Cinema Cafe ~シネマ・カフェ~

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グリーン・マイル

2008-03-31 | 洋画(あ・か)
 グリーン・マイル


  あらすじ 
1995年。老人ホームの娯楽室で名作「トップ・ハット」を
見たポール・エッジコムの脳裏に60年前の記憶が甦る…。
大恐慌下の1935年。ジョージア州コールド・マウンテン
刑務所の看守主任ポール(トム・ハンクス)は、死刑囚舎房
Eブロックの担当者だった。死刑囚が電気椅子まで最後に
歩む緑のリノリウムの廊下はグリーンマイルと呼ばれていた。
部下は副主任のブルータル(デイヴィッド・モース)はじめ
頼れる連中ぞろいだが、州知事の甥である新人パーシー
(ダグ・ハッチソン)だけは傍若無人に振る舞う。
そんなある日、ジョン・コーフィ(マイケル・クラーク・
ダンカン)なる大男の黒人がやってきた。幼女姉妹を虐殺した
罪で死刑を宣告された彼は、実は手を触れただけで相手を
癒すという奇跡の力を持っていた。

【出演】
トム・ハンクス、デイヴィッド・モース
ボニー・ハント、マイケル・クラーク・ダンカン
ジェームズ・クロムウェル、マイケル・ジェッター
サム・ロックウェル




  感想  ※ネタバレ注意

奇跡の力を持つ黒人死刑囚と彼を見守る看守たちの姿を描いた
ヒューマン・ドラマ。
スティーヴン・キングの同名ベストセラー小説の映画化で、
監督・脚本は同じくキング原作による「ショーシャンクの空に」
で一躍名を挙げたフランク・ダラボンがあたった。



当時、映画館でこの映画を観たのはボクが大学生1回生の時で
当時付き合っていた1つ下の女子高生の彼女と観た映画です。
この時ボクは先に原作を読んでいて、映画に挑んだわけですが‥

正直彼女が隣りにいたので、映画をそこまで真剣に見れなかった
という失態行為が(苦笑)若さ故ですか‥笑。
でも原作をばっちり読んでいたので、大丈夫です(苦笑)。

ミスター・ジングルズとうい可愛いネズミが登場するのですが
その愛らしさもよく表現されていて、パーシーに踏み潰される
シーンがあるのですが、劇場の中で悲鳴に似た声を聞きました。
でも後でコーフィの奇跡の力で治るんですけどね。

そのジングルズを可愛がっていた死刑囚は、壮絶な電気イスでの
シーンがあるんですが、あれはスティーヴン・キングらしいと
言えばらしいですね☆
そういえばその時に、当時彼女が何であの人は死刑になったのか?
かわいそうと言ってたのが記憶にあります。
原作を読んでいる人はわかると思いますが、彼は婦女暴行などの
罪を重ねて刑務所にいたんですね。
そういう部分が映画ではあまり言われていないので、あまりの
電気イスのシーンがエグかったので、かわいそうと感じた人が
いたみたいですね。

特にめっちゃ泣けるという映画ではなかったのですが、じんわり
胸にくる映画です。
「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」‥
「スタンド・バイ・ミー」といった映画をホラーの王様と呼ばれる
スティーヴン・キングが描く感動作が、独特の雰囲気と世界観で
いつも洋画観たなぁ~って思わせてくれますね。




【評価】
 (4点/5点満点中)

そのときは彼によろしく

2008-03-31 | 邦画(さ・た)
 そのときは彼によろしく



  あらすじ 
ささやかながらも美しい水草の店を経営している遠山智史
(山田孝之)の前に、ある日突然、スーパーモデルの森川
鈴音(長澤まさみ)が現われる。実は鈴音は智史の幼なじみ
の滝川花梨で、ふたりは再会を喜びを分かち合う。
二人はもう一人、親友で画家志望の五十嵐佑司(塚本高史)
のもとへと向かうが…。

