Cinema Cafe ~シネマ・カフェ~

ようこそシネマ・カフェへ
あなたの観てない映画探せます
どうぞ、ごゆっくり

アイアンマン2

2011-05-17 | 洋画(あ・か)
 



  あらすじ 
自らが“アイアンマン”であることを明かしたトニー・スターク
であったが、彼の勝手なヒーロー行為は問題視され、国から
パワードスーツの受け渡しを命じられる。そのニュースを
憎悪に満ちた目で見つめる男“ウィップラッシュ”は、一撃
で金属を真っ二つにする武器を身に付けトニーの前に現れる。
一方、レザースーツに身を包んだ謎の美女“ブラック・ウィドー”
も出現。正体を明かしたヒーローの前に、次々と危機が迫る…。

【出演】
ロバート・ダウニーJr
グウィネス・パルトロウ
スカーレット・ヨハンソン
ミッキー・ローク
ドン・チードル
サミュエル・L・ジャクソン
サム・ロックウェル
ジョン・ファヴロー




  感想  ※ネタバレ注意

自ら創ったパワードスーツを装着、世の悪と戦うヒーローを描いた
「アイアンマン」の続編。



大企業の社長 兼 天才発明家だけど、けっして褒められた人間では
なかったトニー・スタークは、前作でアイアンマンとして、自らが
作った会社を捨て、悪を倒そうとするのだが、強力な兵器を持つ
彼を国が問題視し、パワードスーツを提供するように命じられる。


今回は、トニー・スタークという人間の一人舞台って感じでした。
まぁ、前作も似たような感じかもしれないですけど、今回は彼の
やりたい放題っていう意味で、一人舞台。

自分自身が生み出した兵器の排除とは裏腹に、これまで開発した
兵器よりも強力なアイアンマンという矛盾した関係に、今回では
自分が作り出したアーク・リアクターによって自分の命が削られる
という事での自暴自棄や、モナコGPに出たり、スターク・エキスポ
なる大規模なものを開催しようと躍起になったり、パワードスーツ
を着て、泥酔した挙句に、ローディとのアイアンマン同士の掛け合い
は、スーツのぎこちなさと相まって、コメディ色が強くなった。


今回から登場したミッキー・ロークが演じたウィップラッシュも
何やら謎めいてはいるものの、あっさり倒されてしまって何だか
拍子抜けなのは否めない。

現代のアメコミヒーローって、自分の強大な力に悩む者や正義と
悪が表裏一体なように、自分の影である悪に悩む者などそれぞれ。

しかし、アイアンマンって結構、単純明快なんです。
殺されかけたことによって改心して、兵器を壊すための兵器を作る。
そして、その兵器(リアクター)によって死にそうになったら
自暴自棄になったり、友人が強力な仲間になったり、パワード
スーツが一般的に出回ると、より強力なリアクターが生まれたり
小さい頃に見ていたヒーローの鏡みたいな作品かも。

そういう意味では、今までアメコミヒーローにはいなかったかも。
アメコミヒーローも大変だね(苦笑)。




【評価】
 (3.8点/5点満点中)

 アイアンマン2 HP

エクスペンダブルズ

2011-05-14 | 洋画(あ・か)
 



  あらすじ 
ギャラは高いが仕事は確実、自らを消耗品と名乗り、鉄壁の
チームワークを誇る精鋭部隊“エクスペンダブルズ”は傭兵業界
にその名を轟かせる最強無敵の軍団である。
彼らがどのように殺されても、その事実が明るみに出ることはなく
まさに文字通りの使い捨て集団。凶悪なソマリアの武装海賊に拉致
された人質を鮮やかに救出した彼らの次なる任務は、南米のヴィレ
ーナという島国の軍事独裁政権を壊滅させることだった。
だが、その依頼はかつてない危険と巨大な陰謀が待ち構えていた…。

【出演】
シルヴェスター・スタローン
ジェイソン・ステイサム
ジェット・リー
ドルフ・ラングレン
ランディ・クートゥア
テリー・クルーズ
ミッキー・ローク
ジゼル・イティエ
ブルース・ウィリス
アーノルド・シュワルツェネッガー



