『黒幕と言われた男』の著者の戯言

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東京医大入試事件

2018-08-10 15:25:22 | 日記
 これを事件と呼ぶかどうかどうかわかりませんが このところ面白い(語弊がありますが)

事件が続出して一つ一つにコメントするまでに次のことが起こります。

 レスリングのパラハラ 日大アメフト ボクシング連盟の会長 少し遡れば相撲界の

暴力  これらはスポーツ界の問題で共通するのは競技者としては努力して成績を

残したかもしれないが、視野が狭くて現代の時代常識とかけ離れた価値観に固執して

ガバナンスの能力に欠けていることです。特にボクシングの山根会長に至っては

東映のヤクザ映画と同じような価値観で自分が歪んでいる自覚がない。日大の田中理事長と

並んだ写真は似た者同士・兄弟杯を交わした人みたいで笑ってしまいました。

 「男 山根のけじめ」とか「男の花道」とか言いながら最後の声明発表では、夫婦間の

心情を述べただけで組織人としては敵前逃亡のような筋の通らなさで独裁者の末路を

晒しました。

 しかし、東京医大の問題は笑って済ませられません。医学と言う狭い専門の世界とは

いえ、卑しくも大学という最高学府の経営にあたる人たちがあのように教養も人格も

プライドもない人たちとは呆れるばかりです。文部官僚の汚職という地に落ちた話から

入試における女性差別や理不尽な採点操作・・・・

 私学だから入学生の定員は独自に決められるのだから、女性の受け入れを少なくしたい

なら、入試要項にはっきり書くべきだ。多年浪人生を排除したいなら受験資格に

年齢制限を設ければよい。それを明示したうえでそのような考え方の大学を受験するか

どうかは受験生が考えて選択すればいいことだ。それを全く明示しないで採点操作

するのはフェアーでない。卑怯だ。人の命を預かる医者になりたい若い人が理論的でも

科学的でもない情実にまみれたスターと切るのは理不尽にすぎる。私学医大では裏口入学が

あることは半ば常識であるが 寄付金ほしさであることは必要悪だと思われている。

OBの子弟を受け入れたいならば そのこともはっきりとOB枠を設けて寄付金いくら以上

との条件を明示すればよい。そのうえで、受験生がどう評価して選択するかい否かである。  





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映画「菊とギロチン」

2018-07-15 12:39:06 | 日記
 瀬々敬久監督が30年構想を温めてきたという3時間を超える大作。

佐々監督は映画通の方ならご存じだろうが「ヘヴンズ・ストーリー」

「感染列島」「ロクヨン」「アントキノイノチ」など社会性の強い問題作を

世に問うている。

 この映画もご多分に漏れず大正時代を背景とするアナーキーな青年や

男や家から逃れて自立しようとする女性たち(女相撲一座)のありようを描いた問題作。

題名からしてひねってある。これはベネデイクト(アメリカの文化人類学者・女性)の

日本文化論である「菊と刀」からもじっている。ギロチンは言うまでもなくフランス革命

においてマリー・アントワネットが処刑された断首機である。ここでは無政府主義者

大杉栄の死刑執行に重ねている。

 見終わっての第一声は「ものすごい!」である。3時間を息もつかせず引き込む迫力

「物凄いものを見せてもらった」というほかない。

 出演している俳優陣に目を向けると主役の花菊はオーデイションで選ばれた木竜麻生・

アナーキーな青年たちの結成したギロチン社の主要人物古田大二郎は寛一郎(三国連太郎・

佐藤浩市の血を引くサラブレッド)父浩市ほどのアクはないが端正な顔立ちと輝く瞳が

眩しい逸物。その仲間に東出昌大。あの爽やかな青年が複雑な心理と泥まみれの暴力を

演じるのもさすが役者だと感心する。特に木竜の場合は必死な演技の前に女相撲取りとして

はげしい四股や取り組みの練習はどんな過酷なことであったろうか。

 日本の近代史に関心のある方には見ごたえのある むしろ見逃せない作品であろう。

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高橋大輔の現役復帰

2018-07-11 11:21:37 | 日記
7月6日付 高橋大輔が現役復帰との記事を見た。彼は足のケガが十分に癒えてない時期に

オリンピックがきて結果が得られないまま引退した。4年ものブランクjを抱えて

復帰するのは暴挙ともいえようが本人は自分がが納得していない、燃焼しきっていない

不全感を持ったまま苦しんできた。

 スケート界は羽生結弦選手が王者になって世間の目は彼にだけ集まっている。

私はそのことに不満であった。もちろん羽生選手はその才能と努力は称賛

されるべきだが、スケート界を牽引してきた功績はむしろ大輔だと思っている。

もちろん何代もの先輩がいて大輔が現れたのだが、今のスケーターは皆大輔に

憧れてスケート靴をはいた子供たちだ。引退した後メデイアもスケート連盟も

彼に敬意もスポットも当てなくなった。然るべきポストを与えて彼を労い社会的な

居場所を与えるべきだった。

 選手としての彼はすでに30代半ばのオッサンでスポーツマンとして4年もの

ブランクは大きすぎる。競技会で羽生を超す得点を出すのは無理だろう。

しかし彼のスケートは魅力があった。羽生のスケートを清々しいというなら