【出演】
長澤まさみ、山田孝之、塚本高史
国仲涼子、北川景子




  感想  ※ネタバレ注意

『いま、会いにゆきます』の原作者、市川拓司のベストセラーが
またも映画に。主演は『世界の中心で、愛をさけぶ』の長澤まさみ
『手紙』の山田孝之、『涙そうそう』の塚本高史だ。監督は、
ドラマ版「世界の中心で、愛をさけぶ」の平川雄一郎。
透明感溢れる名作に、純愛ラブ・ストーリーを得意としたスタッフ
・キャストが集結した。



『世界の中心で、愛をさけぶ』以来、こういう映画がたくさん出て
ボクとしては、もぅ不幸すぎる映画は苦手になってしまった。
あまりにありふれ過ぎて、感動がどんどん薄れていくのが感じる。
映画にして、誰かが死んだり、大切なものを失うということは
大切なメッセージなのだろうが‥あまりに話の内容をこじつけて
あったり、見る側を泣かせてやろうというスタッフの顔が見える
作品には正直、ガッカリしてしまう。

劇中に流れる音楽や、主演の3人(約1名ほとんど関わらない
ですが、苦笑。)は良い演技もしてると思います。
ただ違うキャストで挑んでほしかったです。
どうしても、『世界の中心で、愛をさけぶ』の延長にしか思えない。
勿体無い映画になってるような気がしてなりません。
長澤まさみ、山田孝之を楽しみたいのでしたら、良い作品かも
しれませんね。


【評価】
 (3.5点/5点満点中)

 そのときは彼によろしく HP

らせん

2008-03-31 | 邦画(ら・わ)
 らせん


  あらすじ 
幼い息子を死なせて以来、自殺ばかりを考えている解剖医・
安藤。ある日、彼は謎の死を遂げた高山竜司の解剖を担当
することになった。安藤と竜司は学生時代の同級生だった、
竜司の体を解剖した安藤は彼の胃の中から暗号の書かれた
紙片を見つける。それは安藤たちが学生時代に流行った
遊びで、彼は「DNA PRESENT」という言葉を読み取るのだった。
そんな折、玲子が車の事故で息子の陽一と共に死んだという
情報が安藤に入ってきた。
だが、不思議なことに陽一は事故が原因で死亡したのではなく
事故の起こる前に既に死亡していたらしいのだ。玲子の死を
不審に思った彼女の上司・吉野から、安藤にコンタクトが
取られた。彼は、玲子が取材していた呪いのビデオについて
科学的な見地から意見が聞きたいと、安藤にビデオと玲子の
取材手帳を渡す。

【出演】
佐藤浩市、中谷美紀、真田広之
鶴見辰吾、佐伯日菜子、松重豊




  感想  ※ネタバレ注意

見ると死ぬという呪いのビデオの謎の真相に迫る、同時公開
された「リング」の内容を受けた続編。

この映画「らせん」はホラー映画とは言い難い作品で、ホラー
映画もここまでストーリーや中身を充実させるようになって
きたのかと思わせる作品でした。

でも理解し難い中身になっていて、マニア受けの作品である
ことに違いはない。
この世に蘇って、井戸の中で味わった恐怖を世の人間にも
知らしめる為とか動機があまりに陳腐すぎるし、特別な力を
持った人間だけを選別する為のビデオとか‥う~ん、微妙。

きっとラストの自分の息子を選ぶか、人類を選ぶかっていう
選択に人間ドラマを見せたかったのかもしれませんね。
キャスト的には佐藤浩市も好きですし、文句はないです。


【評価】
 (3点/5点満点中)

