主人公の色っぽいこと。
「裸の僕」もフェチくて好き。
「転校生」の女装青年もなかなかフェチい。
ランジェリーの書き込みが細かい。
これは女性でないと描けないよなあ。

表題作の「あの日、制服で」の受け子はまさに明日美子センセの
専売特許ですね。
好き!w









五十嵐貴久「リターン」
幻冬舎文庫



リカの続刊ということで、期待。
案外リカの出番が少なかったなあ。

まさかのオチ。
リカの歪んだ愛情の肯定との取れるオチはぞっとしました。
頭のおかしい女じゃなく警察官のヒロインがってのがね。
死国の看護師を連想あいたわ…

超常現象ではないホラーとしては前作に続きよく出来てます。
前作の方がリカが超人じみていたけれど、今回の方が人間の能力の
範疇だった気がします。

殺され方も相変わらず残酷で、身近な人が殺される展開はうわぁですね。
スタンドプレー取る様子に、やべぇよ…あかんよ…とヒヤヒヤでした。