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リンダ リンダ リンダ

2008-03-09 | 邦画(ら・わ)
 リンダ リンダ リンダ


  あらすじ 
とある地方都市にある芝崎高校。文化祭・ひいらぎ祭の
前日に、恵(香椎由宇)響子(前田亜季)望(関根史織)
の3人は途方に暮れていた。
高校生活最後の文化祭のためにオリジナル曲を作って練習
を重ねてきたのに、ギターの萌が指を骨折してしまったのだ。

【出演】
ペ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇
関根史織、三村恭代




  感想  ※ネタバレ注意

伝説のバンド・ブルーハーツをコピーすることになった
女子高生バンド。そのキュートでコミカルな学園ライフ
を、思春期の揺れる乙女心とともに映し出す青春映画。



“女子高生×ブルーハーツ”というコンセプトにも
魅力を感じるが、この映画を観ていて1番印象に
残ったのはリアリティでした。

映像の撮り方が、それを意識したのか学祭の始まる
前の雰囲気や学校生活のリアルさが伝わってきて
学祭の時を思い出せました。

主人公の女子高生たちが、ラジカセから響き渡った
「リンダ リンダ リンダ」で踊り出すシーンに一人
わかるわかると思ってしまったけど、わかります?
いつの時代も共通なんだと、少し嬉しかったです。


【評価】
 (4点/5点満点中)

星に願いを。 Nights of the Shooting Star

2008-03-09 | 邦画(な・は)
 星に願いを。
Nights of the Shooting Star



  あらすじ 
北海道・函館。笙吾は3年前の交通事故で失明し声も
失った。以来、彼は心を閉ざしていたが、担当の看護師
・奏に献身的に支えられてきたことで、生きる勇気を
取り戻していく。2人はまた、いつしか心の通じ合う
特別な存在になっていた。しかしある日、笙吾は車に
はねられ奏の目の前で息を引き取ってしまう。
やがて笙吾が目覚めると、そこはまだあの世ではなく
現実の世界。彼は流星のチカラで再び数日間の命を
与えられるのだった。
ただし、誰も笙吾だとは気付きようもない別人の体で。
笙吾は戸惑いながらも、ある決意を胸に奏の病院へと
向かうのだが…。

【出演】
竹内結子、吉沢悠
高橋和也、中村麻美、牧瀬里穂




  感想  ※ネタバレ注意

死んでしまった人間が、消える前にもう一度、愛する人に
メッセージを伝える。
まるで、『ゴースト』のようなファンタジーが、函館の
夜景に美しく繰り広げられていくラブストーリー。



香港のアカデミー賞3部門を受賞した「星願(セイガン)」
という作品のリメイク。
北海道・函館オールロケで、函館の街を美しく撮っていて
ファンタジックなムードが作品自体に包まれていて、
物語の展開に無理があるというか、観てる側を泣かせようと
演出しているのが見え見えなのがよくなかったです。

ボクは何と言っても劇中で、「When I Think of You」という
曲をハーモニカで吹くんですが、それが良い音色で美しいです。
前に務めていた楽器屋にいたときのサックスの先生が、1度
ライブでサックスでこの曲を吹いてくれたんですが、涙が
出そうなくらいに感動したのを覚えています♪
ボクもギターを弾いて、ハーモニカを吹くんですが、いつか
この曲を練習して吹きたいですね☆




【評価】
 (4点/5点満点中)

 星に願いを。 Nights of the Shooting Star HP

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

2008-03-09 | 邦画(あ・か)
 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
   


  あらすじ 
突如世界を襲った未曾有の大災害“セカンド・インパクト”。
人類の半数近くが死にいたり、世界各地には大破壊の痕跡が
刻みこまれた…。ようやく平穏な日々が戻ったと思われたとき
14歳の少年・碇シンジは父親から第3新東京市へ呼び出され、
出迎えを待っていた。その眼前の山あいから巨大な生物が出現。
その“使徒”と呼ばれる正体不明の存在は、国連軍と激しい
交戦を開始し、シンジは爆風に巻き込まれてしまう。
そんなシンジの命を救ったのは、特務機関NERVの作戦部長・
葛城ミサトだった。そこでシンジは父との再会を果たすが、
極秘裏に開発された巨大な人型兵器<エヴァンゲリオン>を
見せられ、使徒との戦いを強要される…。

【出演】
緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃
立木文彦、山口由里子、関智一、清川元夢




  感想  ※ネタバレ注意

1995年に初出後12年経っても、その人気は衰えを知らない
「新世紀エヴァンゲリオン」。新時代の要求に応え新たな
物語が用意された。リニューアルでもリメイクでも続編でも
ない『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4部作。



公開時期は3期に分割。前編にあたる“序”、中編にあたる
“破”。そして後編にあたる“急”と“?”は、いまだその
結末は決定していないが完結編として2部構成になる予定。

序は導入として旧作とほぼ同じシーンからスタートする。
本作のクライマックスは、国家規模のオペレーションを描いた
「ヤシマ作戦」。銀幕を圧倒する物量、使徒対EVAの激戦。
投入される先端のデジタル技術。アニメーションは申し分ない
感じでした。
第3新東京市でのビルが地面から生えてくるシーンは必見。
主題歌を宇多田ヒカルが担当していて意見が別れているんですが
個人的には好きな曲でした。

これまで何度、エヴァには期待を外されてきた事でしょう(笑)。
ちょうどボクが中学の時に放送されてたんですけど、当時は
やっぱり色んな物議をもたらしたアニメやったと思います。
いつも変な方向へ行くエヴァだったんですけど、この映画版は
個人的には良かったと思います。
ただこれがはじめて見る人にとっては、ラストのシンジとレイの
「笑ったらいいと思うよ」というシーンに昔ほどの感動が
感じられなかったのは、残念かな。
後、展開が”序”章にしては、早いような‥いきなりシンジくん
にあれを見せたらダメでしょう。。
加持さんは出るのかなぁ‥あの人のおかげでTV版は柔らかく
なった気がしてるんですけど。

う~ん、”序”は良かったとして、次の作品から予告を観た感じ
では、また嫌な予感がしてならないけど(苦笑)
少し期待してみましょうか。




【評価】
 (4点/5点満点中)

 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 HP