リング

2008-03-31 | 邦画(ら・わ)
 リング


  あらすじ 
子供たちの間で噂の広まる呪いのビデオの取材をしていた
TVディレクター・玲子の親戚の娘・智子が、そのビデオを
見て死んだ。
しかも、一緒にビデオを見た3人のクラスメイトも、同日の
同時刻に死んでいたのだ。真相を探るべく、智子たちが
ビデオを見た伊豆の貸別荘へ赴いた玲子は、そこでビデオを
発見。自らもそのビデオを見て、死の予告を受けてしまう。
呪いを解く方法はないのか。玲子は、大学で講師をしている
離婚した夫・竜司に助けを求めた。彼は、人や物から記憶を
読み取る不思議な力を持っているのだ。

【出演】
松嶋菜々子、真田広之、中谷美紀
沼田曜一、雅子 マサコ、竹内結子、佐藤仁美




  感想  ※ネタバレ注意

呪いのビデオを巡って展開する恐怖を描いたモダン・ホラー。
監督は「暗殺の街」の中田秀夫。鈴木光司による同名ベスト
セラー小説を、「暗殺の街」の高橋洋が脚色。

「見ると一週間後に死ぬ」─

当時この映画は本当に流行りましたよね。
あの主題歌も有名でしたよね。
ホラー映画にしては、珍しくストーリがしっかりしていて
ただのホラー映画ではありませんでした。
サスペンス調にもなっていて、謎解きが含まれて、間に貞子の
影がチラホラ‥思い出すだけで恐い(笑)。

でも一人でそんな噂のビデオをよく見れますよね、皆さん(苦笑)。
って見ないと始まらないんですが(苦笑)。

そして何と言っても有名なドンデン返しのラストシーン。
助かったと思ったら、貞子がテレビから出てきて真田広之を
呪い殺すシーンは本当に恐かった、見終わった後にトイレに
行けなくなってしまいましたから、ハハ‥(苦笑)。
代表的な日本のホラー映画ですね、心底鳥肌がたつほどに
恐い映画を作らせたら日本の邦画に勝るものなしですね。
日本人だから余計か‥(苦笑)。





【評価】
 (4点/5点満点中)

シャイニング

2008-03-31 | 洋画(さ・た)
 シャイニング


  あらすじ 
コロラド州のロッキー山上にあるオーバールック・ホテル。
雪深く冬期には閉鎖されるこのホテルに、管理人としての職を
求めに来た小説家志望のジャック・トランス。実はこのホテル
は以前の管理人であるチャールズ・グレイディが孤独に心を
蝕まれたあげく、家族を斧で惨殺し、自分も自殺したいわく付き
の物件だということを支配人のスチュアートは語るが、全く
気にしないジャック。そして妻のウェンディ、一人息子のダニー
がやってきてホテルでの生活が始まる。ダニーは不思議な能力
「かがやき」(Shining)を持つ少年だった。ダニーはホテルの
中で様々なものを見る。

【出演】
ジャック・ニコルソン、シェリー・デュヴァル
ダニー・ロイド、スキャットマン・クローザース
バリー・ネルソン、フィリップ・ストーン
ジョー・ターケル、アン・ジャクソン、トニー・バートン




  感想  ※ネタバレ注意

コロラドの雪深い山中にあって冬期は閉鎖されている由緒ある
リゾート・ホテルを舞台に、その管理にやって来た、ある親子
三人に取り憑く怨念と狂気を描く恐怖映画。



スティーヴン・キングの原作を基にキューブリックとダイアン
・ジョンソンが脚色。
ホラーの王様・スティーヴン・キングの有名な作品で、この
映画は父親が取り憑かれ家族に襲いかかってくる。

閉鎖された雪山の中でという状況の中で、狂った父親が突然
背後に立っていたり、有名なシーンでドアの少し空いた隙間に
顔を出してきて話しているシーンは本当に恐いし、正気に戻ったり
取り憑かれたり、息もできないくらいの雰囲気と緊張感が
この頃のホラー映画にはあったと思います。

今はただ、びっくりさせるだけの映画が増えた気がしますが
この映画はキューブリックが原作とは少し違う脚色で、取り憑かれ
ている何かについては、曖昧なままに終わっています。
でもそれが逆に極限状態の人間の心理の恐さを引き立てている
ように思えました。