  感想  ※ネタバレ注意

「ランボー」のシルベスター・スタローンが監督・脚本・主演を務める
アクション巨編。



最強の腕利き傭兵チームのメンバーたちが、命懸けの危険な任務に
挑む姿を描く本作は、シルベスター・スタローンが監督、脚本、
主演の一人三役をこなしたアクション大作だ。


まさに夢の共演とはこのことか…。
スタローン以外に、イカしたナイスハゲのジェイソン・ステイサム
にジェット・リー、ミッキー・ロークにロッキー4以来の共演
ドルフ・ラングレンとか、すごすぎる…。

さらには、ワンシーンだけだが、シュワちゃんにブルース・ウィルス
とか絶対に同じスクリーンに立つことなんてありえないメンバー。
それが同じスクリーンに勢ぞろいなんだから、それだけで観る価値が
あるって話。


なので、物語はいたって単純、超特殊部隊が敵地に乗り込んで
暴れまくってヒロインを救出、ついでに国も助けて、はい終わり。
この親父たちのすさまじいこと。
とにかく重火器、爆撃爆発、筋肉タトゥーの印象しか残らない映画。

でもキャラ設定とか悪くない気がします。
キレのあるアクションを見せるジェイソン・ステイサム。
チビとか言われながらも、見事な格闘技を見せるジェット・リー。
イカれた役がお似合いのドルフ・ラングレン。
ジェット・リーとドルフ・ラングレンの決闘なんて、ほんと夢の
ような格闘戦。
ちょい脇役だけど、何だかすごそうなミッキー・ローク。
まぁ、悪役がいまいちなのは頂けないけど。


過去のCGを使わない肉弾戦などは、スタローンのアクション映画
に対する心意気が見える。
自らをエクスペンダブルズ=消耗品と呼ぶ彼らからは、スタローン
のアクションスターとしての過去の栄光も見え隠れする。

スタローンが演じたリーダーも、すごいとは思うのだけども、
さすがに歳なのか、アクションにもキレがない。
それに、リーダー、ちょっと弱い(苦笑)。
油断して敵に気絶させられるとか、ダメでしょ。

作品中も至るところで、ツッコミたくなる。
特に、偵察にいった際の飛行機での爆撃は頂けない。

偵察の意味、まったくナシ!
偵察で置き土産に爆撃かまして、敵を何人も倒してるし。
敵のボスが海に飛び込む姿とか、爆笑です!

…あのまま2人でやっちゃっても何だか、いけそうな気がするー
のは、ボクだけか。
でも、彼ららしいと言えば、らしいのか(汗)。

何だか続編なんかも決まってるんですか?
次はいったいどんな豪華な共演が見れるのか楽しみですね。




【評価】
 (3.8点/5点満点中)

リアル鬼ごっこ2

2011-05-12 | 邦画(ら・わ)
 リアル鬼ごっこ2


  あらすじ 
日本中で最も多い姓の“佐藤さん”を捕らえて死刑にする
“リアル鬼ごっこ”を勝ち抜き、世界を救ったものの、新たな
パラレルワールドへと飛ばされてしまった佐藤翼。
その半年後、彼がいたのは、またしても謎の独裁者によって
“佐藤さん”が迫害を受ける世界。そこで、妹の愛や幼馴染の
洋たちと独裁者に対抗するレジスタンスとして戦っていた。
だがある日、翼たちは謎の支配者が仕掛けた新たな“リアル
鬼ごっこ”に強制的に参加させられてしまう。
タイムリミットは48時間。鬼から必死に逃げ廻る中、突然、
翼だけがこのパラレルワールドと運命が繋がっている現実
世界に戻ってしまう。
喜んだのも束の間、彼らを追う鬼たちも一緒に連れ帰っていた
ことが明らかになる。

【出演】
石田卓也、吉永淳
三浦翔平、蕨野友也
渡辺奈緒子、永島敏行
内野謙太、草野イニ
滝藤賢一、中村育二
霧島れいか




  感想  ※ネタバレ注意

累計200万部を越える山田悠介のベストセラー小説を映画化
したアクションホラー「リアル鬼ごっこ」の続編。
前作で生き残った主人公が、別の世界で新たな殺人鬼ごっこ
に巻き込まれる。



