遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

マレーヴィチの変遷

2011-01-17 08:33:39 | 現代美術

Img296

全体像を

考えるのに

年を追って

絵を見ると分かりやすいと思う

絵描きは皆

最初頃は

印象派風だったり

ナビ派風だったり

少し前の様式で描く

Img297

生涯学習系はずっと同じところにいたりもする

マレーヴィチのキュビズムは

こいう金属的なグラデーション

レジェの影響?

と思ったが

ソ連の革命後農民が機械化を推し進められた

それについての戸惑いの表現とか

そんな解説もある

Img298行きつくところ

右のようになった

平面構成?

シュプレマティズムというんだそうだ

日本にもこういう風な

抽象画描く人いたっけ

絵の前で

????

なんだけれど

格好いいのもあれば

Img299それだけで納得でいいやと思うが

私はこういう絵を描きたい気持ちはわからない

右上の

黒い正方形というのは

その後の絵の

サインに使われるくらい

マレーヴィチその人の象徴らしい

右のみたいな絵なら

描いてもいいかな

次のKINY洋画会の課題はこういうことか?

でも私は

デザインの勉強の平面構成?

と思ったり

セーターのデザインにどうよ

Img300とか思っちゃう

やがて

人物はこうなるんだがこれは1928年から

30年ころ

↓の記事で紹介したのが1909年のもので

BUNNKAMURAに来たもの

画集には1912年ころの

Img302じような鎌をがある持つ農夫の絵がある

人物はますます

顔がタマゴ

シュプレマティズムっぽくなる

1270931304 こんなの

マグカップのデザインに

いいとか

思ってしまう

 

 

 

 Img301_2 こんな風景

絵本にどう?

とか

私の考えは不純かも

晩年

顔が

Img303_2ネサンス風に克明に描かれるようになり

服装とかは

シュプレマティズム風

右の絵は

最後の自画像なのだけれど

(一番上の絵も自画像)

この衣装だって

そう言えなくもない

こういうふうに全体を見ると

画家は色々考えるんだなあ

と思った

本には革命との関連が書かれ

1922,3年以降の芸術家にとって厳しい時代  まるで

魂を売って 時の権力に迎合したように書いている解説もあるが

そんなことはありえない

俗物が自分と同じ穴のむじなにしたいだけだろう

黒の正方形に行っちゃったら

もう

描写するような絵を描いたら堕落のように言うのはおかしい

いつだって自然も人間も 描いてみたいものに違いないし

かりによ

自分のなかにないモチーフを描けと言われたら

???

そこには何があるだろうと

探求したくなるものだ

 

本当に嫌なことをやらされるなら

死んでしまいたい

そういう絵になるだろうな

 

あああ

戦争に駆り出されて

人殺しをさせられた人はそういう目にあったんだわ

 

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