後、原作と違うのはハロランが斧で惨殺されるシーンが映画には
あるという事ですが‥いきなり助けにきたハロランが殺される
シーンはショックでした。
助けにいったのに、いきなり殺されるなんてかわいそう(苦笑)。
この作品は恐怖映画の傑作といえる作品です。


【評価】
 (4点/5点満点中)

最新注目映画⑥

2008-03-30 | 新作・特別メニュー
  


  オーナー注目の最新映画情報!!
                  4月

                


    ここでは、オーナーが注目する
    最新映画をラインナップしています!
    観に行った映画はどんどんUPしていきます!!


    ・・・注目最新映画    ・・・鑑賞した映画



     


 ぼくたちと駐在さんの700日戦争
4月5日(土)ロードショー

  

 ストーリー
1979年、とある平和な田舎町。ママチャリ率いる「ぼくたち」
7人は、気ままな高校生活を送っていた。ぼくたちがする事と
言えば、ママチャリが考えるイタズラ。ところが、ぼくたちの
イタズラに怯まない駐在さんがやってきた。

 【出演】
市原隼人、佐々木蔵之介、麻生久美子
石田卓也、加治将樹、賀来賢人、石野真子
竹中直人

 
 【解説】
人気ブログランキング第1位を総なめにした、怪物ブログ小説
「ぼくちゅう」が、早くも映画になった。昭和54年の田舎町を
舞台にした、半実話の物語である。
最近は携帯小説やブログの中の小説から映画化する作品が
目立ってきましたけど、「恋空」もそうですよね。

 ぼくたちと駐在さんの700日戦争 HP


     


 クローバーフィールド/HAKAISHA
4月5日(土)ロードショー



 ストーリー
ニューヨークのとある高級アパート。東京への転属が
決まったロブのためにサプライズ・パーティが開かれて
いる。そんな中、突然、とてつもない爆音が響き渡る。
表を見ると、外では大爆発が起きている。そこに何かが
飛んでくる…近くのビルに激突し、地面に落下したのは
自由の女神の頭だった…。
―コードネーム“Cloverfield”と呼ばれるビデオ映像。
かつてセントラル・パークと呼ばれた場所で見つかった
ものである。

 【出演】
マイク・ヴォーゲル、ブレイク・ライヴリー
リジー・キャプラン、マイケル・スタール=デヴィッド
オデット・ユーストマン

 
 【解説】
『トランスフォーマー』全米公開時、突如謎の特報が流れて
以来、そのほとんどが謎に包まれ、真偽不明のプロモーション
映像をWEB上で小出しにしてきたため、映画ファンの間で憶測
が飛び交った超話題作。
大人気TVシリーズ「LOST」や『M:i:III』で世界中を魅了し、
ハリウッドで今注目されているクリエイターJ.J.エイブラムス
が仕掛けた本作。
全編に及ぶハンディ・カメラによるドキュメンタリーを思わせる
リアルな映像と、最新の視覚効果の融合によって、観る者はまるで
自分が登場人物の一人になったかのような錯覚を感じるはずだ。
ちなみにサブタイトルの“HAKAISHA”は、エイブラムスのたって
の要望なのだとか。

この映画は、「L change the World」を観に行ったときに
予告で流れていて、すごい気になりました!!
いったい何に襲われてるのか、さっぱりわからなくてちょっと
こういう変わった手法の撮り方は、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』
の時と似ているように思いますが、この映画のラストはいったい
どんな風に終わるんでしょうかね?

