水色ブログ。

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『ライオンキング』福岡公演 2009/8/29 前楽

2009年08月31日 | 劇団四季のコト。


ついに8月30日、福岡での『ライオンキング』が千秋楽を迎えました。
千秋楽のチケットが手に入らなかったため、その前日のマチネが私たち
親子にとっての福岡・千秋楽となりました。



入場の際にもらったカードには、千秋楽を迎えての挨拶文とともに
ポストカードが。組み立てるとフレームのようになり飾ることができます。


そしていよいよ開演。
前楽ということもあって、観客の人たちの意気込みが違う感じがしました。

『ライオンキング』のオープニングは、毎回涙が出るほど感動します。
長老ラフィキの歌と共に、サバンナの動物たちがステージ上、そして
客席の後ろから次々と登場します。今回の長老ラフィキ役は青山弥生さん。
まさにオリジナルキャストと言える方です。彼女のラフィキが見られるなんて
それだけで感動。すでに涙ウルウルの私。

そして悪役スカーは、これまたベテランの村俊英さん。
彼の声は本当に悪役にぴったりな、そして上質な声です。
スカーを演じる俳優さん達は、みんな個性的で、それぞれの
持ち味を十分に出しているので、毎回楽しませてもらいました。

今回1番楽しみにしていたのが、主役のシンバ役。
千秋楽に来るであろうと予想していたとおり、田中彰孝くんが
シンバで登場!!そう!この人を待っていたのです。

四季のキャストは1週間ごとに更新されます。
1週間ごとにすべてがガラッと変わることはないものの、
どの俳優さんがいつ出演するかは、全くわかりません。
次の週には別の作品に出ることもあり、いつもキャスト表をHPで
チェックしては一喜一憂している私です。

それでも『ライオンキング』の重要なステージの時には必ずと言って
いいほど、シンバ役は田中くんなのです。今回もそれを期待しつつ、
なぜか口に出すと逃げて(?)しまいそうなので、心の中にずっと
閉じ込めておきました。

1番最初に見た『ライオンキング』は田中シンバだったのですが、
当時は四季の俳優さんなど全く知らなかった私ら親子。それからは
ずっと別の俳優さんが演じるシンバ役だったので、今回やっと出会えた!
といった感じだったのです。

田中シンバ。声・歌・演技・ダンス・そしてバランス良くついた筋肉、
すべてにおいて、最高のシンバでした。彼が舞台上たった1人で歌う
『終わりなき夜』という曲は、本当に最高でした。今回の座席は最前列の
左端。シンバはこの曲をステージの左端で歌い始めるのです。田中くんの
歌声を、目の前で堪能することができました。あぁ、もうたまらん。極上の幸せ。

そうこうしている内に、ステージも段々とクライマックスへ。
「あぁ、終わらないで!」という気持ちも強まってきて、感動してるんだけど
寂しさも込み上げてくる…。

ラストのプライドロック頂上でのシンバの雄叫び。
あぁ、田中シンバがやっぱり最高!彼は本当に素晴らしい俳優さんです。

感動の涙なのか、別れを惜しむ涙なのか、ごちゃまぜで分からないまま
ついに舞台は終わってしまいました…。拍手がいつまでも鳴り止まない。


そして、千秋楽の特別カーテンコール。
レーザー光線でステージの幕にシンバが映し出され、
再び幕が上がると、ステージ上には動物たちが次々と登場し、
メインのキャストたちも順に登場。スカー役の村さんの挨拶が
あり、その後も何度となくカーテンコールが。
会場内はスタンディングオベーション。俳優さんたちも観客も
皆が笑顔。拍手はなかなか鳴り止まず、最高のカーテンコールでした。


帰りは放心状態…。
それでも、私にとっては最高のキャストで見られた喜びと、
舞台の余韻に浸って、本当に幸せな気分でした。


翌日、本当の千秋楽。
チケットがないものの、劇場に隣接してあるホテルに宿泊した
私ら親子は、チェックアウト後にふらふらと劇場へ…。

開演3時間前なので、ロビーにはまだ誰もいませんでしたが、
千秋楽の準備は整っておりました。


ロビーにはたくさんのお花が。

「千秋楽まであと○○回」という表示が「ご声援ありがとうございました」に
変わっていました。


あぁ、またいつか『ライオンキング』を見たいなぁ…。
そして田中彰孝くんを、私ら親子は今後も応援したいと思います!!


ちなみに、こちらで田中シンバの歌声をちょこっと聞くことができます。



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