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Heart Forest

日常生活の中でちいさな楽しみを探して行きます。

霧というもの

2019-02-09 13:26:56 | 読書
おはようございます。エルです。

先日読んだ本。

唯川恵『途方もなく霧は流れる』

現在は『霧町ロマンティカ』と改題されて文庫本で出ているようです。


リストラにあった五十間近の主人公が父親の残した軽井沢の別荘に移り住み、残りの人生を模索しながら生きていくのですが、

さまざまな出逢いのなかにやがて思いもよらぬ真実が現れてくる。


頭の中に霧がかかったような

という言い回しがありますが、霧が晴れて行くときには、見たかったものだけでなく、知りたくなかったことも知る事があるのかもしれません。


自分は、唯川恵というと恋愛小説の人というイメージでした。

この本もその要素をふんだんに盛り込んではいますが、

一番は親と子の関係に焦点が合っている気がします。

親としての自分と子どもの時の自分、

これらが主人公とその周辺で1つのテーマとして姿を変えながら幾度もたち現れる。


それと、犬がでてくるんですが、これが犬好きにはたまらない。

うちの子も老犬なので、人と犬の関係って、愛情って、と考えました。


この頃は新聞の書評に載っていた本をよく借りたり買ったりしているのですが、
あまりハズレが無いように思います。

もっとも10冊読んで面白くなくても11冊目で面白い本に当たるなら、
もう10冊ハズレ本を読み続けるというのがモットーなエルであります。

これは映画でも同じスタンス。


自分の年齢を考えるともう人生も折り返し地点を過ぎているので、もっと効率良くと考える人もいるかもしれませんね。

それでも決して読むスピードが遅くはないと思っているので、急がば廻れで読むのです。

それに、合わない本は途中で万年筆のペン先が紙に引っ掛かるようにつっかえて読むのを断念しますから。


ええと、そんなわけで(どんな訳だ?)最近読んだ佳品の紹介でした。




今日の良いこと・なんとか風邪をなだめて起床し、仕事へ行くことが出来ました。まだまだ暖かくして過ごします。




皆様に幸運を!

寝ながら

2019-02-09 10:43:23 | 日記
おはようございます。エルです。


今朝は起きてから薬にたどり着く迄(部屋を暖める、お粥を食べる)が長く感じました。


具合が悪いなあと震えている時間が長くて、起き上がるとか、ひょいとエアコンつけるとか簡単な動作に移れない。

それでも寒い寒いと感じながら何故か本を1冊読み終わり、
そこから食事を経て薬にありつけた!
(ジャンキーか!)

吐き気止めと鎮痛剤が、食後服用というのは辛い。

普通に考えて、吐き気止め飲まないと食べられないと思う。

飲むとお腹が空いてくるので、太ったらどうしてくれるんだ!と謎の逆ギレをしてしまいました。


大人しく寝て、明日は働きに行かねば!です。




今日の良いこと・昨日に引き続き、母がお粥を作ってくれたこと。
これを梅干し3個位で食べます(何故しょっぱくない梅干しを買っちゃったんだ?母よ)。
そのあと薬飲めばオッケー(たぶん)。

ひたすら寝ブログですみません。
身体を横にするだけで楽になる人体の不思議さよ。







皆様に幸運を!