 クローバーフィールド/HAKAISHA HP


     


 モンゴル
4月5日(土)ロードショー

  

 ストーリー
陰謀が渦巻く時代、モンゴルの一部族の頭領の息子として
生まれたテムジン。待ち受けるのは、父の毒殺、裏切り、
復讐、異国での投獄という壮絶な運命。彼は、さらわれて
他部族の子を宿した妻を救い出し、生まれた子を我が子と
して慈しむ。
そして、優しさを秘めた強靭な魂で運命と闘い、次第に
統率者として頭角を現してゆく。

 【出演】
浅野忠信、スン・ホンレイ
アマデュ・ママダコフ、クーラン・チュルーン

 
 【解説】
壮麗な大自然を舞台に、全編モンゴル語で描く壮大な戦いの
叙事詩が誕生した。
主演は、『座頭市』『母べえ』、ウォン・カーウァイ監督との
コラボレーションなど、国内外で活躍、日本を代表する俳優
・浅野忠信。
誇り高き戦士にして最強の統率者、チンギス・ハーンの激烈な
魂を体現し、世界の熱い視線を集める。

アカデミー賞に浅野忠信が今作でノミネートされていた作品。
激動の人生を生き抜いたチンギス・ハーンを世界中の人が
見つめる中で浅野忠信がどんな風に役を演じるのか注目ですね。

 モンゴル HP


     


 大いなる陰謀
4月18日(金)ロードショー



 ストーリー
対テロ戦争をプロパガンダにし、大統領選へと野望を抱く
上院議員(トム・クルーズ)。その裏に巨大な陰謀を感じ
とったTV番組のジャーナリスト(メリル・ストリープ)は、
上院議員との会話の中から真実を暴こうと画策する。また、
意義ある人生を送りたいと願う若者たちは、アフガニスタン
で対テロ戦争に命をかけることを選択する。その若者たちの
選択に誇りを感じながらも、戸惑いを隠せない恩師の大学教授
(ロバート・レッドフォード)。それぞれの思惑がひとつに
繋がろうとしていた時、何も知らずにアフガニスタンで戦う
若者たちの未来が、大きな陰謀のうねりに巻き込まれようと
していた…。

 【出演】
トム・クルーズ
メリル・ストリープ
ロバート・レッドフォード

 
 【解説】
現代のアメリカが抱えている対アフガニスタン・テロ戦争
の問題に様々な立場で関わる人々の群像に深く迫った、
観るものの心を大きく揺さぶる社会派の感動大作。主演は
トム・クルーズ、メリル・ストリープ、ロバート・レッド
フォードと夢の競演が実現。
しかも、アカデミー賞監督でもあるレッドフォードの、
久々の監督作でもある。激しい戦闘シーンを織り交ぜながら
陰謀渦巻くクルーズと企みを暴こうとするストリープとの
丁々発止の白熱シーンは圧巻で、手に汗握る迫力である。

単純にこの豪華キャストと陰謀渦巻く政治問題を絡めた
社会派の感動作というから、単純に見てみたいというのが
感想です。

 大いなる陰謀 HP


     


 銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~
4月19日(土)ロードショー

  

 ストーリー
親子三代にわたる生れついての寿司職人で、10歳までは順風
満帆の寿司人生を送ってきた米寿司(まいずつかさ)。
しかし、父と祖父の衝撃的な死をきっかけに、魚の目を見ると
暴れだす“ウオノメ症候群”になってしまう。一度は寿司の
道を捨て、琉球唐手の達人を志したものの、なんと道は一つに
繋がっていた。唐手の道は、寿司の道。寿司の握りは拳の握り。
寿司を極めずして、武の真髄はつかめない。司の修行の旅は、
日本全国津々浦々を駆け巡り、ついに海の向こうへ飛び出した。

 【出演】
堂本光一、中丸雄一、釈由美子
石原さとみ、太田莉菜、伊原剛志
北大路欣也

 
 【解説】
『トリック 劇場版』『自虐の詩』の堤幸彦監督が、魅惑の
堤ワールド全開で贈る、笑いあり、涙あり、アクションあり
グルメありの、思わず誰もが涙してしまうほどの痛快ムービー!
主演のスシ王子を演じるのは、本作が映画単独初主演となる
“元祖王子”の堂本光一。
弟分の見習い寿司職人・河太郎役でKAT-TUNの中丸雄一が共演し
さらにシャリの達人“源五郎”役の北大路欣也をはじめ、
豪華キャストが顔を揃えるニューヨーク大決戦。果たしてその
先に待ち受けるのは…。

