『黒幕と言われた男』の著者の戯言

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皇居参観ツアー

2014-05-27 20:42:41 | 日記
 天皇陛下が昨年末に傘寿を迎えられたのを記念して、皇居の一部を一般公開された。
公募はものすごい倍率の抽選なのだが、どういう手立てがあるのかこれを商品にしてツアーを売り出した旅行社がある。宮内庁が一業者に便宜を与えるなんてことがあるのか、あってよいのかと思いながら参加した。
 
 皇居参観の前に日光東照宮と隣接する輪王寺参拝が組み込まれていたのだが、この輪王寺には歴代天皇の御霊殿があり、古くは天皇のご子息(親王)が出家されてこの寺の住職を勤められた経緯があるという。その参詣団として許可を得ていたのだ。(なるほどなあ)
 皇居へ入る前には身分証明書類がいるとか持ち物検査やボデイチェックがあるだろうとかいわれていたけど、何のチェックもなくこんなことで良いのかと心配になるほどあっさり案内された。(公募の方は許可書の確認だけしていたが年齢幅もさまざまで子供連れどころか乳母車の赤ちゃんまでいた) 団体が数組と公募者で200名弱がぞろぞろと。
 
 案内人は制帽を被っていたから皇宮警察かと思ったら桐の紋の帽子で宮内庁の職員(警務担当者?)ということだったが、軽口をたたきながらの案内で「お花見の時には2~3時間待ちだったがそれならデイズニーランドで並んだほうが良い」とか「公募の葉書が北海道から沖縄まで山のように来たので僕らまで残業して処理した」「僕は自転車通勤しています」とか拍子抜けするぐらい堅苦しくないのだ。
 まず案内されたのが窓明館(休憩所)の売店と御手洗い。宮内庁にも生協があってお土産を売っている。お菓子 財布 印鑑入れ 肉池etc. もちろんすべて菊の御紋章入り。デパートの特売場並みに殺到して買っている。その儀式が済んで本格的に参観。

 私たちが見られるのは桔梗門から入って富士見櫓 宮内庁庁舎 宮殿東庭から眺める長和殿(皇族が御手振りなさる宮殿)オバマ大統領が通った車寄せ 晩餐会のあった豊明殿を窓越しに 二重橋(正式名称は正門鉄橋)伏見櫓(京都の伏見城から移築)山下通り 蓮池濠(季節にはびっしり花が咲くそうだ)そして元の休憩所へ。ロッカーへ預けたお土産を持って退場。 広い皇居から見ればほんのほんのごく一部だが長和殿のシンプルな美しさはきっと象徴的なのだと思う。
 今回は時間がなかったが、東御苑は誰でも自由に入場できると知った。京都御苑と植物園をあわせたようなところらしい。芝生 バラ園 菖蒲田 桜 椿 果樹園 茶畑 野草 都道府県の木  江戸城名残の大奥跡 松の廊下跡 番所などなど 野鳥もいることだろう。朝から夕方まで子供連れでも飽きないのではないだろうか。水曜・土曜には無料ガイドもある。
 
 この旅行から帰ってきたら、24日の夕刊に豊明殿の内部のメーンテーブルに皿やグラスを並べた状態で公開された記事があった。ほかに首相任命式や歌会始の儀が行われる正殿(松の間)を廊下から見学したそうだ。秋にも公募予定だが倍率は573倍。応募者が多いのは物珍しさもあるだろうが、天皇皇后両陛下への尊敬と敬愛の気持ちが大きいと思う。私もその一人である。
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狂言風オペラ ドン・ジョヴァンニ

2014-05-01 11:16:44 | 日記
 過日の山折哲雄氏の「オペラをもどく」の記事(4月5日)に誘われて観ました。観ました!
こんな面白い舞台は観たことないといっていいほど楽しいものでした。
 
 概略はモーツアルトのオペラ(女たらしジョバンニの物語)を狂言師茂山一家の面々が、ドイツ・カンマーフイルハーモニー・ブレーメン管楽ゾリステンと中村寿慶の鼓の演奏をバックに演ずるというもの。このオペラを観ていないのに失礼ながら、こっちのほうが面白いと思う。

 演者茂山一家はこの道で知らぬものはない。ゾリステンもそれぞれがソリストとして優秀な演奏家だという。中村寿慶氏は京都生まれだそうだが観世流の舞台ではまだお目にかかったことはない。40歳になったばかりの年頃で精力的にいろいろなコラボで活躍しているそうだ。
したがってそれぞれが自分の分野で優れた舞台を勤めているわけだが、とりわけ狂言役者の戯画化された演技のしたたかさが、本来の狂言の制約から飛び出してのびのびと存分に発揮されていると思った。
 この演目以外にすでに「フィガロの結婚」「魔笛」が上演されているとのこと、「フイガロ結婚」もさぞ面白かろう。

ところで、プロデユーサー白神克敏氏については初めて知ったのだが、「澄み渡る透明な響きを得るため、厳選された天然素材を使用することにより自然音を取り戻すという発想を製品化するための研究開発をする」会社の社長だという。こんな分野があることも知らなかった。

 ついでに余談ながら、スピリチユアリストとしてよくTVに和服姿で出ている江原啓之はなんと本来作家であり声楽家であった!! 同姓同名の他人ではないかとYou Tubeで聴いてみたら紛れもなく彼がオペラの中の1曲を歌っている。あの体型だから堂々たる声量であった。
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