山田悠介原作のSFホラー『リアル鬼ごっこ』の続編。
捕まったら殺される、「佐藤さん」迫害の鬼ごっこは終わって
いなかった。
前作で終わったと思ったら、また違う世界のパラレルワールド
へ飛ばされていた翼たち。
それから半年、翼1人だけが鬼と一緒に現実世界に戻ってしまい
、パラレルワールドと現実世界を股にかけて、鬼に追われるのが
本作。


前作とは違う点は、制限時間が1日1時間から、24時間の
ぶっ通しに変更。今回は捕まったらすぐに殺される。
パラレルワールドでの死が、現実世界ともつながっていること
から、現実世界に戻った翼が仲間を助けながら逃げる姿は面白い。

テンポも悪くないし、逃げる姿は疾走感と、仲間をかばいながら
というスリルも加わって悪くないのだが、最後の結末が前作と
同じとは、ベタ過ぎる。
もっと違うラストを見せてほしかった。




【評価】
 (3.8点/5点満点中)

 リアル鬼ごっこ2 HP

キック・アス

2011-05-10 | 洋画(あ・か)
 



  あらすじ 
NYに住むデイヴは、コミックオタクでスーパーヒーローに
憧れる平凡な高校生。ある日、インターネットで買った
自前のスーツとマスクを身に付け、自分もDIYヒーローと
して街で活動を開始する。何の特殊能力も武器も持たない
彼は、初出動であっさり犯罪者にやられてしまうが、
懲りずにパトロールを再開。その時の活動の動画が見物人
によって撮られ、やがて“キック・アス(Kick-Ass)”の名で
街中に知られるようになる。
だが、街のパトロールをしていたのは彼だけではなかった。
キック・アスは高度な訓練を受けた父娘デュオ、“ヒット・ガール”
と“ビッグ・ダディ”に出会い、街の犯罪帝国を仕切る
フランク・ダミコを倒すため共に戦うことを決意する…。

【出演】
アーロン・ジョンソン
ニコラス・ケイジ
クロエ・グレース・モレッツ
マーク・ストロング
クリストファー・ミンツ=プラッセ
マイケル・リスポリ
ヤンシー・バトラー




  感想  ※ネタバレ注意

コミックオタクの高校生が自前のスーツとマスクを身に付け
ヒーローとして活躍する姿を描くアクション・コメディ。
監督は「スターダスト」のマシュー・ヴォーン。



映画やコミックの世界ではこれだけヒーローがいるのに、何で
誰もやらないのだろう?と、考えた主人公のデイヴは、ネット
で購入したスーツとマスクを身につけ悪党と戦うことを決意する。
特殊な能力もない、元々強いわけでもないデイヴは、初陣で
ボコボコにされながらも、悪党を追い払う姿が、ネット上で流れ
キック・アスは一躍、人気者になる。

しかし、キック・アスことデイヴは、本当の冷酷非道な悪党たち
に目をつけられてしまう。
絶体絶命のピンチに、実力のあるヒーローのビッグ・ダディと
ヒット・ガールが現れ助けてくれることに…。


この映画は、主人公キック・アスとヒット・ガールの対比にある
ようです。父親の復讐の為に、殺人マシーンと化した少女ヒット・
ガールと、強くはないが困っているものを見捨てられないヒーロー
としての心を持ったキック・アスの対比が面白い。

とにかくこのヒット・ガールがキュートなのですが、父親のビッグ
・ダディは正直、ド変態です(笑)。
なぜなら、2人が登場して早々に防弾チョッキの性能を試す為に
自分の娘に容赦なく銃弾を撃ちこむんですから(苦笑)。
自分の復讐の為に、娘を殺人マシーンに仕立てる父と子をシュール
に、また悪党たちに対しては残酷に接していきます。
正直、この2人の方が悪党に見える時があるくらいですから。
マフィアの連中を殺す時の容赦のないこと…
この対比こそが、今までにないアメコミヒーローと言えます。