別に観たいわけではありません(笑)。
でも違う意味で注目してるだけです(笑)。
ただ単純にこんなアホらしい映画を作る人がいるんやなって
思いました、作った人には悪いですけど(苦笑)。
「スシ王子! ~ニューヨークへ行く~」って題名も何かどっかで
聞いた事あるんですけど(笑)


 銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~ HP


     


 あの空をおぼえてる 4月26日(土)ロードショー



 ストーリー
娘を交通事故で亡くし、自責の念に苛まれる父、雅仁。
一人奇跡的に助かった兄、英治。幸せな4人家族に突然ふり
かかった不幸を乗り越えようと、懸命に生きる姿を描く
感動のドラマ。

 【出演】
竹野内豊、水野美紀、広田亮平
吉田里琴、小池栄子、中嶋朋子
品川祐、小日向文世

 
 【解説】
父親の深沢雅仁を演じるのは、7年ぶりの映画への出演に
なる竹野内豊。太陽のように明るく家族を包み込む母親の
慶子には『踊る大走査線』などを経て、舞台にも活躍の場を
広げている水野美紀。
英治には、『涙そうそう』『マリと子犬の物語』の広田亮平。
家族の中できらきらと輝く存在の妹、絵里奈には吉田里琴。

やっぱり注目してしまうのは、久しぶりに出演する竹野内豊。
竹野内豊は結構好きな役者さんなだけに、注目しています。

 あの空をおぼえてる HP



               

アルゼンチンババア

2008-03-30 | 邦画(あ・か)
 



  あらすじ 
両親と仲良く暮らしていた女子高生・みつこ。だが母が病死して
しまい、父親は母が死んだ日にそのまま失踪。それから半年後、
父は町外れの草原にぽつんと立つ屋敷で発見された。そこは、
小さな田舎町の中の異国。昔はタンゴやスペイン語を教えていたが
今はちょっと頭がおかしい、と噂される“アルゼンチンババア”
の屋敷だった。母の供養もせず、どうして父はそんなところに?!
みつこは父親奪還のため、屋敷に向かうが…。

【出演】
役所広司、鈴木京香、堀北真希
森下愛子、小林裕吉、手塚理美
田中直樹、きたろう、岸部一徳




  感想  ※ネタバレ注意

いまや世界30数カ国で作品が翻訳される人気作家、よしもとばなな。
彼女が2002年に発表した「アルゼンチンババア」は、人の生死を
テーマに扱いながら、じんわりと体中に染み渡るような幸福を描き
出した傑作小説。



見どころは何と言っても演技派俳優の豪華共演だ。繊細すぎて妻の
死に向きあえず、娘をほったらかしにするダメな父親役に役所広司。
そんな父親に翻弄される一人娘に堀北真希。そして大きな愛で人々を
包み込む不思議な存在、“アルゼンチンババア”を鈴木京香が老け
メイクで見事に演じきった。

よしもとばななという人の原作を読んでいないので、何とも言え
ませんが、この映画の役所広司は本当にダメ親父です。
堀北真希がかわいそう過ぎる。。

確かに大切な人や身近な人の死に向き合うということは、大変な
事だと思います。
でも1人の娘の父親としては、ちょっと親になりきれてない子供
過ぎるだろう‥しかも落書きしてる子に、トマトを投げるところ
とかもぅ最悪です(笑)。
まぁ、立ち直ってからの親父はボチボチとして‥
アルゼンチンババアもよくわからん。

まぁ、クスクスっと笑えるシーンもいくつかはありますが、
何かあまり納得できない映画でした。




【評価】
 (3.5点/5点満点中)

