東京２日目のメイン・イベントは「キャッツ」観劇。
五反田キャッツシアターにて午後１時開演。
キャッツシアターは、ＪＲ五反田駅から徒歩８分。
開演２０分前に五反田駅に到着した私たちは、ひたすら
走りまくり、汗まみれで劇場に到着。開演１０分前。
チケットは、あらかじめネットで予約していたのですが、
発券してもらはなくてはいけない。ところが、その引き換え窓口が
１つしかなく、１０人ほどの行列が…。
なかなか列が前へ進まず、気は焦ってばかり。
ようやく順番が来て、チケットをもらったのが５分前。
急いで入場し、とりあえずトイレへ直行。
トイレを出た瞬間、開演のブザーが鳴り出して、もう必死！！
自分の座席に座ったのが、１分前。本当に。
始まる前のワクワク♪ドキドキ♪な余韻が、違った意味での
ドキドキでした。（←単なる動悸。）
それでも、辺りが暗くなり、猫たちがあちこちからソロソロと
登場し始めると、もうワクワク状態。
大きなステージがぐるっと回転する。前方のお客さん達も
座席ごと移動。もう、そこからは猫達の素敵な歌と踊りに
感激しまくっていました。う～ん、歌ももちろん覚えてるぞ！
タロウも最初は必死で見ていました。ところが、東京タワーから
ここまでの運動のせいか、歌が始まってしばらくすると、
目を閉じてスヤスヤと眠り始めてしまいました…。午前中に
あれだけ歩いて、お昼ごはんも食べ、汗まみれで走った後だから
仕方ないか、と。
で、私はゆっくりと観劇に浸ろうと思っていたのですが、
しばらくすると「グゥ～～～。グゥ」と隣から聞こえてくる。
息子のイビキが始まってしまったんです。これはマズい！！
と、何度か身体を動かしてみたりしたんですが、もう眠りから
覚めそうにありません。歌がガンガン響いている時は大丈夫だけど、
たまに、劇場内がシーンと静まりかえる時があり、その時はヒヤヒヤ
でした。イビキが聞こえそうになったので、思わず鼻をつまんだら、
「グフッ！！！」と余計に大きな音になっちゃって…。
おかげで前半は、あまり集中して観ることができませんでした。
途中の休憩で叩き起こし、ロビーまで歩かせて水を飲ませ、
ようやく目覚めた息子。なんだか可哀想ではありましたが。
後半はバッチリ観ることができました。
劇中で流れる名曲「メモリー」は本当に素敵な美しい曲です。
流れるたびに、涙が出ました。
ちょっとした猫のセリフや、客席と一体化した猫の世界も、
時代と共に変化しているようで、だからこそ２５年間も演じ続け
られているんだな、と感じました。
２５周年を祝うケーキのオブジェ
猫たちの写真がシッポ付きで飾られていました
ハッキリ言って、これといったストーリーはないのですが、
どうしてここまで魅了されるんだろうと、不思議に思えるくらい。
今回で３回目の「キャッツ」ですが、
まだまだこれからも機会があれば観たいと思うミュージカルです。
息子よ！母さんに付き合ってくれて本当にありがとう！！
〈追記〉
劇の途中、ラム・タム・タガーという、ちょっとカッコつけた猫が
客席から１人ステージに引っ張りあげて、クルクルとダンスを踊り、
再び客席まで連れて帰るシーンがありました。どうやら、毎回
行われているそうです。
でも、すごく強引でありながらしっかりエスコートしてあげてる
ラム・タム・タガーの姿を見て、「キャ～！私もさらわれたい！」と
本気で思った私。猫なのに…。
←ポチッとお願いします♪
