『黒幕と言われた男』の著者の戯言

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最近わからないこと

2019-12-12 12:28:28 | 日記
 香港が大変なことになってずいぶん日が経った。選挙が終わって民意がはっきりしたの

だから沈静するのかと思いきや、学生のみでなく一般市民までひろがったデモが繰り返され

ている。香港の政府≪?≫では収拾能力がないみたいだ。中国からの締め付けがますます

強まって反発もまた強まる。もともと一国二制度なんてものが絵空事で香港市民はこの言葉

に騙されたのだ。中国は香港のみならずウイグルでも少数民族の迫害がは激しいと言われる

 毛沢東が革命を起こしたころは人民軍という命名にもあるとうり民主的とまではいかない

までも格差のない平等な社会を目指したと思われるが、これも手なずけるための建前で

あったのだろう。あれだけの広い領土・複数民族・人口をまとめて統治することは誰に

とっても、どんな制度を設けようとも困難極まりないことは想像に難くない。

 そこで一党独裁が長年続くと権力の集中が著しく誰もが異論を発言できなくなる。

中国の人権無視・横暴は他国民にも及んでいて、国際的にも問題になっている。

そこでアメリカが「香港・人権・民主主義」なるものを可決した。趣旨はわかるし、誰かが

手を差し伸べて助けないとというのは思うのだけど、それがアメリカなのか。国連とか

国際司法裁判所とか一国に属さない中立的な組織・団体の出番ではないのか。

 アメリカが一国二制度が守られているか見守って場合によっては為政者に制裁を

加えるというそんなことが実際できるのか。中国が内政干渉と反発するのも予想できる

こと。ウイグルに対しても同様の法律を可決しらしいが、これらは絵にかいた餅では

ないのか。アメリカの法律が他国で効力を持つといううことがわからない。