 アルゼンチンババア HP

ジョゼと虎と魚たち

2008-03-27 | 邦画(さ・た)
 ジョゼと虎と魚たち



  あらすじ 
ふとしたキッカケで恋に落ちたごく普通の大学生と不思議な
雰囲気を持つ脚の不自由な少女、そんな2人の恋の行方を大阪を
舞台にキメ細やかな心理描写と美しい映像で綴る。大学生の
恒夫は、ある朝、近所で噂になっている老婆が押す乳母車と
遭遇する。そして、彼が乳母車の中を覗くと、そこには包丁を
持った少女がいた。脚が不自由でまったく歩けない彼女は、
老婆に乳母車を押してもらい好きな散歩をしていたのだ。
これがきっかけで彼女と交流を始めた恒夫は、彼女の不思議な
魅力に次第に惹かれていくのだが…。

【出演】
妻夫木聡、池脇千鶴
新井浩文、上野樹里、江口徳子




  感想  ※ネタバレ注意

田辺聖子の同名原作小説を、「二人が喋ってる。」「金髪の草原」
の犬童一心監督が映画化。足の不自由な女の子ジョゼと、平凡な
大学生の青年の出会いから別れまでをビター・スウィートに描く。



この映画を観たのは、随分前だった気がします。
たまたま観る機会があったので、もぅ1度観たら今の自分には
まったく違う映画になっていた。
今観たら2人でじゃれ合うシーンも、妻夫木のラストの涙も
なんてリアル過ぎる映画なんだと痛感しました。
妻夫木も池脇千鶴も本当に良い役を演じてます。特に池脇千鶴
の演技が1番力が入っていたし、良かったです。
ラストの1人でのシーンがより一層切なくさせる。

観終わった後に、何とも言えなくなって泣いてしまった。
誰もが1度は苦い恋愛をしているはずです、ジョゼはそんな
恋愛での特別な思いを思い出させてくれます。

ジョゼのように足が不自由な彼女でなくても、年寄りのような
言葉を言うわけでもない、平凡な恋愛だったとしても誰でも
特別な恋愛はある。

ずっと一緒にいようって話したり、色んな約束もしたり
楽しいことも嬉しいことも、辛いことだって苦しいことだって
彼女となら乗り越えていけると思う、それが恋愛だと思います。

でも現実はそうではなく。
本当に儚い夢のようなものでもあります。

「ウチ好きや‥あんたも、あんたのすることも好きや。」

ジョゼを背負って海辺を歩くシーンが好きです。
あの映像の撮り方が、遠い淡い思い出も思い返させてくれる。


誰かを好きになるということは、とても大切なことなんでしょう。
でもそんな中で別れも当然やってくる、あんなに好きになって
求め合った2人も別れてしまえば、2度と会うことはありません。
人の出会いって儚いですね。
でも‥確かにその時、その場所で、2人は一緒だった。
その時間は、永遠に残るんでしょうね。
それだけで、その先もきっと生きていけるんでしょう。




【評価】
 (5点/5点満点中)

 ジョゼと虎と魚たち HP

象の背中

2008-03-25 | 邦画(さ・た)
 象の背中



  あらすじ 
突然、末期の肺がんで余命半年を宣告された48歳の藤山
幸弘は、残された時間をどう生きるか選択を迫られる。
妻と二人の子どもの事はもちろん、建設会社の部長として
精魂傾けてきたプロジェクトも気掛かりだ。しかし、結局
は延命治療を拒否し自分なりに人生を全うしようと決断
する。激痛に耐えながら心残りのないように最後の別れを
告げておきたい人たちを訪ね歩く幸弘だったが、妻の美和子
には事実を言い出せずにいた。

【出演】
役所広司、今井美樹、塩谷瞬
南沢奈央、井川遥、高橋克実
白井晃




  感想  ※ネタバレ注意

死期を悟った象は群れから離れ、ひっそりと最期を迎える場所
を探して旅立つというが、果たして人間にそんな潔い真似が
できるだろうか。



はじめは本当に泣ける映画なのかなって思って観ていたんですけど
役所広司演じる藤山幸弘の愛人役で井川遥が登場したところで
ボクのこの藤山幸弘という役柄に感情移入出来なくなってしまい
最後の最後まで泣けなかったのが残念でした。
まぁ、はじめから泣けるやろうと踏んでたのがダメだったかも
しれないですね(苦笑)。

