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Heart Forest

日常生活の中でちいさな楽しみを探して行きます。

どんな薬にも毒がある

2021-01-22 12:19:06 | 映画・ドラマ
こんにちは。

エルです。

今日の良いこと・先週に続き家の犬を動物病院へ連れて行きました。
耳の中の爛れは大分良くなったようで、ひとまず治療はおしまい。今日も先生の手に噛みついていた(汗)。

タイトルは映画『サイドエフェクト』から。

セレブな生活から、夫の逮捕で一転どん底に突き落とされた女性。
うつ病を発症し、夢遊病の症状もあってある日釈放されたばかりの夫を刺殺してしまう。
彼女はクリニックで新しい薬を処方されたばかりだった。

薬の副作用で夢遊病が酷くなったのか?

殺人が心神耗弱によるものとされ、処方した精神科医は職を追われる。

ルーニー・マーラー、ジュード・ロウ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズと、ちょっと癖のある俳優陣。

口元のアップでシワひとつないキャサリンが逆に怖くなりました。

どんな薬にも副作用(サイドエフェクト)はある。
話が二転三転するのだけど、最後の着地点がそこだとは。



今日は暖かいはずなのに部屋のなかが寒いなあ。



皆様に幸運を!



森の中のドア

2021-01-15 10:11:21 | 映画・ドラマ
ステイ ウィズ ミ~♪
それは『真夜中のドア』。

おはようございます。

エルです。

ホラー映画『トビラ~悪霊の入り口』観ました。

The Door in the Woodが原題。

一人息子を特別な子どもたちが集まる私立学校に入れるために引っ越してきた夫婦。

特別というのか、ちょっとじっとしていられないとか、口より手が先に出る感じで、そこのところは詳しくは描かれていませんでした。

で、アンティーク好きな奥さんが家族ハイキングで行った森でドアを見付けて家に持ち帰り・・・。

いや、ドラえもんの国の人だって、森の中にポツンとドアが立っていたら持ち帰らないよ。

結局おっかない場所からのどこでもドアだったし。

結局全てお前のせいじゃんかよ。
って映画でしたね。

胡散臭そうな白いスーツの霊媒師の彼だけがちょっと癒しでした。
というか、それだけ凄い力を持ってるんなら、こんな夫婦に関わるなんて危ない橋を渡らないで、
タロットカード占い師で十分食べていけるじゃん。ちょっとした恋のお守りなんかも作れるだろうし。

この夫婦はもうアレなんで、
霊媒師さんは今後もっとソフトな道を歩んで頂きたい。

以上、感想でした。


今日の良いこと・お休みが取れたので今日はいつにも増して荒ぶる愛犬を動物病院へ連れていくことが出来ました。
耳の中が腫れていて(これも殆ど持病)お薬を入れてもらい、来週もう一回診察です。
いつになくお嬢がバイオレンスで先生の手にまで噛みついていた(汗)。
先生曰く甘噛みの範疇だとか。
済みません。



皆様に幸運を!






3月の陽気?こちらは風が冷たい。

2021-01-14 18:32:44 | 映画・ドラマ
こんにちは。

エルです。


今日の予報では3月の陽気ということでしたが、時々冷たい時雨が降ってきたり
昼過ぎには風が強くなったりで

そうだよなあ、3月は春とは名のみなんだよなあと思いました。

わたくしも3月の生まれですが、生まれた朝は雪が降っていたそうな。



今日の良いこと・明日休むのを可能にしてくれた同僚にお礼を言ったら
「へ?何も何も~」と言われました。
職場では私が年下の皆さんにいじられるキャラなので真顔になられるのも新鮮。

そう、今日の仕事帰りには風が冷たくなってきて
帰宅後にいつもの昼寝をする気がせず(家のなかで私の部屋が一番寒い)、漫画を読んだり、ホラーを観たりしておりました。
ホラーはもうちょっとで見終わります。
たぶん。

昔からB級だろうが何だろうがホラー好き。
そもそも何をもってA級ホラーって言うんだろ?

