遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

地震の時の地鳴り

2011-05-03 08:30:08 | 日本の本

わが家は この筑波山の西のほうにあります

島村先生の本によると筑波山の近くの地震時の地鳴りは有名なんですって

Miyayama091122

ここのどこかに東大の地震観測所があるそうだ

先生も地震時の地鳴りを聞いたらしい

 

地震の時 独特の音がするよ

 

わが家はこの地鳴りに 共鳴するつくりになっているらしくて

地震の時は 家も鳴るのよ

 

おばさんちもそう

 

でも 地鳴りは まるでめまいの前兆のような独特の音で

来るぞ!

って いつも思う

筑波山は 基盤岩が地表に出ている場所だからだそうだ

 

上に堆積物のたまっている東京などでは

その音は吸収されるので聞こえないんだって

わが家が立っているところは 小貝川流域の田圃があるところから

少し高いところにある

それでも よく揺れるところだ

 

地震の被害を見ていくと  揺れる 筋ってあるんじゃないの?

という気がした

軟弱地盤はよく揺れるというのはわかるけれど

ほかにも要素があるような気がしていた

 

震度表が発表されると

よく わが筑西市が 大きい震度で出てくる

本震の時だって

何で距離的には離れているのに 震度が6強も出るんだと思い

北のほうに 伝わりやすい筋があるように思った

栃木にも震度6強域があったもの

 

それが

揺れが 地中でどう反射するか  どういう密度の物質を伝わるか

という仕組みもあるらしい

 

なるほどなあ

地震学って 謎が エンドレスに展開するなあ

 

面白かったのは

(不謹慎ですみません)日本海の向こう側の震源の地震が

東日本のほうが大きく揺れた地震

それは 震源がすごく深く そこから海を伝わるより

プレート

(それが太平洋プレートの深いところは ユーラシア大陸の下のほうにももぐっている)

それを伝わったんだ!

 

そういうことか!

 

地球を 立体視しなくちゃ

 

芸予地震のとき 若い画家は広島にいたのだが

広島の揺れ方も

マグニチュードや 発表された震度では測りきれない増幅された揺れがあったようだ

広島市の北の方だって

 

彼は広島市の北のほうにいた

彼が 怖がりだったんじゃないんだ

 

今頃

かわいそうだったね 怖かっただろうね と思う

親ばかチャンリン

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