遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

私には謎がある

2012-04-09 13:27:26 | 現代美術

雑感の記事の中で

セザンヌについてコメントがあって気が付いたんだが

人って

いろいろわかっているのだろうか

分かっていないのは私だけだろうか?

と思うことがいろいろある

セザンヌもそう

セザンヌと言う絵描きを尊敬し

近代絵画に父として  やはりすごいや

と言うのはよく聞いて

分かったような顔をしてフンフン聞いてきたけれど

実は実にわからないんだ

キュビズムもそう

カラマゾフの大審問官もそうだ

だいたい大審問官がカラマゾフの中で最も大事な部分だって

常識みたいな雰囲気だけど

ええ!? そんなの聞いたことないよ

私は高校生の時はドミトリー目線で読んでいた

この偏執狂ぶり 情欲のとりこ 父親との葛藤

高校生にはわかりやすい入り口だったのだろうが

意を決してこの謎解いてやると言う意気込みがないと分からない

そういう分からないことは どっさり放り投げて暮らしているのが現実だ

人はどうなんだろう?

でも

大審問官の問題はD・H・ロレンスも投げたらしい

で くだらねえと 捨てたらしい

何も同じ土俵でぐちゃぐちゃ考えることはないし

ドストエフスキーは 西洋的ではないし

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2 コメント

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ふうーん。 (Unknown)
2012-04-09 15:50:58
ふうーん。
[E:leo]様 (遊工房)
2012-04-09 18:09:26
これ正教会からの評価は高いらしい
どこが正教会の考え方とぴったりなのか知らないけれど
ゾシマ師(アリョーシャの師匠)の考え方は日本人にはわかりやすい気がする
大地の愛と救済ってロシア独特なんだろうか
そうみたいだけれど

本来この話
アリョーシャが主人公で
後編の予定ではテロリストになって
断頭台に消えるんだ

19世紀後半は そういう時代だったのねえ

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