突っ込み処満載で、低予算で、というホラーばかり観てきたかも。

それでも怖かったなあと頭に残るのは
生き残った人間が大型ショッピングセンターに逃げ込むゾンビもの、
古い映画なんだけど悪魔が物凄く怖かった『パラダイム』、
タイの『心霊写真』も怖かった。怨念には仏教でもかなわない。


おっと、熱く語ってしまったかも。



皆様に幸運を!


台北の街の物語

2021-01-09 10:24:02 | 映画・ドラマ
おはようございます。

エルです。

今日の良いこと・朝はとっても寒かったですが、水道の凍結は無かった。
ゴミ出しの日だったのですが歩いてみても普通の冬の朝。
愛用の綿入れ(若者には「どんぶく」と言っても通用しなかった。方言なのか?ドテラと言うとわかる)を着ていたから寒くなかったのかな。



台湾映画『西門に降る童話』を観ました。

地下が恐ろしくて地下鉄には絶対乗れない風変わりな浮浪者、通称(西門の)キング。
何故かお金はたくさん持っていてビルからお札をばらまく。

お金を拾おうと集まる人々のなかで両手を広げてお札の雨を受けているような姿が印象的です。
顔はチベットスナギツネに似てるといわれた俳優の眞島秀和に似てる(と、思う)李李仁。

彼は何故地下に降りられないのか。
そしてお金があるのに何故浮浪者なのか。

そこに街角でスタイリストのような仕事をしてお金を稼ぐ女の子と、金持ちの男をつかまえようとしてはだまされる母親との物語が重なります。
女の子の稼いだお金を平気で自分のバッグに入れる母親(「アンタには友だちも人生もある。だけどアタシには何もない!」と怒鳴る)。

台北には1度だけ行きましたが、排気ガスが凄くて空気が悪いのを除けば
どこかちょっと昔の日本のような人情味のある優しげな街。
まあ、両親の知人宅に滞在して下にも置かぬおもてなしを受けたからかもしれないですが。

地下鉄も皆きちんと並んで、ドアが開いても誰も割り込みなんかしません。

まあ、それは置いといて。

失ったものは元に戻らないけれど
それでも童話のようにハッピーエンドではありました。

映画のなかでチャイコフスキーのくるみ割り人形を流すところはよいなあと思いました。



皆様に幸運を!

その総てが駄目なわけじゃない

2021-01-04 14:58:03 | 映画・ドラマ
こんにちは。

エルです。

今日の良いこと・今日は昨日に続いて頭痛でしたが、背中に小さなカイロを貼って、薬を飲んでなんとかなりました。
今日まで休みの企業もあるのか、お客様が少なかったのも幸いしたかな?

仕事の終盤は咳が出そうになったので、買っておいたニュージーランドのハーブのシロップを飲みました。苦くはないけど美味しくない!

さて、タイトル。
小津安二郎『お茶漬けの味』を観ました。
戦争が終わってどのくらい経つのか、一億総中流がうたわれる前のちょっと上流家庭(たぶん)の奥様が主人公。

女子高を出たらお見合いをして嫁ぐのが一般的とされた時代。

奥様は姪っ子を連れて友人のお店に買い物に行ったり、適当な理由をでっち上げて(身内が盲腸になったとか)温泉へ行ったりしている。

なんとなく夫には物足りなさがあり満たされない。

しかしなあ、家事は全部住み込みの女中さんがやってくれる。

旦那さんがご飯の上にお味噌汁をかけて食べたのを見て、
「そんな食べ方は嫌だわ!」とヘソを曲げる。

何様だよ?な話なんだけど、
旦那さんは何もかも分かっている。

終身雇用や年功序列、そんな時代の、それでもまだまだ女性に優しい物語じゃないかな。

ラストの、女中が寝静まってから、夫婦で台所に忍び込んでお茶漬けの材料を探すところがとても良かった。

お見合いでこんな、人間の出来た夫と巡り会えたのなら良いじゃないかと思った。

本人も良いところから嫁いできてお金に不自由していないようだけど、
まあ、何様だよ?な映画(笑)。

なんだろうな、この後の時代でもっと男尊女卑だの、セクハラだのが出てくるのかな?
それとも「人による」ってことか。



皆様に幸運を!