大輔は人間臭い色気があって、時にはラテン系のようなコミカルな味も出せる

テクニシャンであった。臆することなく自分の魅力を満開に、オッサンと揶揄された

サッカーチームが意地を見せたように日本中を沸かせてほしい。

 ついでに言えば私が応援していた小塚崇彦は引退して会社員になっているそうだ。

彼は美しいスケートをすのに精神的に押しの強さにやや欠けて成績も惜しかった。

結婚して子供もいることから、生活の安定という責任からこの道を選んだとのことだが

いかにも地味で律義な彼らしい。しかし、スケーター崇彦惚れて結婚した妻は

この選択に大反対で彼に靴を履かせたい一念で元局アナのキャリアから司会の仕事

など再開して経済面を支え、彼は子どもの指導などを再開しているそうだ。華やかな

スポットの当たる場所には出ないかも知れないが夫婦してキャリアを生かす場で居きる

ことは素晴らしい。エールを送りたい。

 
 本題とは無関係ながら7月6日付の記事に訂正があります。

16行目に「監督が是枝裕和だから面白いはずがない」と書いてますが

「面白くないはずがない」の誤りでした。たぶん賢察してお読みいただいた

ものと思いますが、粗忽でした。お詫びいたします。


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映画「万引き家族」

2018-07-06 12:06:13 | 日記

 一見3世代の家族が狭い家で重なるように暮らしているように見える。

乱雑に散らかり放した日常生活に彼らの貧困が見てとれる。父親と息子(10歳くらいか)は

互いにレジや防犯カメラの目隠しになりあって万引きで生活必需品を得ている。親からの

虐待で夜遅く塀の外に出されていた近所の女児(5歳)に同情して家へ連れ帰り、少年に

「妹」と言い含め一緒に暮らす。その父親の妻は自分に子供がないせいか幼女に愛情を注ぎ

虐待の傷の手当てをしたり抱きしめて暮らしている。はじめは怯えた目をしていた幼女も

すっかり安心して少年と幼女は本当の兄弟のような感情をいだく。

 配役はお婆さんが樹木希林・父親がリリー・フランキー・その妻が安藤サクラと無類の芸達

者が演じている。監督が是枝裕和だから面白いはずがない。それにあの幼女のおびえた目の色

は演技で引き出せるものだろうか。監督に魔法をかけられたんだろうな。

 しかしというか、さすがというか面白いだけでは終わらせない。少年が万引きに失敗して

逃げる途中に怪我をして警察に捕まったことから、この家族と見えたのは他人の集まりだった

ことが分かって幼女はまた虐待する母のもとに返されて怯えた目をして部屋の隅に体を固く

して座っていることになる。このどんでん返しは何なんだ。

 この映画は社会現象になるほど人気が出ているようだ。ただ、題名につられて万引き事件が

増えるのではないかと危惧していたら、父親と息子(成人)がコンビニで万引きして母と

娘が車で逃走に備えていたという笑えない事件が起こっている。世の中は難しい。


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6月はいろいろありまして

2018-07-04 14:04:27 | 日記
 6月は個人的な予定がたくさんありましてすっかりご無沙汰してしまいました。

 16・7・8日信州へ旅をしていました。京都で児童館の館長を勤めていた友人が

定年を迎えてその後すぐに長野県の短大へ准教授となって赴任ましたが、その彼女が

少し現地に馴れたので遊びに来るようお誘いがありまして、かつて彼女と一緒に

立命館大学で「ターミナルケア」の授業を受けた時の元教授の女性との3人旅でした。

 18日の朝 諏訪湖を見下ろす素敵な景観のホテルでのんびりと朝食をとっている時

少し揺れて「あれ地震かしら」と言っていたら娘から「京都は大揺れ」とメールが入り

新幹線が乱れて夕刻帰京しました。元教授の女性は栗東の人なので在来線が復旧せず

京都市の地下鉄で浜大津へ出てそこから江若鉄道?で石山へ着きようやく自宅へ連絡して

迎えを要請されたそうです。

 翌日マンションの友人に聞けば阪神大震災の時より揺れがひどくて怖かったそうです。

留守宅はベランダの植木鉢が転がっていた程度で実害はありませんでしたが、現地では

ブロック塀が倒れて亡くなられた方がありましたね。特に小学生の少女が亡くなった件は

行政の責任大です。誰が学校の施設が違法建築だったなんて思います?出来上がった塀を

見て、校長先生だって教育委員会の職員だって違法かどうかなんてわかるわけないのです。

工事中の現場を市の建築課または土木課の技術者が鉄筋の有無やコンクリートの混合率などを

適法かどうかをチェックすべきです。市と教育委員会は役所的には人事権の異なる別組織

だから特別に市長の命令がないと動けないのが役所の悪弊です。

 それから業者との癒着を避けるために公平性の確保のために入札制度が採られている

のが常ですが、その塀を請け負った業者を公表して入札指名業者から排除すべきです。

どの制度でも運用する人間に使命感と責任感がなければ安かろう悪かろうがまかり通ります。

 サッカーのワールドカップで選手や応援客もその礼節と良心が絶賛されていますが、

社会のどの場面でも特に企業が利益だけの走ることなく日本人の誠実さを失わないで

ほしいものです。

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