そこへ、ビッグ・ダディとヒット・ガールの宿敵マフィアの息子
が、キック・アスをおびき出す為にレッド・ミストとして登場、
キック・アスに近づくことになります。
このレッド・ミストの正体は、最後まで2人にはわからないまま
終わります。
ビッグ・ダディとヒット・ガールが復讐鬼と化したように、彼も
また復讐鬼とならざるを得ない状況が生まれます。

結果的に悪党を倒したことになるキック・アスとヒット・ガール。
しかし、同時にそれが新たな悪をも生み出すという結果に繋がる。
復讐には、復讐にと終わらない復讐劇の中、ヒーローとは何か?
続編があるとすればそこにどんな答えを持ってくるのか観てみたい
ですね。
設定はコミカルでシュールなのですが、テーマは意外と深いところ
にあるのかもしれませんね。


【評価】
 (4.2点/5点満点中)

 キック・アス HP

ぼくのエリ 200歳の少女

2011-05-09 | 洋画(な・は)
 



  あらすじ 
ストックホルム郊外で母親と2人で暮らす12歳の少年オスカー
は、毎日学校で同級生からの苛めに遭っていた。大人たちは
その事実に気付かず、助けてくれる友達もない。
いつも隠し持っているナイフで自宅の木を切りつけることで、
辛い思いを1人紛らわせていた。そんなオスカーの前にある日、
黒髪の少女が現れる。
息も凍りつくような寒さの中、薄手のシャツ一枚で現れた少女
は、オスカーの寂しい胸の内を見透かしたような言葉を残す。
その頃、町では凄惨な殺人事件が起きていた。
何者かが喉を切り裂き、血を抜き取られて逆さ吊りにされた
若者の死体が森で発見されたのだ。
再びオスカーの前に現れる少女。その表情はどことなく悲しげ
で、鼻を突く異臭を漂わせていた。
エリと名乗ったその少女は自分の誕生日を知らず、年齢も
“だいたい12歳”とはっきりしない答え。
不思議で秘密めいたエリだったが、オスカーは彼女と接して
いるうちに、胸の高鳴りを覚えていく。やがて、2人の間で
夜毎、モールス信号による寝室の壁越しの会話が始まる。
エリとの出会いを通じて、強くなりたいと願うようになった
オスカーは苛めっ子に逆襲、大怪我を負わせる。

【出演】
カーレ・ヘーデブラント
リーナ・レアンデション
ペール・ラグナル
ヘンリック・ダール
カーリン・ベリィクイスト
ペーテル・カールベリ



  感想  ※ネタバレ注意

孤独な少年が1人の少女と出会い、恋に落ちるが、彼女の正体
はヴァンパイアだった…。
ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの小説『モールス』を繊細
なタッチで映画化。
トライベッカ国際映画祭を始め、世界中で60以上もの賞を受賞した。



いじめにあう12歳の少年・オスカーはある夜、不思議な少女・エリ
と出会う。
それからオスカーはエリと心を通わせていくのだが、それと同じく
町では血を抜き取られるという殺人事件が起きる。

ヴァンパイアの少女と少年の話なのだが、突然町にやってきたエリ
と保護者らしき中年の男性が、この事件に関わっていて、エリが
ヴァンパイアであることは誰の目から見ても明白である。
そんな中、夜は雪で閉ざされた世界に、氷のような雰囲気を持つ
映画で、2人の少年少女が心を通わせていくのを繊細に描いている。


いじめられっ子のオスカーだが、一見、白い肌とキレイな瞳に輝く
ブロンドの髪をした少年のような少女のような中世的なオスカー。
内面には、幼い凶暴性も持つこの子の存在がとても映画の雰囲気に
あっている。

そして、エリの保護者、劇中に説明はないが恐らくエリが吸血鬼に
なる前の恋人かそれに近い存在だったのだろう彼のエリへの眼差し
や言動がそれを思わせ、自分の年齢とエリとの若々しさのギャップ
やエリの為に、行ってきた数々の殺人も限界に近かったことから
失敗し、エリを危険に導いたことから、自らの血を差し出す姿は
満たされているような表情で、何だか切ない。

