おはようございます。エルです。
先日読んだ本。

唯川恵『途方もなく霧は流れる』
現在は『霧町ロマンティカ』と改題されて文庫本で出ているようです。
リストラにあった五十間近の主人公が父親の残した軽井沢の別荘に移り住み、残りの人生を模索しながら生きていくのですが、
さまざまな出逢いのなかにやがて思いもよらぬ真実が現れてくる。
頭の中に霧がかかったような
という言い回しがありますが、霧が晴れて行くときには、見たかったものだけでなく、知りたくなかったことも知る事があるのかもしれません。
自分は、唯川恵というと恋愛小説の人というイメージでした。
この本もその要素をふんだんに盛り込んではいますが、
一番は親と子の関係に焦点が合っている気がします。
親としての自分と子どもの時の自分、
これらが主人公とその周辺で1つのテーマとして姿を変えながら幾度もたち現れる。
それと、犬がでてくるんですが、これが犬好きにはたまらない。
うちの子も老犬なので、人と犬の関係って、愛情って、と考えました。
この頃は新聞の書評に載っていた本をよく借りたり買ったりしているのですが、
あまりハズレが無いように思います。
もっとも10冊読んで面白くなくても11冊目で面白い本に当たるなら、
もう10冊ハズレ本を読み続けるというのがモットーなエルであります。
これは映画でも同じスタンス。
自分の年齢を考えるともう人生も折り返し地点を過ぎているので、もっと効率良くと考える人もいるかもしれませんね。
それでも決して読むスピードが遅くはないと思っているので、急がば廻れで読むのです。
それに、合わない本は途中で万年筆のペン先が紙に引っ掛かるようにつっかえて読むのを断念しますから。
ええと、そんなわけで(どんな訳だ?)最近読んだ佳品の紹介でした。
今日の良いこと・なんとか風邪をなだめて起床し、仕事へ行くことが出来ました。まだまだ暖かくして過ごします。
皆様に幸運を!
先日読んだ本。

唯川恵『途方もなく霧は流れる』
現在は『霧町ロマンティカ』と改題されて文庫本で出ているようです。
リストラにあった五十間近の主人公が父親の残した軽井沢の別荘に移り住み、残りの人生を模索しながら生きていくのですが、
さまざまな出逢いのなかにやがて思いもよらぬ真実が現れてくる。
頭の中に霧がかかったような
という言い回しがありますが、霧が晴れて行くときには、見たかったものだけでなく、知りたくなかったことも知る事があるのかもしれません。
自分は、唯川恵というと恋愛小説の人というイメージでした。
この本もその要素をふんだんに盛り込んではいますが、
一番は親と子の関係に焦点が合っている気がします。
親としての自分と子どもの時の自分、
これらが主人公とその周辺で1つのテーマとして姿を変えながら幾度もたち現れる。
それと、犬がでてくるんですが、これが犬好きにはたまらない。
うちの子も老犬なので、人と犬の関係って、愛情って、と考えました。
この頃は新聞の書評に載っていた本をよく借りたり買ったりしているのですが、
あまりハズレが無いように思います。
もっとも10冊読んで面白くなくても11冊目で面白い本に当たるなら、
もう10冊ハズレ本を読み続けるというのがモットーなエルであります。
これは映画でも同じスタンス。
自分の年齢を考えるともう人生も折り返し地点を過ぎているので、もっと効率良くと考える人もいるかもしれませんね。
それでも決して読むスピードが遅くはないと思っているので、急がば廻れで読むのです。
それに、合わない本は途中で万年筆のペン先が紙に引っ掛かるようにつっかえて読むのを断念しますから。
ええと、そんなわけで(どんな訳だ?)最近読んだ佳品の紹介でした。
今日の良いこと・なんとか風邪をなだめて起床し、仕事へ行くことが出来ました。まだまだ暖かくして過ごします。
皆様に幸運を!