それに夫婦間の関係がはじめから、他人行儀で冷めた夫婦って
感じなのが、こりゃまた感情移入できなかった1つかな。。
それが当たり前なのか、ウチの家族では考えられない良いお家の
設定にも、やはり感情移入できなかった(そればっかり、笑)

他人行儀だった奥さんとの関係が、急に変わるからかラストの
奥さんに対しての手紙を読むシーンが、嘘っぱちのように
聞こえてしまった…う~ん。
まぁ、死ぬってわかったらそんな風に変わるのも頷けるけど…。
でも娘がチアガールの応援を父親に向けているシーンは泣けます(苦笑)。
何か娘って良いなって思いました。

死ぬことを考えたら、いつのまにかどう生きるかを考えてた。

自分がもし後半年しか生きられないと宣告されたら、どんな行動に
出るだろうか…
まずは色んな整理をしていかなければとは思いますね(そこまで
冷静でいられたらの話ですが…)
後はやはり家族やこの世に残していく人へ何を残すかですね。
残される方が、きっとよっぽど大変ですからね。

秋元康の初の長編小説を映画化した本作、一人の男の生き様が
描かれていると思いますが、これもまた一つの生き方なんだと
思います。
あなたならどんな最後を迎えたいですか?


【評価】
 (4点/5点満点中)

 象の背中 HP

時をかける少女

2008-03-25 | 邦画(さ・た)
 時をかける少女



  あらすじ 
高校2年生の紺野真琴は、踏切事故をきっかけに、時間を
跳躍する能力を得る。
叔母の芳山和子に相談すると、それは「タイムリープ」と
いい、年頃の女の子にはよくあることだという。過去に
飛べる能力。世界は私のもの!と思われたが、クラスメート
の男子生徒、間宮千昭や津田功介との関係に変化が。千昭
から思わぬ告白を受けた真琴は狼狽のあまり、その告白を
タイムリープで、強引に無かったことにしてしまう。3人の
友達関係が続けばいいと考えていた真琴の望みは、厄介な
状況に。叔母の和子は「つきあっちゃえばいいのに」と、
のんきなアドバイス。
真琴はタイムリープで東奔西走するのだが…。

【声の出演】
仲里依紗‥紺野真琴
原沙知絵‥芳山和子
石田卓也‥間宮千昭
板倉光隆‥津田功介




  感想  ※ネタバレ注意

『時をかける少女』は、2006年7月15日に角川ヘラルド映画から
公開された日本のSFアニメ映画である。筒井康隆の同名の
小説を原作としている。
筒井康隆の小説『時をかける少女』が原作であるが、原作の
映画化ではなく、大林宣彦版の実写映画の約20年後を舞台に
した「続編」であるそうだ。



真琴の叔母で、美術館(東京国立博物館)で絵画の修復をする
仕事をしている芳山和子は原作『時をかける少女』のヒロイン
という繋がりがある(ファンは必見かな)

アニメに興味がない人にも、青春映画の傑作としてかなりおすすめ
したい作品に仕上がっている。
多くの賞を受賞したことからも、やはりおすすめの映画です。

前半はタイムリープを使って、ドタバタしながら物語は進んでいく
(この作品のタイムリープの方法が、ユニークで笑えます、笑。)
それとは変わって後半は、3人の仲で揺れる少女が自分の気持ち
に正直になるまでを、うまく表現していて最後まで納得いくような
内容になっていて、うまく出来ていると思います。
アニメだからSFというジャンルが実写よりも、先入観が入り
やすかったからかもしれませんね☆





【評価】
 (5点/5点満点中)

 時をかける少女 HP