映画の結末を見て、もしかすると、オスカーの未来も似たような
未来なのかもしれない。
この2人は恋人とはちょっと違う、友達とも違う、淡い恋のようで
あって、最後には繊細な感情を抱けずにはいられないような映画
でした。

原作小説「モールス」は、ハリウッドでもリメイクされ、あの
「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツが出演している
のだけれども、この映画ほどの少年少女の内なる凶暴性と繊細さ
を表現出来ているのか疑問だけど、そっちも観てみたいかな。




【評価】
 (4点/5点満点中)

 ぼくのエリ 200歳の少女 HP

恐怖

2011-05-07 | 邦画(あ・か)
 



  あらすじ 
脳科学研究者の太田悦子・行雄夫妻は、森の奥の自宅で16ミリ
フィルムを見ていた。
取り壊された病棟の地下室で悦子が見つけたそのフィルムには、
戦前の満州で撮影された脳の実験の様子が映されていた。
被験者たちが何かを凝視する姿を見た悦子は、自分たちに見え
ないものが見えていると呟く。やがて、スクリーンに白い光が
現われる。悦子と行雄、偶然部屋に入ってきた幼い娘のみゆき
とかおりは、巨大化するその光に目を奪われる。
17年後、26歳になったみゆきは、すでに自殺した行雄の後を追う
ように、インターネットで知り合った人々と集団自殺をする
決意をする。
みゆきは発起人の服部、理恵子、和志、拓巳と地方の駅で合流し
ワゴン車で森の中の空き地に行く。一行が一斉に睡眠薬を飲み
練炭に火をつけると、急速に意識が薄らいでいく。
みゆきは、悦子が経営する病院の隔離病棟で目を覚ます。
フィルムを見て以来、悦子はここで非合法の脳手術を行っていた。
被験者の脳のシルビウス裂という部位に電極で刺激を与えると
人間には見えないもうひとつの現実が見えるという。
悦子はその実験を繰り返し、人間の霊的な進化を追究していた。

【出演】
藤井美菜、中村ゆり
片平なぎさ、日下部そう
斉藤陽一郎、吉野公佳
長宗我部陽子、高橋長英



  感想  ※ネタバレ注意

禁断の領域に触れた美しい姉妹の運命を描くサイコ・ホラー。
死の誘惑に取り憑かれた姉の行方を追って上京した妹は、
脳の人体実験を繰り返す母と再会する。
監督は、「リング」脚本の高橋洋。



日本のみならず、海外でも高い評価を受けた『リング』『仄暗い
水の底から』の一瀬隆重プロデューサーと、彼がホラー映画界
における師と崇める、映画版『リング』の脚本を手掛けた高橋洋
による野心作。


そろそろ、あったかくなってきたのでホラーでもって感じで
時々どうしようもなくホラー映画を観たくなるのですが、、、
以前にポスターが不気味で、掲載禁止になったとかいう映画で
Jホラーの集大成的なキャッチコピーで宣伝してた映画なので
観てみようと思ったのですが…。

幽霊だの心霊だの、ホラー映画を期待している人は、肩すかし
をくう映画でしたね、片平なぎさ演じる母親がマッドサイエン
ティストで、自分の探究心の為に自分の娘であっても脳をいじ
くりまくって、はい、さようならみたいな映画だった(苦笑)。

怖かったシーンといえば、最初のフィルムシーンで脳をいじ
られて、あっ…とか言ってるシーンは、ヤバい映像を見せられ
てるみたいで、後、失踪したお姉さん役を演じた中村ゆりさん
彼女と再開した時の目がポスターみたいになってて、怖かった。



何となく、脳を触って見えない世界が見える的な内容だった
のですが、特に大きい展開も見せ場もなく、刑事もしょぼいし
内容もわかりにくかったし、睡魔との闘いでした(苦笑)。

とにかく、上の画像の通り、片平なぎささんが出てくる事に
よって火サスのイメージがぬぐえなかったです(苦笑)。

これで、Jホラーの集大成、完結みたいにしてよかったのかは
疑問に感じるところでした。


【評価】
 (3.5点/5点満点中)