ここ数年、身体中のあちこちの関節の痛みに悩まされていました。
肩や手首、指先、膝など、ひどい時は夜中に眠ることもできないほど。
指先だとペンが持てない。痛みは、2~3日我慢すれば、まるでウソの
ように消え去ってしまいます。そして、しばらくすると再び別の関節が・・・。
レントゲンでも、骨には異常なし。血液検査でも、炎症反応なし。
動かせないほど痛いのに・・・。
痛みは仕事が終わった夜や、休日だったりすることが多いので
仕事の緊張やストレスが原因だろうと思っていました。
また最近痛みが襲うようになり、今度は今までなかったみぞおち部分。
息をするだけでも痛くてたまらず、また病院で血液検査を受けました。
そして、ようやく2年目にして結果判明。
「関節リウマチ」でした・・・。
「リウマチ」ってのは、高齢の人がなる病気だと思っていました。
今回初めて知ったのですが、これは免疫系の病気だそう。
身体の中にある免疫が、本来ならば外のウイルスや病原菌と戦うはずなのに、
この病気の場合は、自分の身体の組織を攻撃してしまう。
放っておくと、やがて骨が曲がってしまい、内臓までも悪くなってしまう
恐ろしい病気です。
私の場合は、まだ初期の段階なので、薬できちんと治療をすれば
骨が曲がることもなく普段通りの生活ができるようです。
飲む薬も、ごく少量なので副作用の心配もなし。
ただし「完治」する病気ではないそうです。
結果が分かったその夜は、正直眠れませんでした・・・。
大病を経験したことのない私にとって、不治の病というものが
自分の身に起こってしまったことが信じられませんでした。
隣でグースカ寝ている息子を見ながら、将来の事を考えると
不安でたまらなくなりました。夜中に考え事をするとロクなことに
なりませんね。
薬が効いてるおかげで、痛みからは解放されました。もうこれは
何よりです。
きちんと治療をして、前向きにこの病気と付き合っていくしかないんだと
自分に言い聞かせるようにしています。
これからは健康マニアとなって、骨を鍛えるためにカルシウム摂取に
励みたいと思います。