昨日の「日銀が蟻地獄に」の続きです。
生産性の向上は何をもたらすか。
ここをしっかりとらえておかなくてはならない。
1、生産性の向上は商品やサービスの価値を低下させる。
生産性の向上は例えば一つの商品を生産するのに必要な労働力量を削減します。労働価値説からして商品の価値低下は商品市場において常に価格の下落を導き出します。よって物価は下がる傾向を示す。
2、生産性の向上は労働力量を減らしますので労働力の余剰を引き起こす。
現在労働力不足が生じているといわれていますが、生産性の向上はこの労働力不足を緩和させるでしょう。労働力不足の緩和は賃金の上昇を阻止する。同時にある産業においては労働力の過剰が生じる。
3、生産性の向上は余剰生産物を作り出す。
生産性の向上は少ない労働力でより多くの商品量を生産する。この拡大した生産による商品量を売らなければ企業の利益は維持できない。
商品はその市場において他の企業との競争にさらされているわけで、生産性の向上により価値の低下した商品はその競争に勝つことを目的にして価格を下げていく。価格が低下すれば同時に市場においてより多くの商品量が生産されるわけだからその商品を大量に販売しなくてはならない。その商品の最終消費は大衆の消費にある。しかし労働者をはじめ勤労国民が生産性の向上により失業したり賃金の低下に陥ったら市場の商品の消費量は低下をする。国は過労死容認法ともいえる時間外労働の緩和をし、さらに残業だおゼロを目指している。
政府が言う労働の規制緩和あるいは労働の生産性はこれを言う。
こう見ると「日銀が蟻地獄に」でリンクした日銀の考え方はパラダイスを描いているだけであり、これまでの金融緩和で描いたパラダイスの二番煎じなのである。
生産性の向上は資本主義の経済的法則ですからとまらないでしょう。しかしこの生産性の向上からの拡大した富を企業が上家とるのか、労働者が受け取るのかによって資本主義の未来は少しは明るいものとなるか、蟻地獄にはまるかに分かれるでしょう。生産性の向上は労働時間の短縮に向けられなければならないのです。
生産性の向上についてはこちらに少し。
生産性の向上は何をもたらすか。
ここをしっかりとらえておかなくてはならない。
1、生産性の向上は商品やサービスの価値を低下させる。
生産性の向上は例えば一つの商品を生産するのに必要な労働力量を削減します。労働価値説からして商品の価値低下は商品市場において常に価格の下落を導き出します。よって物価は下がる傾向を示す。
2、生産性の向上は労働力量を減らしますので労働力の余剰を引き起こす。
現在労働力不足が生じているといわれていますが、生産性の向上はこの労働力不足を緩和させるでしょう。労働力不足の緩和は賃金の上昇を阻止する。同時にある産業においては労働力の過剰が生じる。
3、生産性の向上は余剰生産物を作り出す。
生産性の向上は少ない労働力でより多くの商品量を生産する。この拡大した生産による商品量を売らなければ企業の利益は維持できない。
商品はその市場において他の企業との競争にさらされているわけで、生産性の向上により価値の低下した商品はその競争に勝つことを目的にして価格を下げていく。価格が低下すれば同時に市場においてより多くの商品量が生産されるわけだからその商品を大量に販売しなくてはならない。その商品の最終消費は大衆の消費にある。しかし労働者をはじめ勤労国民が生産性の向上により失業したり賃金の低下に陥ったら市場の商品の消費量は低下をする。国は過労死容認法ともいえる時間外労働の緩和をし、さらに残業だおゼロを目指している。
政府が言う労働の規制緩和あるいは労働の生産性はこれを言う。
こう見ると「日銀が蟻地獄に」でリンクした日銀の考え方はパラダイスを描いているだけであり、これまでの金融緩和で描いたパラダイスの二番煎じなのである。
生産性の向上は資本主義の経済的法則ですからとまらないでしょう。しかしこの生産性の向上からの拡大した富を企業が上家とるのか、労働者が受け取るのかによって資本主義の未来は少しは明るいものとなるか、蟻地獄にはまるかに分かれるでしょう。生産性の向上は労働時間の短縮に向けられなければならないのです。
生産性の向上についてはこちらに少し。
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